おいしい料理を通じて、キャスト達が距離をじっくり、ゆっくりと縮めていく「BITE ME The Series」。前回は見どころを紹介しましたが、今回は物語を彩るキャストを紹介します。

　

　まずは、地方で食堂を営む愛する母のもとで育ち、シェフになるという夢を胸に潜め、有名シェフ、Aueのレストランで働くAek。穏やかで静かな性格でありながら、大切なものに対しては絶対に芯を通す強い力を持つ、青い炎を燃やす姿が印象的です。わかりやすいAueのアプローチにも、ゆっくりと心を開いていく姿に、胸をキュンキュンさせた人も多いはず。

　演じたのは“Mark”ことSiwat Jumlongkul。2000年3月30日生まれ。大ヒット作「ラブ・バイ・チャンス／Love by Chance」「ラブ・バイ・チャンス２／A Chance To Love」で、大学生の先輩に驚くほどのアプローチを仕掛けるケンクラを演じていました。このケンクラはAekとは真反対の役。空気を読まずにとにかくアプローチする姿には、元気と勇気をもらえます！　ちょっぴり企みながら先輩を翻弄していく役柄もとってもキュートだったので、ぜひこちらも観てみてくださいね。その他、「ラブ・バイ・チャンス」で共演したPerthとカップル役で「ロスト・イン・ウォーター　神秘の島」（Netflix）という作品にも出演しています。美しく、愛らしさもあるビジュアルはこれからさらに人気が集まるはず！

　そして、有名シェフでいながら、Aekの才能を認め、さらにはその才能をきっかけに惹かれていくAue。大人な雰囲気を醸し出しながら、時に感情的になってしまったり、Aekを前にすると気持ちが溢れて甘えてしまったりとかわいい一面も。育ちがいいからこそ、悪気がない発言でAekを傷つけてしまうこともありますが、ちゃんと非を認めてすぐに謝ることができる素直さも素敵。上司に欲しいタイプ。

　演じているのは、“Zung”ことKidakarn Chatkaewmanee。1992年1月22日生まれ。これま「PREMIKA」(2017)、国際共同プロジェクトで日本（日本での作品は是枝裕和監督が撮影した「十年」）、香港、タイで作られた「TEN YEARS THILAND」（2018年）や「Low Season」（2020年）など、様々な映画に出演しています。実は、Mattnimareというバンドのメンバーでもあり、美しいメロディかつ、力強いサウンドのロックを聴かせてくれています。ＭＶにも出演し、俳優の姿とはまた違う姿を見せてくれているので、検索をしてみてくださいね。

　そして、Aekの友人として、同じレストランに勉強をしにくるVichにも注目。ベビーフェイスでとってもキュートですが、自分がやりたいことに関してはかなり強引に、しっかりと進めていく策士でもあります。とっても細いですがスイーツが大好きで、“ショーケースにあるスイーツ、全部食べられますよ”と強気の発言も（笑）。

　演じたのは、“Toon”ことAtirootj Saengtien。2002年8月24日生まれ。「ラブ・バイ・チャンス２／A Chance To Love」のMeanが出演していたホラーコメディ「Peenak2」（2020）に出演し、坊主姿を披露しています。まだまだ表情にあどけなさが残りますが、たまにドキッとする表情をみせる時も。今後、ドラマのなかでどう変化していくのか楽しみなキャラクターですね。

　ドラマもそろそろ佳境にさしかかってきました。果たしてAekとAueの関係は…？　さらに、彼らが出演する他の作品も一緒に楽しんで観てくださいね！（Text ⇒ 吉田可奈）

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【DRAMA Information】

BITE ME The Series

U-NEXTにて、毎週1話更新中!!


【配信サイト】
https://video.unext.jp/title/SID0058122

全12話
出演：ズン・キダカーン・チャットゲーオマニー、マーク・シワット・チャムローンクン

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【ライタープロフィール】

吉田可奈（よしだかな）

⇒ エンタメ系フリーライター。B-PASS、awesome!、ファッション誌ほかで執筆中。『2gether』をきっかけにタイＢＬの沼にドボン。報告・連絡・相談がウルトラ下手くそなカップルに萌えますが、毎回テレビに向かって「ＬＩＮＥ使って！」と叫んでいます。オススメのタイＢＬ教えてください。@knysd1980（著書本「うちの子、へん？」発売中!!）https://www.amazon.co.jp/dp/4594084079/

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