

韓国の6人組ボーイズグループ82MAJOR。2023年10月にデビューし、メンバー全員が楽曲制作に携わり、確かな歌唱力と高いダンスパフォーマンスを武器に、人気を高めている。韓国での単独公演は即完売。2025年7月には北米25都市を巡るツアーを成功させるなど、グローバルに活動の幅を広げている。そんな中、2025年9月に日本公式サイトおよびファンクラブをオープンさせ、日本での活動を本格化。2025年12月21日に日本初となるファンミーティングを行い、2026年2月12日、14日には大阪と東京で『82MAJOR CONCERT in JAPAN』を開催する。そんな82MAJORのメンバー、ナム・ソンモ、パク・ソクジュン、ユン・イェチャン、チョ・ソンイル、ファン・ソンビン、キム・ドギュンに、来日タイミングでインタビューを実施。彼らがどんなチームなのかを教えてもらった。

■初めに82MAJORの紹介をお願いします。
チョ・ソンイル「“82MAJOR”というチーム名には、国際電話をかける時の韓国の国番号“82”に、“メジャー”をプラスして、韓国でメジャーになり、さらに世界に羽ばたくという想いが込められています。ヒップホップをベースに、曲やステージ、すべてを自分たちで考えて作り上げているグループです。今のアイドルの中では、一番HIPなグループだと思います」

■メンバー個々についても知りたいので、2025年10月発売のミニ・アルバム『Trophy』にちなんで、今、隣に座っている人の「トロフィーをあげたい」くらい素晴らしいところを教えてください。
パク・ソクジュン「イェチャンはいつもテンションが高く、パワフルでエネルギッシュです。自己紹介の時『グループのエース』と言うのですが、作曲の能力が高く、いつでもみんなを明るくパワーアップさせてくれる存在です」
ユン・イェチャン「ソンモの素晴らしいところは、責任感が強いところです。自分の中で『これはやる』と決めたことは、必ず最後までやり遂げます。特に2025年は責任感を持って活動している姿をよく見かけたので、そのことにトロフィーをあげたいです」
ナム・ソンモ「ドギュンはまず顔がかわいいです(笑)。それから、本当に努力家です。今回、日本での活動のために、メンバーの誰よりも日本語の勉強を頑張っていました。音楽への情熱が溢れていて、チームではメインボーカルを担当しているのですが、最も多彩な歌声の持ち主だと思います」

キム・ドギュン「ありがとうございます(照笑)。ソンイルさんは僕たちの頼れるリーダーです。ダンスがとても上手で、メインダンサーを務めています。そして、みんなのことをいつも心がけてくれる優しい人です。昨日、メンバーでドン・キホーテに行ったんですけど、僕はスケジュールの都合で行けなかったんです。そしたら、僕が欲しいと言っていたものを覚えてくれていて、買ってきてくれました。時間が少ししかない中、自分で買いたいものもあったはずなのに。感動しました」
ソンイル「ソンビンは音楽に対しての情熱が素晴らしいです。普段からたくさんの音楽を聴いていて、曲もたくさん書いています。それから、メンバーの中で日本語が一番上手です。日本に来ると、他のメンバーは分からない日本語をソンビンに聞くのですが、何度も聞いてしまうことがあっても、怒ることなく、全部教えてくれます。今回の日本でのファンミーティングの準備をする時には、日本語のMCを頑張るだけでなく、自分のパートで周りに迷惑がかからないようにと、すごく熱心に練習をしていました。そのようにすべてにおいて努力する姿勢が素晴らしいと思っています」
ファン・ソンビン「ソクジュンは自分がやるべき仕事や、練習があったら、絶対にやり切る人です。とても頑張り屋さんです。大した友達です(笑)。『Trophy』に収録された“Need That Bass”という曲は、LA(アメリカ・ロサンゼルス)でのソングキャンプで作ったんですけど、ソクジュンが最初に作業部屋に入って作業を始めて、トップラインを作って、みんなを先導してくれました」

