2月3日スタートのドラマ「あせとせっけん」は、“においフェチ”のせっけんの商品開発プランナー・名取香太郎(佐藤寛太)と、重度の汗っかきであることにコンプレックスを抱える八重島麻子(大原優乃)が、“におい”をきっかけに出会い、愛を育んでいく物語。もともと原作コミックのファンでもあったという佐藤が、本作にどのように向き合っているかを明かしてくれた。
■佐藤さんは原作のファンだったそうですが、どんなところに惹かれたのでしょうか?
「このドラマでもそうなんですけど、名取と麻子は物語のかなり早い段階でくっつくんです。でも、そこから特に2人の恋仲を邪魔するような存在も現われず、最後まで、本当にほんわかした気分で進んでいくんですよ。もちろん、シリアスな部分はあるんですけど、そのシリアスなところも、2人がお互いのことを想い合うからこそ起こることで。だから、演じていて、マジで幸せです(笑)。原作を読んでいて好きだからこそ、今回の出演が決まった時には、“自分がこれでやらかしてしまったら嫌だな”と思ってしまって、断ろうかなと一瞬思ったこともありましたけど、今はすごく楽しいです」
■演じる“名取香太郎”は、どんな人ですか?
「“リリアドロップ”という化粧品&バス用品メーカーの商品開発プランナーで、“におい”フェチの青年です。自分の好きなものに対しては猪突猛進で、快活な性格です。そんな彼が麻子さんと出会い、彼女の“におい”に惹かれて“におい惚れ”をします」
■撮影に入る前に、ご自身で何か準備したことはありますか?
「クランクインが予定されていた時期よりも遅れて、少し余裕ができたので、“においって、そもそも何なんだろう?”と思って、TED Talksで“smell(におい)”を検索して、講演を聞いてみたりしましたけど、それですごく詳しくなったとかではないです(笑)。ただ、僕自身も“におい”には敏感で、名取じゃないですけど、事務所のメンバーや、知り合いからいい“におい”がしたら“何の柔軟剤を使ってますか?”って聞いたりはするので、そういう部分で気持ちはわかるな、と。あとは、カッコ良くて、面白くて、でも変態っていう名取のお芝居の参考として、ライアン・レイノルズが出演している作品を観たりもしたました。だけどそんなことより、大原さんと顔合わせをした時“麻子のまんまだ”っていうのが大きくて。今回は、自分で役作りをしてどうするかというより、2人で何ができるか?というのが重要な作品になるんだろうな、と思いました。出会ったばかりなので、そんなにいろんなことが分かるわけではないですけど、大原さんは礼儀正しくて、真っすぐで、そんな中にも自分らしさみたいなものもあって、雰囲気がもう、“麻子さん”でした」
■自分が、というより大原さんと一緒に作ることを大切にされているんですね。
「今回は、麻子さんを、大原さんを大事にする気持ちを大切にしよう、と。この作品自体、麻子さんがいないと成り立たないですから。とにかく、彼女が一番大事だ、という気持ちで演じています。また、大原さんが劇中で本当に素敵な表情をされるんですよ。“目の前にいるこの人を絶対に幸せにしたい、この人を笑顔にしたい、大事にしたい”って、本気で思えるんです。だから、この2人にしかできない空気感があって、この2人だからこその作品に仕上がる気がしています。麻子さんは、不器用で気持ちを隠せない人だから丸裸で、名取も一直線にぶつかっていくから丸裸で、2人とも、気持ちが“丸裸”なんです。そんな2人がお互いに向き合っていく物語なので、演じていて、幸せな気持ちになります。正直、撮影のスケジュールが少しタイトで、体力的にキツイ時もあるんですけど、ここで妥協したくない、大原さんにもっと集中したいとか、そんなふうに思えて。毎シーン、一生懸命やらせてもらっています。大原さんも僕も、もともと原作のファンなので、客観的に“この原作、面白いですよね”っていう感じではなく、“この原作大好き!”という感じなんですよ。そういう方と一緒に作品を作れていることも、すごく幸せです。やっている僕らが一番真剣に原作を受け止めて、この世界観を演じています」
■名取は香りの嗅ぎ分けが得意なので、“におい”からインスピレーションを受けて仕事に活かしていますが、佐藤さんは、日頃から役を演じる上でインスピレーションを得るために何かおこなっていることはありますか?
「今回のように原作漫画がある場合は、原作から思い浮かぶものがゴールになるとは思うんです。でも、それ以外で言うと、やっぱり普段の自分の生活なんじゃないですかね。人と向き合う時にどうするか?ということだと思うので。だから、僕自身と全く違うような役が来たら、どうしても理解できなかったら、どうするんだろう。今後の課題であり、楽しみでもあります」
-インタビュー後編に続きます!!-
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ドラマ特区「あせとせっけん」
MBS:2月3日(木) 深夜1:09~
テレビ神奈川:2月3日(木) よる11:00~
チバテレ:2月4日(金)よる11:00~
とちテレ:2月10日(木)よる10:30~
テレ玉:2月10日(木)よる11:30~
群馬テレビ:2月10日(木)よる11:30~
原作:山田金鉄『あせとせっけん』(講談社「モーニング」所蔵)
監督:渋江修平、熊谷祐紀
脚本:モラル、井上ラテ、池亀三太
オープニング主題歌:チョーキューメイ「3月の花嫁」
エンディング主題歌:天月-あまつき「キミトユレル」-
出演:佐藤寛太 大原優乃
工藤遥 杢代和人 大平修蔵 中田絢千 森優作 /池内万作
制作プロダクション:ギークサイト
製作:「あせとせっけん」製作委員会・MBS
©︎「あせとせっけん」製作委員会・MBS
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【プロフィール】
■佐藤寛太(さとうかんた)
1996年6月16日生まれ。福岡県出身。最近の出演作は、ドラマ「JAM-the drama-」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「シェフは名探偵」、映画『花束みたいな恋をした』『軍艦少年』など。今後は、舞台『怖い絵』(3月 東京・大阪公演)などが控えている。
★オフィシャルサイト
https://www.ldh.co.jp/management/sato_k/
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Photo ⇒ 後藤倫人(UM)
Text ⇒ 瀧本幸恵
Hair&Make-up ⇒ KANA (allure)
Styling ⇒ Masahiro Hiramatsu(Y’s C)
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