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    2026年1月30日 YU、31歳のバースデーライブ『Be YU, Be YOU』開催! Live Streaming配信も決定!!

     〝あなたってこういう人だよね〟なんて人から決めつけられるのはイヤだけど、自分で自分を客観的に語るのは結構難しい。難しいと知りながら投げた〝自分らしさ〟についての問いに、YUは少し考えて「曲を重ねるにつれて、僕にしか出せない世界観が強くなっているなと感じるから。音楽においては、僕が生きている世界」と答えた。

     2ヵ月後、『Be YU, Be YOU』と銘打ったバースデーライブの1曲目に演奏されたのは「弱虫」。この曲を作る前も、リリースしてからも、〈この弱さは強さだと〉何度叫んできたのだろう? 愛用のギターをギュッと握って振り絞るように、噛み締めるように、そしてエンディングに向けて迫力を増していく歌声を聴いていたら、YUのむき出しの決意を手渡された気がした。


     このライブでは、曲に合わせて使用する楽器をセレクト。曲ごとに雰囲気をガラリと変えてみせた「nova」「アシアト」「梅雨のち晴れ」は、YUのヴォーカルとギター、サポートメンバー・杉本雄治(ONCE)のキーボードとアコギと足元のリズムとコーラス、2人で奏でる音楽の可能性に挑んだブロックだったと思う。

     一方、「remembering」「心鏡」「懷疑愛 Doubt About Love」「Blue Lover」は、歌と鍵盤というシンプルな構成で披露。俳優とミュージシャン、2つの顔を持つYUだからこその表現力で、それぞれの曲の主人公の心情を繊細、かつ大胆に描いていく。

     中でも「懷疑愛 Doubt About Love」の恐ろしくドラマチックなキーボードと、アグレッシブなヴォーカルの火花散る絡み合いは、4年前に放ったハードなギターロックサウンドを凌駕する強烈なインパクトで、終始胸が高鳴りっぱなしだった。同じくデビュー当時から本当に大事に聴かれてきた「Blue Lover」は、原曲の空気を纏いつつ、より愛おしく、より切なく、ブラッシュアップ。あたり前みたいにフロアへマイクを向ければ、観客もあたり前みたいに中国語でシンガロング。〝僕〟とたくさんの〝あなた〟で最強の今を響かせる。

     振り返れば「Blue Lover」だけじゃなく、この日のライブはずっとそんな特別な瞬間の連なりだった。プラス、英語、日本語、中国語の曲が並んでいても1ミリも違和感がないのも、グローバルに活動するYUならではだよなぁ。

     後半戦の幕開けは、全力参加がマストのロックチューン「envision」。杉本が紡ぐイントロのメロディに手拍子が起こり、ギターを抱えたYU が煽るまでもなく会場は大音量の歌声に包まれる。この時点で既に本日のクライマックス確定なのに、ラスサビ前のブレイクでYUがぶん投げた挑戦的な煽り「東京ファイナル、もっといけるよねぇ!」によって、duo MUSIC EXCHANGEに集まった全員のギアがグググイッと上昇、ライブは未知なるゾーンに突入。

     同じ編成でも、昨年のツアーを上手になぞるようなステージにはしたくない。前回までのスタンディングNGのホールから、なんでもありのライブハウスへ。ギターを弾いて歌う曲を増やし、新たなアレンジやパフォーマンスで自分らしさを見出しつつ、過去最高を更新し続ける。『Be YU』の中には間違いなく〝vs YU〟が含まれていて、YUの己との戦いに終わりなどないのだ。

    そして『Be YOU』。満員御礼のオーディエンスもまた、心のままに、自分らしく。「心鏡」のお馴染みの大合唱(しかも超美声!)はもちろん、あの曲にこんなコールが! 盛大なクラップが! 歓喜の悲鳴まで!? 最終的には、YUがライブタイトル『Be YU, Be YOU』を叫べば、「Love YU, Love YOU!」と返す、みたいな謎のコミュニケーションも登場していて。これからさらに増えるかもしれないし、変わっていくのかもしれない。しかし戦うYUを応援するだけではなくて、一緒に歌ったり、踊ったり、飛び跳ねたり、めちゃくちゃ笑ったり、自由に楽しむ余白が、どの曲にも、みんなの心にも、生まれているんだなぁと思う。

