9月1日に公開された白岩瑠姫（JO1）、久間田琳加W主演の映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』の大ヒットを受け、「『夜きみ』大ヒット御礼！“会いに来てくれてありがとう ～from青磁～”」と題した舞台挨拶が開催。ゲストには白岩が所属するグローバルボーイズグループJO1のメンバーが全員応援に駆け付けた。
今作は物語の内容はもちろん、『美しい彼』などを手掛ける酒井麻衣監督の特徴である美しい映像が評価され、公開直後からSNSで「年間ベスト級」「恋愛映画を超える感動」「何度でも観たくなる作品」「新たな傑作」と絶賛の声が続出。登壇した白岩は、この感想を受け、「公開して1週間、みなさんの声が僕自身に届いていますし、みなさんが感動してくれたり、いい映画だったと言っていただけるだけで、本当にあの時に頑張ってよかったなと思います。僕自身、“夜きみ”に出会え、初主演映画がこの映画でよかったなと思っています」と話した。今作の主題歌をJO1が担当したことに関しても、「映画を撮影し終わった後にレコーディングをしたんですが、映画を思いながら歌唱しました。ライブでも披露させてもらいましたが、すごく気持ちが入る、大好きな１曲です」と嬉しそうに話した。
その後MCの「夜が明けたら…」という声の後、舞台上が暗転。再び照明が付いたとき、JO1のメンバーが登場。右から夜空を表現した深い青のスーツを着た與那城奨が、中心に真っ白な衣装を着た白岩瑠姫、そして次第に日が暮れて見えてくる夕焼けの“茜色”を表現した深い赤の衣装を着た佐藤景瑚と、その間の色を埋めるかのようにグラデーションの衣装を身にまとった１１人が並ぶ。MCの「夜が明けたら一番に会いに来てくれました！」との声に会場には大きな拍手が鳴り響いた。
メンバーそれぞれの挨拶では、それぞれの個性が炸裂。川尻蓮が「何度夜が明けても瑠姫くんは家に入れてくれません」と話し、河野純喜はおもむろにマスクをつけると「JO1の丹羽茜こと、河野純喜です」と言い、白岩は「初めておもろいと思った」と発言。さらに河野がそのままマスクを外してもらおうと近づくもそれに気づかず、與那城が「とってあげて」とアシスト。すると白岩はそっとマスクを外し、「茜以来、初めて（他人の）マスクを取りました」と言い、会場は大盛り上がり。佐藤は「夜が明けたら一番にハイキック！」とボケると、メンバーから「韻を踏んでますね」と鮮やかなツッコミを浴びていた。
まだ公開から１週間しか経っていないにも関わらず観たメンバーも多く、中でも金城碧海は大きな衝撃を受けたらしく、「瑠姫くんがカッコよすぎて、茜が手を伸ばして引き上げるシーンは、近くのお客さんが一緒に手を伸ばしていて、僕も伸ばしました！」と報告。さらには、「自分の見えている色が何色かは自由」「概念にとらわれない自由を教えてくれた」と熱く語っていた。河野は「自由に生きる青磁と、葛藤を抱える茜は、今のいろんなことに苦しむ若い人たちを支えるんじゃないかなと思った」と話した。
予告編からずっと考察をするほど待ち望んでいたという豆原は、「“夜きみ”勝手に広報大使、豆原一成です！」と発言。さらに公開日に與那城と一緒に見に行ったことに触れられると、「めちゃめちゃ、キュンキュンしました！ 個人的に好きなシーンが、“時間は永遠じゃないから”と去りながらいう感じが良かったです！」と熱弁。與那城はクラスの窓を開けて急に登場するシーンでは「笑っちゃいました」と話すも、豆原から「奨くんは帰り際にずっと覚えたセリフを連呼していました！」と暴露されるシーンも。大平はこれから見る予定だと話すも、「いま聞いていると、窓を開けて登場して、「時間は永遠じゃないから」と話し、夜が明けたらハイキックってどんな映画なんですか？」と困惑の表情を浮かべ、爆笑を誘った。さらに、誰と見に行きたいかと聞かれると、真っ赤な衣装に身を包んだ鶴房汐恩を指さし、「（青磁ならぬ）“赤磁”がいるので…」と話すと、鶴房がドヤ顔で「“赤磁”と一緒に行きましょう」と約束していた。
イベントでは、該当するメンバーの数がどんどん少なくなるようにお題を選ぶ“以心伝心！Gradationゲーム”を開催。『この秋いちばんの、エモーショナルなラブストーリーと言えば「夜きみ」だ』では全員が挙手し、続いて木全翔也が自信を持って選んだ『夜明けと夕暮れなら夜明けが好きだ』では、與那城、川西拓実、鶴房、佐藤の４人が挙手。まさかの木全が手を挙げないことに全員からツッコまれると、ニコニコしながら「成功ではあるけど（人数を）減らしすぎですね！ 僕は夕方が好きです！」と元気に断言。最後の問題では１人以上３人以下の答えを選ばなくてはならない窮地に立たされるも、川西が「『茜のように、周りの空気を読んでしまうタイプだ』はめっちゃ少ないと思います」と話すと、メンバーから「何てこと言うの！」「ダメなグループじゃないですか！」と総ツッコミ。でも、次第に“そうかも”という空気になり、いざ質問をしてみると、８人の手が挙がり、ゲームは終了。会場が爆笑に包まれると、與那城が「バラエティとしては正解！」とJO1のバラエティ力を示す一幕となった。
メンバー全員が白岩の主演映画を楽しみ、盛り上がる仲の良い姿が堪能できた今回の舞台挨拶。最後に白岩が「公開を迎え、こんなにたくさんのみなさんから素敵な感想を頂けて嬉しいです」「これからも「夜きみ」、JO1の応援をお願いします！」と発言し、イベントを締めた。（文：吉田可奈）
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【MOVIE INFORMATION】
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
絶賛公開中
監督：酒井麻衣
原作：汐見夏衛「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)
脚本：イ・ナウォン 酒井麻衣
出演者：白岩瑠姫（JO1） 久間田琳加 箭内夢菜 吉田ウーロン太 今井隆文 ／ 上杉柊平 鶴田真由主題歌：JO1「Gradation」（LAPONE Entertainment）
配給：アスミック・エース
© 2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会