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    2023年2月15日 佐奈宏紀 『佐奈とChillり 〜君の心はゆらり〜』アフターインタビュー

     ファンライヴ『佐奈とChillり 〜君の心はゆらり〜』、第一部を終えたばかりの佐奈宏紀にインタビュー!

    ■第一部お疲れさまでした! 気持ちの伝わるライヴでした。

    「ありがとうございます。最初はちょっと緊張しちゃって、カバー曲はいつもカラオケで歌っている曲なのに、歌詞を間違えました(笑)」

    ■そうだったんですね?(笑)第一部を終えた感想は、いかがですか?

    「いやぁ…。舞台だったら1ヵ月くらい毎日稽古に行って練習するっていうのが自信になってるし、演出家さんとか先輩方が僕を観て判断してくださるじゃないですか。“もうちょっとがんばって”とか言ってくれる人がいるんですけど、ライヴとなると、僕が自分で満足するまで終わらないというか、ゴールがないんですよね。ここまでやったけど、本番大丈夫かな?っていう不安につながるんですよ。判断してくれるのが演出家さんを飛ばして直接お客さんなのでね。お客さんが喜んでくれるかな?ってずっと不安でした」

    ■じゃあ、大成功ですね。

    「そうですかね~?(笑)」

    ■ファンの方は佐奈さんが間違えても何が起こっても受け止めてくださるから、もっと甘えてもいいくらいじゃないかと思いましたよ。

    「そうですね。一部を終えて、あらためてそう感じました。ただ、そこに甘えすぎるとね(笑)。今回は普段のふにゃふにゃした自分から外れて、真面目にクールにしっかりと音楽を届けるという目標があったので、そこにふにゃふにゃが混じると目標がちょっと薄れるじゃないですか(笑)。だから甘えすぎないように、二部も気を引き締めていきたいです」

    ■そうでしたか。歌う佐奈さんを観てすごいなと思ったのが、歌によって声も表情も変わるところです。またカバー曲をご自分の解釈で表現しているのもステキだと思います。

    「ありがとうございます(照)。そうですね。僕、歌詞を深読みするのが好きなんですよ。この2人はどんな関係なんだろう?とか、曲が終わったあとに(歌の中の物語が)また最初に戻ってくるんじゃないかな?とか。けっこういろいろと考察するのは趣味ですね」

    ■考察ですか(笑)。ご自分でもジャンルを“Chillポップ”とおっしゃっていましたけど、選曲を見てもそうですよね。

    「好きなんですよ。音楽を聴くのはリラックスしたいときが多いので、ゆっくりお風呂に浸かりながらゆったりとしたジャズとかを聴きたい派なんですよね。ドライブしてても、あんまりガチャガチャした曲はかけない」先ほどのトークでも1人で新潟の温泉にドライブ行ってさみしくなっちゃったんですね?「(笑)1人ということもあったし、プレイリストが全部バラード系の暗い曲だったから、より一層さみしくなっちゃいました」

    ■(笑)。ゲストの井出卓也さん、カッコよかったですね。

    「僕よりもどっしりとしていましたね(笑)」

    ■第二部は井澤巧麻さんですね。

    「今回のライヴをやるにあたって、井澤にはギターの弾き方とか作曲に関してのアドバイスをもらったんですよ。そういう話ができたらいいし、作曲の先輩として一緒に弾き語りもする予定です。その曲は、4~5年前に僕が井澤のライヴに呼んでもらったときに一緒に弾き語りをした歌なんですよ。なので成長した姿を見せることができるんじゃないかな」

    ■では、オリジナル曲のお話も聞かせてください。まず「0時」は、かけがえのないものを失ったことがきっかけとおっしゃっていましたね。

    「忘れたくないけど記憶って薄れていくものだから、歌として形に残すことは、僕にできることかな?と思ったんです。ライヴでもちょっと言いましたけど、もともとは宮下雄也さんのイベントに呼んでもらったときに“佐奈、楽屋で曲作っといて”と言われて、その場で創ったんです。それをブラッシュアップして完成させました」

    ■そうだったんですね。込められているメッセージが本当にステキです。

    「ありがとうございます」

    ■「星影とゆらり」は、シンプルな音ながら、とてもロマンティックですね。

    「あのシンプルな音の流れは、ずっと僕の中にあって。ここにどんなメロディを乗せようかな? どんな歌詞を乗せようかな?とずっと考えていたんですよ。僕の想いと、そこにアイデアをいただいてできた曲なんですよ」

    ■そして「Natchi」はピアノで創ったということですが、ギターで創る曲とはリズムも雰囲気もだいぶ変わりますね。

    「全然違いますよね。僕、ジャズが好きなんですけど、ピアノだとそれが出るというか、ジャジーになるんですよ。僕にピアノを教えてくれた人が、メジャーコードを教えてくれなくて。“佐奈ちゃんジャズ好きなんでしょ? じゃテンションコードだけ教えるわ”と言って、ジャズに使う弾き方しか教わらなくて。それでなんでもジャズになっちゃうんですよ」

    ■それは佐奈さんの武器ですよ。

    「またピアノで曲を創りたいので練習し直します(笑)」

    ■是非! それでは最後に、3月からの舞台『Paradox Live on Stage vol.2』に向けての意気込みをお願いします。

    「前回のvol.1(2021)では、ラップに直接触れるのが初めてで、そういうキャストもすごく多くて手探り状態だったんですよ。どうやったらライヴと本編が混じり合うんだろう?ということだったり、どうやったら原作とは違った舞台ならではの伝え方ができるんだろう?ってことを、演出家の私オムさんとキャスト全員で模索しながら創ったんですね。今回はもう経験者であり、新キャストも増えるんですよ。なのでもっと余裕を持ったパフォーマンスができるんじゃないかな? さらにいいものになるって決まってるだろという自信はあります。キャストがみんな前のめりで腕をブンブン振り回している感じ?」

    ■(笑)。

    「みんな熱いヤツらばかりなので、僕は周りに負けないように一番爆発してやろうと思っています」

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    ファンイベント『天使祭 〜ヒラメキと発明〜』
    4月1日(土) SUBIR AKASAKA TOKYO

    チケット販売情報、公演詳細はhttps://sana-hiroki.com/へ。

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    【プロフィール】
    佐奈宏紀(さなひろき)
    1997年2月25日生まれ。愛知県出身。近年の出演作は、舞台『ちびまる子ちゃん THE STAGE「はいすくーるでいず」』『ドラマチックハイスクール』『Paradox Live on Stage』『「BANANA FISH」The Stage』、ミュージカル『Dear myパパ』、朗読劇『妖琦庵夜話その探偵、人にあらず』など。今後は、舞台『Paradox Live on Stage vol.2』(2023年3月9日~19日 品川ステラボール)などが控えている。

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    【クレジット】

    Text 三沢千晶
    Photo 杉崎恭一
    Hair&Make-up yuto
    Styling 齋藤良介
    Costume
    アイバー
    テンダーパーソン
    メアグラーティア
    ラッドミュージシャン
    レアセル

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