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    2025年11月22日 ホリプロ所属若手俳優による初の対バンイベント『Horipro Actors “BAND” Live Festival!』開催! バンド「Sokuseki」「The Onedays」の熱いステージをライブレポート!!
    The Onedays

     大手芸能事務所「ホリプロ」所属の若手俳優による対バンイベント『Horipro Actors “BAND” Live Festival!』が、11月16日(日)に東京・duo MUSIC EXCHANGEにて開催。今年2月に行われた「ホリプロ」所属の若手俳優やアーティストが、歌やダンスなど、普段は見せない一面を披露するイベント『Horipro Actors Live』、通称『ホリアク』に登場したバンド“Sokuseki”、“The Onedays”が1日限りの復活を果たした。awesome! WEBでは昼公演の模様を詳細レポート!

    樋口幸平
    樫尾篤紀

     開演時間になるとまだ薄暗いステージに人影が現れ、それが1組目のThe Onedaysのメンバーとわかると観客が色めき立つ。お揃いのオリジナルロックTシャツを着た樫尾篤紀(Gt.)、藤田ハル(Ba.)、橘優輝(Key.)、そして、この日体調不良のためやむなく出演を見合わせた皆藤空良に代わるサポートドラマーの佐藤亮輔(mM7th)が定位置につき、ドラムのカウントからサザンオールスターズ「涙のキッス」がスタート。イントロをバックにボーカルらしく後からステージに登場した樋口幸平が、観客の声に応えるように手をあげてスタンドマイクの前に立つと、甘い歌声を響かせる。スローテンポの楽曲を一音、一音丁寧に確認しながら演奏するメンバーたち。その様子をファンたちも音に合わせて体を揺らしながら見守っていた。

    藤田ハル
    橘優輝

     「皆さん、The Onedays帰ってきちゃいました」とちょっと照れた笑顔で報告する樋口。客席から温かな拍手おくられ、4人は声をそろえて「皆さんこんにちは、The Onedaysです!」とあいさつする。The Onedaysというまさに1日限りというイベントにちなんでつけたバンド名だったが、まさかの“2日目”になったことを笑い話にしながら、樋口はこの日、欠席となってしまった皆藤に言及。「彼もほんとにすごく練習をしていて、彼自身、一番つらいと思いますし、その想いを背負って僕たちは全力で音楽を届けるべきだと思っています」と熱い想いを明かした。

      「皆さんと一緒に盛り上がれれば、空良も喜んでくれると思います!」(樋口)という言葉から始まったのは菅田将暉「さよならエレジー」。2月の『ホリアク』では披露していなかった新曲だ。ハンドマイクの樋口がステージを動き回る場面や、楽器隊も1曲目よりは余裕ができたのか、客席を見て笑顔を浮かべる場面などもあり、徐々に会場の雰囲気もほぐれていった。

     樋口がメンバーに「どうですか?」と声をかけると、橘は「すごく緊張してる」と告白し、会場に笑いが起きる。樋口もリハーサルの時は緊張していなかったが、本番では客席と観客の距離があまりに近いことに驚いたと漏らす。ただ「歌ってるときはめっちゃ楽しい」と笑顔を見せた。

     ここで樋口から今回の演奏が全部で4曲であることが告げられると、残り2曲ということで観客がざわつく。「早いですよね、僕らも思いました」と共感しつつも、4曲でも練習するのは大変で、ミュージシャンに対して尊敬の念が芽生えたと話すと、舞台袖から「お前もカッコいいよ!」とSokusekiのメンバーからエールが飛ぶ場面も(笑)。違うチームとはいえ、ともに俳優業の合間を縫って練習してきた仲間として、イベントを盛り上げていた。

     後半戦は、2月の『ホリアク』でも披露されたマカロニえんぴつ「恋人ごっこ」に加え、ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」もパフォーマンスされた。イントロのギターサウンドが象徴的な楽曲で、樫尾のギターに続き、藤田のベース、橘のキーボードが一つずつ重なっていき、そこに樋口の歌声が乗る。サポートドラムの佐藤がそんな4人の音をしっかりと支えながら、熱い演奏が繰り広げられた。

