ドラマ「Until We Meet Again~運命の赤い糸~」で水泳部の先輩後輩を演じ話題となったBounとPrem。その2人が初主演となる「EvenSun」は、借金取りと債務者のラブストーリーという面白い設定に。今作について、Premに撮影中のエピソードやBounについての話を聞いた。
「知りタイ! 教えて! タイBL」Vol.95 Boun スペシャルインタビュー
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僕とは正反対の役を演じるのはすごくおもしろかったです
■ドラマ「Even Sun」で、Bounさんとの主演作が決まった時の心境を教えてください。
「主演をしたことがなかったので、最初はすごく緊張しました。でも、それと同時に主演ができるチャンスを頂けてすごく嬉しかったです」
■台本を読んで、どんなことを思いましたか?
「すごく面白かったです。タオ島内での借金取りという役は、僕にとってかなり新鮮でした」
■Sunという役どころはご自身と似ているところはありましたか?
「う~ん…。そこまで似ていないかな。Sunという役は、かなり怒りっぽい人物ですし、思ったことをすぐに口にするんです。でも、僕はあまり言わないですね」
■そうなんですね。では、演じるのは大変でしたか?
「少し、大変でした。演技をして撮影をして、それを見返した時は、また演じ直したいなって思ったことが多かったんです。でも、撮影中は全力だったので、できる限りやれたので、満足しています」
■特に大変だったのはどんなシーンでしたか?
「ほぼ外での撮影だったので、強い日差しの下で撮影をしなければならないことも多かったんです。あるシーンでは崖に立って撮影をしなければならなかったのですが、雨がそろそろ降る予報で急がなくちゃいけなかったんです。そこはちょっと焦りましたね」
■どんなに大変なシーンでも、Bounさんと一緒だからスムーズにできたなと思うことがあったと思うのですが、いかがですか?
「それは、すごくあると思います。さらに、他の俳優さん達のおかげでもありますね。ワークショップを経て、もっとお互いを知ることができたので、すごくスムーズに撮影をすることができました」
■Bounさんとは、どんな話をしましたか?
「まず、このドラマをやりたいか、やるべきかどうかを話しました。今はまだ他の仕事がないから、面白かったらやってみようと話していて。そこでこの「EvenSun」は主演ということだったので、ビックリしましたが、やらせていただくことにしました」
■監督とはどんなディスカッションをしましたか?
「今回は、かなりたくさん話をしました。P’Aodはコミカルな演技について、いろんなアドバイスをくれました。なにより、僕の意見をしっかりと聞いてくれるんですよね。それぞれのシーンに対して、どんな意見があるかを聞いてくれるので、一緒にどうやってやっていこうかを決めていきました」
■楽しかったシーンや、休憩時間のお話を教えてください。
「猿とのシーンはすごく印象的でした。僕は今まで猿にここまで近づいたことがなかったので面白かったですね。ただ、ほぼ出ずっぱりで休憩がなかったので、オフショットの話があまりなくて…(苦笑)」
■主演ですからね。さて、このドラマを通じて、どんなことが伝われば嬉しいですか?
「このドラマを観てくれた人が、幸せを感じてくれたら嬉しいですね。観たら笑顔になって、笑って一緒にハッピーになってくれたらいいなと思っています。それだけでも、目標達成です!」
– 後編に続きます!-
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Text ⇒ 吉田可奈
翻訳=Pongsakorn Wongchankit
取材協力=千葉泰江、Mai Nanthanukul
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【プロフィール】
■Prem Warut Chawalitrujiwong
プレム・ウォルート・チャワリットルティウォン。1998年3月8日生まれ。出演作は、「Untill We Meet Again~運命の赤い糸~」(2019年)、「The Yearbook」(2021年)、「7 PROJECT」(2021年)など。
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【DRAMA Information】
EvenSun
Rakuten TVにて、全話配信中
【配信サイト】
https://tv.rakuten.co.jp/special/evensun/
全6話
脚本:チョーティップ・ネートジャルーン(Chawthip Natcharern)
監督:バンデッド・ソンディ(Bhandit Thongdee)
英題 :「Even Sun Series」
邦題:「EvenSun」
出演:ノッパナット・ガンタチャイ(ブーン)、ウォルート・チャワリットルティウォン(プレム)、ロンシー・リー(ロンリー)、ナタット・タンジャルーン(トップ)、パリンヤー・アンサナン(コック)、ウィーラパット・トゥームマニーラット(テー)、パパンゴーン・サグンソン(パック)、チサヌポン・スークシリ(アース)、タナワット・ハッチャリーラハー(タイガー)、ワラゴーン・ワルンジャルーントーン(モーン)
©Studio Wabi Sabi. All rights reserved.
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★タイドラマ連載「知りタイ! 教えて! タイBL」Vol.06 「Until We Meet Again ~運命の赤い糸~」紹介記事はこちら
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https://awesomemagazine.jp/2020/08/28/