■メンバーで楽曲制作をしているそうですが、主にどのように作業を進めているのですか。
イェチャン「最初の頃は、ソングキャンプのように、メンバーみんなで一つの空間に集まって作っていくスタイルでしたが、徐々にメンバー個々の実力がついてきて、今は一人ひとりが自分なりのやり方で作って、出来上がったものをメンバーで聴いて、それに対するフィートバックをしながら作っていくというやり方に変わりつつあります」
■「この人はこれが得意」というような、それぞれの役割などもあるのでしょうか。
イェチャン「あります。全員できますが、特にソンイルさんとドギュンさんはメロディラインを作るのが上手いです。例えば、自分が作った曲で、ここにメロディが欲しいという時は、『任せるね』と言うと、書いてくれます。ラップ陣は、自分のパートのリリックを書きますし、ソンモさんはすごくきれいなトップラインを書くこともできます。なので、それぞれが得意なところを分担して作っていく形です」
■歌詞はどのように作っていくのですか。
ソンモ「歌詞はテーマに合わせて書くので、昔はみんなで作ることもあったんですけど、今は、テーマに沿ってメンバー各々が書いてきて、それを一度集めて、そこからよりいいものをピックアップして完成させるやり方になっています」
■曲のジャンルとしてはヒップホップが多いと思うのですが、普段、聴く音楽もヒップホップが多いのですか。
ソンビン「聴く音楽はメンバーそれぞれいろんなジャンルの曲を聴いています。その音楽に影響を受けて作ったのが、今の僕らの曲なのだと思います」
■そうすると、今後はヒップホップ以外のジャンルの曲も増えていくのでしょうか。
ソンビン「はい。もちろんです」

■日本での初めてのファンミーティングはどうでしたか。とても盛り上がっていましたね。
ソクジュン「これまで日本ではリリースイベントやコンサートはやったことがあったのですが、ファンミーティングは初めてで、『どうなるんだろう?』と思っていたら、皆さんの声援がすごくてびっくりました」
イェチャン「ソクジュンさんが言ったように、歓迎してくれる声が本当にすごかったです。ファンミーティングはコンサートとは少し違って、皆さんが楽しんでくれている姿がよく見えて、より僕たちのことを愛してくださっていることが感じられました。僕たちのことを受け入れてくださっていることが感じられて、とても幸せでした」
ソンモ「二人と全く同じ感想ではあるのですが、それにプラスアルファするとしたら、それぞれの曲に決まった応援の仕方(掛け声の入れ方など)があって、それを全部やってくれて、一緒に歌ってくれたことがとても印象に残りました。びっくりしました。あと、風船を使ったゲームをしたのですが、その時は本当に怖くて、自分がファンミーティングのステージにいるという事も一瞬忘れてしまいました(笑)」
ドギュン「まずは日本の82DE(ファンネーム)にファンミーティングを通してお会いすることができて本当にうれしかったです。皆さんがいっぱい応援してくれてとても感動しました。客席に降りて、皆さんの近くにも行ったのですが、すごくきれいでした。声をたくさん出してくれる方が多くて、日本の方にイメージしていた静かな姿ではありませんでした」
ソンイル「ファンミーティングということで、パフォーマンスを見せるだけではなく、ゲームをしたり、ファンの皆さんと一緒に作っている感じがすごく良かったです。また82DEの皆さんと一緒にできることを考えたいと思います」
ソンビン「みんなと一緒に楽しんでいる感じがして、すごく楽しい時間でした。ゲームをする時も、パフォーマンスをする時も、一緒にこの空間を作っているという気持ちが感じられていい時間でした」
■ちなみに、ソンビンさんはなぜそんなに日本語が上手いのですか。
ソンビン「子どもの頃から日本のアニメをよく観ていたら、自然と話せるようになっていました。特に勉強をしたことはないんです。中学生の時に日本を旅行して、ちょっとしゃべってみたら伝わって、『僕は日本語ができるんだ』と思いました(笑)」
イェチャン「僕たちもソンビンが日本語を話せるって知らなかったんです。日本デビューが決まって、メンバー内で日本語の勉強をしようという話が出た時に『僕、できるかも』って言って、みんなでびっくりした記憶があります」

