11月5日より全国順次公開される長編映画初主演となる『DANCING MARY ダンシング・マリー』について、共演者の印象や撮影エピソードなどをインタビュー。さらに、最近のご自身の変化などもお話いただきました。
■今作では共演者も豪華ですが、なかでも石橋凌さんは圧倒的な存在感でしたね。
「すごくカッコ良かったですね。カメラが回っている時は、迫力のあるアニキでしたが、回っていない時も、頼りがいのあるアニキだったんです」
■特にどんな時に感じましたか?
「撮影した時は極寒だったんです。ほぼ外での撮影でしたし、アニキの格好はものすごく薄着なんです。それなのに寒い素振りを全く見せないんですよ。待っている時もすごく圧倒的な存在感でしたし、さらに、白い息が出ないように、氷をなめて演じている姿が、本当にカッコ良くて、あらためて尊敬しました。あの姿を見たら、僕が寒いなんて絶対に言っていられないなって思ったんです。さらに現場での緊張感を優しく包んでくれていたんです。本当に素敵な方でした」
■近くで石橋さんのアクションシーンを見られたことは、俳優としても財産になったと思うのですが、いかがでしょうか。
「圧巻でしたね。アクションだけでなく、立っている姿も凛としていて、すごく画になるんです。石橋さんはミュージシャンとしても活躍されていますが、年齢を重ねて、その存在感がより増していくことを体現してくださっているな、と思いました」
■これは台湾で撮影されたのでしょうか。
「はい。日本と台湾、両方で撮影をしました。日本では真冬の北九州で撮影したんですが、台湾に行ったらすごく暖かくて! 本当に天国のようでした(笑)。さらに、台湾のスタントマンのチームは現地の方だったんですが、みなさん統率がとれていて、本当に見ごたえのあるアクションシーンになったんじゃないかなと思っています」
■オフの時間はありましたか?
「それがまったくなくて…! 帰りにおいしいご飯を食べたくらいですね。この撮影の後、コロナ禍で行けなくなってしまったので、早く海外に行ける世の中になってくれたらいいなと思っています。それが僕の原動力でもあったので、心から願っています」
■そして、共演した山田愛奈さんの存在感もすごく印象的でしたね。まだ若い彼女から得る刺激も大きかったのではないでしょうか。
「すごく神秘的で、この役にピッタリだと思いましたね。撮影当初は19歳だったんですが、その年齢だとは思えないくらい大人びていていたんです。撮影も一緒のシーンが多かったので、常に彼女のお芝居に引っ張られていました」
■ご自身では出せないものを引き出してくれたのでしょうか。
「そうですね。やっぱり、お芝居する相手にかなり左右されることがあるんですよ。カメラの前に立って、相手役がどんなふうに台詞を受け取ってくれるかで、セリフの色も変わってくるんです。そういう意味では、山田さんが醸し出す空気感は、時に美しく、時に妖しげだったので、藤本の反応に幅を持たせてくれたのかなと思っています」
■今、年齢を重ねていくなかで、あらためて、新しく思うことも増えたのではないでしょうか。
「確かに、そうですね。いろんなことを楽しむ余裕が生まれました。特に、撮影ひとつとったとしても、一生懸命やるということだけではなく、次はこうしようとか、より深く考えられるようになったんです。さらに、撮影の瞬間も楽しめるようになりましたし、少し大人になったのかなと思っています」
■プライベートでの変化はありましたか?
「最近は、スマホに依存していたことを問題視して、外の世界を見るようになりました」
■何かきっかけがあったんですか?
「メンバーの山下健二郎が、『スマホ脳』という本を読んで、薦めてきたんですよ。それを読んだらスマホから少し離れなくては、と思ったんです。ただ、まったく見ないのは難しいので、朝と寝る前の1時間は観ないようにするなど、できる範囲でいろいろと気を付けるようにしています」
■さて、今後はどんなふうに年齢を重ねていきたいですか?
「今回、石橋さんと出会ったことで、理想像がハッキリした気がします。石橋さんと海外の映画祭に行ったんですが、シャンパン片手に英語で様々な人とコミュニケーションを取っていて、すごくカッコ良かったんですよ。さらに、映画祭の後に、外国に住んでいる友達に会いに行くと言っていて、“かっけ~!”って思いました(笑)」
■すごい…! きっと、EXILE NAOTOさんも、時間に追われていた時期が過ぎて、今はひとつひとつのことを大事にするフェーズに来ているのかもしれないですね。
「そう思います。もちろん、追われていることもありますが、常に余裕をもって行動したいと思っています」
■ありがとうございました! では最後に読者の方へメッセージをお願いします。
「設定もぶっ飛んでいますし、“純愛サイキック・エンターテイメント”という、新しい衝撃を感じる映画だとは思うんですが、この映画で言いたいのは、人はそれぞれ役割があって生きているとか、その役割をまっとうするために生きている、ということなんです。やっぱり、“形があるものがなくなっても、想いは残る”ということをキレイに描いているんですよね。それに感化される主人公が、僕が演じる藤本なんです。みなさんもこの映画を観て、藤本と同じように感化されてもらえたら嬉しいですね」
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【共通テーマ音楽コラム「冬を感じる曲」】
広瀬香美「ロマンスの神様」
子供の頃に行ったスキー場で、この曲が流れていたのが脳裏に焼き付いていて、今もゲレンデを思い浮かべると、この曲が脳内で流れるんです。僕にとっての冬の想い出の曲です。
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【プロフィール】
■EXILE NAOTO(エグザイルナオト)
8月30日生まれ。埼玉県出身。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSパフォーマー。俳優としてもドラマ・舞台と幅広く活動中。これまでの出演作は、ドラマ「ナイトヒーローNAOTO」「ブスの瞳に恋してる2019」、映画『フード・ラック!食運』『HiGH&LOW THE MOVIE』など。今後は、11月10日に BEST ALBUM『BEST BROTHERS』&NEW ALBUM『THIS IS JSB』のリリース、三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2021“THIS IS JSB”FINAL SEASON(12月 大阪・福岡にて)が控えている。
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【MOVIE Information】
映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』
2021年11月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本・編集:SABU
エグゼクティブプロデュサー:EXILE HIRO
音楽:松本淳一
主題歌:Crystal Kay 「ひとりじゃないから」(ユニバーサル ミュージック/Vigin Music)
出演:EXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHES) 山田愛奈 坂東希 吉村界人 諏訪太朗 武発史郎 瀬口寛之 川島潤哉 カトウシンスケ 小松勇司 山本龍二 木村圭作 國本鍾建 樋渡真司 竹内晶子 三谷悦代 奥瀬 繁 /石橋 凌
配給・宣伝:株式会社キグー
製作:LDH JAPAN
©︎2021映画「DANCING MARY」製作委員会
公式サイト: https://www.dancing-mary.com/
公式Twitter: https://twitter.com/DANCINGMARY2021
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Photo ⇒ 後藤倫人
Text ⇒ 吉田可奈
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