     YU曰く、「フルバンドでやったら大変なことになっちゃう。もっと楽しくやれる絵が想像できます」だそうなので、『Be YU, Be YOU』はのびしろしかないようだ。

     〈呆れるほど弱い僕〉の葛藤を詰め込んだ「夢中」は、情熱的にギターを掻き鳴らしながら。流れていく日々の中、自分の時間だけが止まったように感じた時に作った「ひとりごと」は、たっぷりの間合いを含んだアカペラ+最小限の音数で。アプローチはまるで違うのに、どちらも膝小僧を突き合わせた距離感というか、浸透率というか。僕の歌が、今日のライブが、明日を笑って過ごせるひとつの理由になったら嬉しい。本編最後の2曲は、まだほんのちょっとだけかもしれないけれど、目の前のみんなの未来を照らす光になりたいんだっていう覚悟の曲へと、やさしい進化を遂げていた。

     アンコールでは心躍る発表が。2月21日20時、このライブの配信が決定。31歳を祝う誕生日ケーキと心温まる〝happy birthday to you〟の合唱、映画『ザ・カーズ』にちなんだ本気の怖い話、MCの合間に手馴れた様子でギターをチューニングする姿など、レポートに書ききれなかった素敵&面白場面は、是非配信でご確認を。

     ライブの余韻として耳の奥に残り続けるラストナンバーが最新曲「Your Giver」で、なおかつ〈君影〉=〝理想の自分のその先へ進もうとする意志〟が明確に込められた楽曲だったことが、なんだかとても誇らしい。そうなれば当然、次のライブ、さらなる新曲を切望してしまうわけですが……。演奏前にしたお別れのMCの感触だと、2026年は役者の仕事をめっちゃ頑張る心構えのようで。「情報が届くのを待っていてください」と話すYUはほんっとに幸せそうで。映画やドラマでは役の人生を生きる姿を、音楽ではYU自身の生き様を、私たちは多面的に見て聴いて感じることができるのだと思い直した。現在のYUには、そんな期待感を掻き立てられずにはいられない不思議な求心力と説得力がある。

    文:山本祥子

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    Live Streaming配信決定!

    「YU 31st Birthday Live Event-Be YU, Be YOU-」Live Streaming

    配信日:2026年2月21日(土)
    配信時間:20:00~
    詳細:https://liveship.tokyo/yu31stbirthdayliveevent_beyubeyou/

    *本配信は、事前に収録した映像の配信となります。
    *本編映像には、イベントの舞台裏に密着したメイキング映像が含まれます。
    *今回の配信は多言語での字幕対応はございません。


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    『YU 31st Birthday Live Event-Be YU, Be YOU-』

    <日程>
    2026年1月18日
    [1] 14:30開場 / 15:00開演
    [2] 18:30開場 / 19:00開演

    <会場>
    東京・duo MUSIC EXCHANGE

    <セットリスト>
    1.弱虫
    2.nova
    3.アシアト
    4.梅雨のち晴れ
    5.remembering
    6.心鏡
    7.懷疑愛 Doubt About Love
    8.Blue Lover
    9.envision
    10.夢中
    11.ひとりごと
    EN1.Your Giver

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    【プロフィール】
    YU
    ユー(楊宇騰YU/ヤン・ユータン ユー)。1995年1月3日生まれ。愛知県出身。2020年8月に台湾でミュージシャンとしてデビュー。2021年に俳優デビュー。2021年8月から日本での活動も開始。2026年1月13日にシングル「ひとりごと/Your Giver」をリリース。現在、映画『ザ・カース(THE CURSE)』『インコンプリート・チェアーズ』が公開中。


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    2026年1月13日発売のCD「ひとりごと/Your Giver」から「Your Giver」制作エピソード、さらに1月16日公開の日本台湾合作映画『ザ・カース』について聞いた巻頭特集号です!

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