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    2020年12月18日 「知りタイ! 教えて! タイBL」Vol.22 「Manner of Death/マナー・オブ・デス」

     タイの映画祭を総なめにした名作映画『ミウの歌~Love of Siam~』の監督の最新作として、さらにすでにカップルとしての共演4度目というMaxとTulが主演を務めることで、放送前から大きな話題となっていた「Manner of Death/マナー・オブ・デス」。すでに3話まで世界同時配信され、その物語の濃密さに惹きつけられている人も多いはず。

     今週はそんなドラマのキャストのみなさんを紹介します。

     まずは、医者で法医学者であるバン。正義感が強く、友人だった塾講師、ジェーンの死の謎を追いかけ、自らも謎の危険に追い込まれていきます。さらに、第一発見者であり、容疑者の1人であるテーンの妖しい魅力に、ブレーキをかけながらも引き込まれていく表情が印象的です。

    バン

     演じるのはパーコーン・タナシーワニットチャイ(Tul)。1992年10月8日生まれ。183cm、愛らしさのある表情と、シャツから覗く肉体美が最高に麗しいセクシーさも持ち合わせています。現在28歳。大人の色香が漂う表情も素敵です。

     そして今作で殺人事件の最有力容疑者となった、テーン。何を考えているか察しづらく、執拗にバンへと近づき、“僕は犯人ではない”と訴えますが、そこに焦燥感はなく、薄く笑いながら話す姿に何が真実なのか混乱させていきます。でも、“何を考えているかわからない”からこそ、探りたくなり、気になってしまうバンの気持ちもよくわかる…。さらにやたら距離感が近く、常にバンを戸惑わせていますが、果たして今後、どう変化していくのか、本当に犯人ではないのか、その言動、一挙手一投足に目が離せません。

    テーン

     演じるのは、ナッタポン・ディロックナワリット(Max)。1994年6月9日生まれ。身長183cm。スラリと伸びたモデル体型のスタイルは目を引き、クールなビジュアルと共に非現実感を漂わせています。プライベートでは、『鬼滅の刃』にハマっているんだとか(出典:『タイドラマガイドD』)。

     この2人は、「Bad Romance」(2016年)「Together with Me」(2017年)「Together with Me:The Next Chapter」(2018年)でもカップルを熱演。この3作品はリンクしているので、2人とも3作品を通して同じ役を演じています。酔った勢いで関係を持ってしまってから、お互いの気持ち、距離が徐々に変化していくという、タイドラマ得意の繊細な感情の揺れを描いた作品になっているのでこちらもチェックしてみてくださいね。何年も一緒に共演しているからか、プライベートでも仲が良く、“MaxTul”で検索をかけると2人のこれまでのエピソードがザックザク…! そこには深く広い沼が広がっているので、ぜひ自らハマりに行ってみてください!

     バンと友人であり、検察であり、死亡したジェーンとも関わりがあったプード。彼は事件に近づくバンに、手を引いたほうがいいと何度も忠告します。それはどんな意味を持つのか――。

    プード

     演じるのはパタラ・エークセンクン(Foei)。1995年5月10日生まれ。2015年にドラマデビュー後、2016年に「Love Songs Love Series」に出演し、話題に。「Theory of Love」(2019年)にも出演しています。圧倒的な目力と存在感で少しの出演時間でも印象を残す、まさに名バイプレイヤー。

     そして、バンの部下役として、看護婦さん達とかわいいダンスをしたり、バンのサポートをする和まし役、オート。

    オート

     演じるのはナッタポン・ピブーンタナキアット(MD)。1995年2月10日生まれ。「My Engineer」での天然全開な医学生を演じたことが記憶に新しい人も多いはず。当時のキテレツなキャラクターとは全く違う、自然体で愛されキャラを熱演しています。

     その他、まだ謎だらけの警部、エム役のサポンアッサワマンコーン(Great)や、

    エム

     今後出演し、大きな鍵となりそうなタット役のプーディス・ウィセーチット(Bhu)

    タット

    など、まだまだ、多くの伏線が張られ、物語はより深く展開していきそうです。

     今作で大人の色香を振りまく“MaxTul”にハマったのであれば、過去作に触れてみることをおすすめします! またあらたな魅力を感じ、その沼から帰還できなくなるはずですよ!(Text ⇒ 吉田可奈)

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    【Drama Information】



    「Manner of Death/マナー・オブ・デス」

    毎週月曜22時より、RakutenTVとビデオマーケットにて1話ずつ配信中

    監督:チューキアット・サックウィーラクン「ミウの歌~Love of Siam~」
    原作:Sammon『Manner of Death』
    キャスト:
    パーコーン・タナシーワニットチャイ(Tul/バン役)、ナッタポン・ディロックナワリット(Max/テーン役)、サポン・アッサワマンコーン(Great/エム役)、ナットワラー・ウォンワーサナー(Mint/ルンティワー役)、チョンニカーン・ネーチュイ(Meiko/ジェーンジラー役)、パタラ・エークセンクン(Foei/プード役)、ナッタポン・ピブーンタナキアット(MD/オート役)、プーディス・ウィセーチット(Bhu/タット役)、デートピシット・チャールコーンアピワット(Putter/ソラウィット役)、スラパン・チャーオパークナム(A/ポー役)
    © WeTV



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    【ライタープロフィール】

    吉田可奈(よしだかな)
    ⇒ エンタメ系フリーライター。B-PASS、awesome!、ファッション誌ほかで執筆中。『2gether』をきっかけにタイBLの沼にドボン。報告・連絡・相談がウルトラ下手くそなカップルに萌えますが、毎回テレビに向かって「LINE使って!」と叫んでいます。オススメのタイBL教えてください。
    @knysd1980(著書本「うちの子、へん?」発売中!!)
    https://www.amazon.co.jp/dp/4594084079/

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