    Sokuseki

     2組目のSokusekiもThe Onedaysとはデザイン違いのお揃いのオリジナルロックTシャツを着て登場。定位置に着くと、サングラスをかけたドラムの駒木根葵汰が軽くジャブを打つような音を鳴らし、それに観客が湧くと、島村龍乃介がギターを奏でて、BUMP OF CHICKEN「天体観測」からライブをスタートさせる。ボーカルの鈴木曉はイントロに乗せて「楽しんでいきましょう!」と観客に呼びかけ、原曲とはちがうオリジナル感のある歌い回しでSokusekiならではの歌を聴かせる。日向亘(Ba.)とPerth Nakhun(Key.)も真剣な表情で演奏をしながらも、軽快なサウンドをつむいでいく。The Onedaysからの勢いもあり、1曲目から大きな盛り上がりをみせた。

    鈴木曉
    島村龍乃介

     鈴木は「どうもSokusekiです!」とあいさつをすると、「みんな一人ひとりの動きがほうき星のように美しかったです!」と、「天体観測」の歌詞を用いた気の利いたコメントをする。「楽しむ準備できてますか!」「イエーイ!」と観客とコールアンドレスポンスも交わし、「熱い熱い恋がしてぇな!」と言い放つと、2曲目のTOKIO「LOVE YOU ONLY」へ。さすが、普段からWATWINGのメンバーとしてステージに立っているだけあって、ライブの運び方が上手い。イントロからこぶしを上げてステージと客席の一体感を生み出す。「LOVE~」は2月の『ホリアク』でも演奏していた曲で、観客も乗り方を分かっていてコールを入れる場面も。鈴木の歌に合わせて日向が演奏しながらコーラスも入れ、2月の時よりも安定感が増した駒木根のドラムが演奏を引っ張っていた。

    日向亘
    パース・ナクン
    駒木根葵汰

     「龍ちゃん、どうよ調子?」と鈴木が尋ねると、島村はカッコ良くギターで返事。「葵汰、元気?」(鈴木)に、駒木根はわざとちょんとシンバルを叩いて笑いを起こす。「どうよ、日向調子は?」(鈴木)に日向もベースで反応。「どうよ、Perthくん?」には、Perthが耳馴染みのあるフレーズを弾いて答えるが、鈴木は曲名が分からずに「分からん。でもいい音楽だね。心が豊かになる」とまとめていた(笑)。

     「ここで生き様みせていこうと思うんで」という鈴木の熱いメッセージから、SUPER BEAVER「人として」が演奏される。これまでのSokusekiにはなかったスローテンポの曲で、沸き上がるような熱さのあるパフォーマンスを見せる。そして、ラストはORANGE RANGE「イケナイ太陽」と緩急のある展開で観客の心をがっちりつかむと、最後は会場一体となっての〈Na Na Na〉の大合唱で大団円となった。

     演奏がすべて終わるとThe Onedays 、Sokusekiの2バンドのメンバー全員がステージに集合。しばしトークタイムで、和気あいあいと今回のイベントについての振り返りなどをする。そんな中、駒木根が「皆さんにお話ししないといけないことが」と切り出し、2026年3月7日(土)、8日(日)の2日間、東京・品川ステラボールで次の「ホリアク」が開催されることを発表し、ファンからは喜びの歓声が上がった。「今までとは違った形での『ホリアク』になる」(駒木根)とのことで、出演者の発表などは後日となるが、その日を楽しみに待ちたいと思う。

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    撮影:Ryuya Amao
    文:瀧本幸恵


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    【公式サイト】
    https://stellacasting.jp/news/3566/


    【Instagram】
    https://www.instagram.com/horiproactorslive/


    【X(旧Twitter)】
    https://x.com/horipro_hal


    【TikTok】
    https://www.tiktok.com/@horiproactorslive



    Horipro Actors “BAND” Live Festival!
    アーカイブ配信中!!

    ▼視聴ページ
    https://l-tike.com/horiproactorsbandlivefestival/

    ▼販売期間・視聴期間

    昼公演
    販売期間:11月15日 (土) 10:00 –11月23日 (日)19:00JST
    配信日時:11月16日 (日) 14:00 – 15:30JST
    アーカイブ終了日時(最大):11月23日 (日) 23:59JST

    夜公演

    販売期間:11月15日 (土) 10:00 –11月23日 (日)19:00JST
    配信日時:11月16日 (日) 18:00 – 19:30JST
    アーカイブ終了日時(最大):11月23日 (日) 23:59JST

    ▼チケット料金
    各公演 ¥3,500+手数料 ¥520

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