■日本の音楽にはどんなイメージを持っていますか。
イェチャン「以前は、日本の音楽と言うと、J-POPかバンド音楽を思い浮かべたのですが練習生の時、日本人の練習生の友達がいて、その人からBAD HOPを教えてもらったんです。川崎を拠点にしているヒップホップグループなんですけど、それを聴いた時、日本は本当に多様なジャンルのアーティストがいるんだなと思いました」
■好きな日本のアーティストはいますか。
ソクジュン「米津玄師さんが好きです。特に“LADY”が好きです」
ソンモ「ONE OK ROCKが好きです」
ドギュン「優里さんが好きです。声がカッコいいし、歌詞もいいです」
イェチャン「昔から活躍されている方なのですが、僕はMINMIさんが好きです。“アイの実”は、僕が日本の曲の中で一番好きな曲です。それから昔からずっとNujabesさんも大好きで、LPも何枚か持っています」
ドギュン「僕はJUVENILEさんが好きです」
ソンビン「JUVENILEさんは82MAJOR全員が好きです(笑)」
ドギュン「コラボもしました(2025年1月24日リリース『Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)』)。僕たちと一緒のホリプロ所属のアーティストさんです」
■日本のアーティストでコラボしてみたい人はいますか。
イェチャン「NIGOさんです。ファッションデザイナーとして有名ですが、音楽プロデューサーもされているので、何かコラボできたら嬉しいです。もしNIGOさんがアルバムを作るようなことがあれば、ぜひご一緒したいです。あと、僕は服とか、アクセサリーとか、家具とか、ファッションも好きなので、音楽以外でも日本のアーティストの方とご一緒できたらいいなと思います」
■日本の好きなところを教えてください。
ソクジュン「日本の地方の街に行った時に、二階建ての小さな住宅がたくさん並んでいる景色を見て、すごく穏やかな街並みだなと思いました。街自体もきれいですし、ロマンを感じました」
イェチャン「地域ごとの特徴的な料理です!いつか時間があったら、各地域のご当地グルメを堪能してみたいです」
ソンモ「もしかしたら、僕が行った場所が特別にそうだったのかもしれないのですが、レストランや食堂などの接客がとても親切で、明るいのがいいなと思います。いつもこちらを配慮してくださって、サービスがいいです。あと、お客さんも、周りの人の迷惑にならないようにという気持ちがあるのかと思うのですが、静かだなと思います」
ドギュン「僕は今、日本語にハマっています。日本語が面白くて好きです。勉強を始めて1ヶ月半ぐらいなのですが、YouTubeを観ながら、独学でやっています」
ソンイル「おいしい食べ物です!韓国のように日本にも様々な食を楽しむ文化があるところが好きです。コンビニに行くと必ず買うくらい好きな食べ物もあります!」
ソンビン「僕はアニメをはじめ、音楽など日本の文化が好きです」

■最後に、今後の日本活動に期待することを教えてください。
ソンビン「もっとたくさんの街に行ってみたいです。日本中の82DEの皆さんと会える機会ができたらいいなと思います」
ソンイル「今度、韓国でコンサートをするのですが、デビューの時から徐々に会場が大きくなっていて、すごく嬉しいんです。日本でも、日本の82DEの皆さんといろんなところで会って、少しずつ会場が大きくなって、最終的には東京ドームのような大きなステージに立つことが夢です」
■共通テーマ音楽コラム「MY POWER SONG」■
ナム・ソンモ/BIGBANG「Last Farewell」
イントロを聴いた途端にテンションが上がります(笑)。この曲のビート感が聴いているだけでパワーアップさせてくれます。ステージに上がる前に聴いて、テンションをあげたり、自分がちょっと落ちているなと感じる時は、必ずこの曲を聴いて気分をあげています。
パク・ソクジュン/米津玄師「LADY」
先ほども好きな曲としてあげましたが、日本に来た時は必ず聴く曲です。MVは米津さんがほぼずっと街を歩いている映像なんですけど、この曲を聴きながら日本の街を歩くと、まるで自分がMVの主人公のような気分になれます。聴くと自分がすごくパワーアップします。
ユン・イェチャン/福居良「I want to talk about you」
パワーソングと言えるかは分からないのですが、僕が日本に来る時、必ず1回は聴く曲です。福居良さんはジャズミュージシャンなのですが、もともと僕はジャズが好きなんです。聴くと気持ちが落ち着きます。
チョ・ソンイル/BSS(SEVENTEEN)「Fighting」
タイトル通り、聴いていると「頑張らなきゃ」という気持ちになる曲です。ランニングをする時や、ダンス練習の時など、この曲を聴いてテンションをあげています。
ファン・ソンビン/HANRORO「사랑하게 될 거야(愛することになるだろう)」
今回の活動の準備をする中でたくさん聴いた曲です。パワーソングというか、「疲れたな」と思った時にいつも聴いています。癒されます。
キム・ドギュン/JUVENIL「Vintage Records」
パワーアップじゃないかもですけど、最近よく聴いています。フィーチャリングがCIKIさんとRIKOさんのバージョンがあるのですが、両方とも好きです。JUVENILさんと僕がコラボさせてもらった時に、初めて聴きました。雰囲気が良くて、聴いていると気分が良くなります。
■プロフィール■
82MAJOR
グループ名「82MAJOR」は韓国の国番号「82」と「MAJOR」を組み合わせたもので、『韓国を超え世界でメジャーになる』という自信と抱負が込められている。2023年10月韓国デビュー。メンバーはNAM SEONG MO、PARK SEOK JOON、YOON YE CHAN、CHO SEONG IL、HWANG SEONG BIN、KIM DO GYUNの6人。メンバー全員が楽曲制作に携わる。ファンダム名は「82DE」。
■クレジット■
Photo 稲澤朝博
Text 瀧本幸恵
Hair & Make-Up Erena Tarumi
Styling LEE JONG HYUN、NOH YOUNG WOO、CHO MIN JI(NEWORDERCORP)
■INFORMATION■
MINI ALBUM 「Trophy」
2025.10.30 Release
1.트로피(TROPHY)
2.Say more
3.의심스러워(Suspicious)
4.Need That Bass
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