1月7日放送のドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」（カンテレ・フジテレビ系毎週23時放送）の制作発表が4日、東京都内で行なわれ、出演者の永瀬廉、山下美月、西畑大吾、小関裕太、鹿賀丈史が出席した。
冒頭で、挨拶と共にお正月休みの過ごし方について聞かれると、主人公の天堂昴を演じる永瀬が「大吾と友達2人で初詣に行きましたね。僕、あんまりお正月は外に出ないんですよ。でも友達に誘ってもらったので大吾にも声かけて、おみくじを引いたり、スーパー銭湯に行ったりしました。初めてアカスリしてもらったんですけど、めっちゃ痛いですね。新年早々アイドルがこういう話をするのもあれですけど（笑）、縁起がいいなと思いながら」と笑いながら話すと、昴の親友・草壁友也を演じる西畑は「僕はアカスリじゃなくて、手押しのマッサージをやっていただきまして。めちゃくちゃ気持ち良くて寝ちゃいましたし、その後に飲んだ生ビールも超美味しかったですし、満喫できました。年越しは大阪でなにわ男子の配信があったので、そのまま実家に帰ってゆっくりして、いとこにお年玉あげました」と大充実のお正月を語った。また、ヒロインの花倉まどかを演じる山下は「乃木坂46のメンバーと朝までカラオケしていました。今まで年末はグループで歌番組に毎年出させていただいてたので、年末年始のお休みをあんまり体感してこなかったんですけど、今年はしっかり歌番組を観られました」と明かした。
自分自身と、自分が演じる役柄との共通点について、山下は「まどかほどは堅苦しくはないですけど、節約とか自分で料理を作って現場にお弁当を持ってきたりするのも好きですし。お部屋のインテリアを細かくこだわって作っているところとかも含め、似ている部分は多いので共感できますね」と回答。まどかの上司・成田理人を演じる小関は「頼れる上司役なので、だいたいセリフ頭は”みんな聞いて！”っていうのが多くて（笑）。今年30歳になる年なので少しでも彼の大人らしさに近づけたらなと思って毎日頑張っております。でも実際も“みんな聞いて！”タイプだよね？」と共演者に確認。すると、山下「現場で一番ふわふわしている」、永瀬「ふわふわですね。しっかりしている部分もあるんですけど、ふわふわしている部分も多くてそのギャップを日々感じています。それが面白いから話しかけたくなっちゃう。現場の癒しです」とのことで、小関が「自分が思っている自分とちょっと違かった」と笑った。また、昴の祖父・亘役の鹿賀は「昴を甘やかして育ててしまったわけですけど、実は私も昨日、初孫に会いに行きましてね。天堂亘の孫に対する想いというのも、実際の孫に会ってみるとこういう育て方をしてしまうのかなと思いました」と共感エピソードを語った。永瀬とリアル友達だという西畑は「廉を誇張した先にいるのが昴くんだし、僕も優しいところを足していったらその先にいるのが友也くんだし、関係性も近しい。ほぼそれ！」と説明すると、そんな2人を現場で目の当たりにしている山下は「楽しそうで何よりで（笑）。仲良くやられているので現場があったかくなります」とコメントした。
また、鹿賀は、初共演の永瀬の印象について「とてもシャイな青年だと聞いていたんですけど、どんどん芝居を仕掛けてくるし、すごいエネルギーを持っている面白いキャラクターだなと思います」と述べた。MCからどんなお芝居を仕掛けたのか永瀬が問われると「僕がト書きにないハグをいきなりして。それで鹿賀さんびっくりしたのか、セリフを2、3回飛ばされて大ベテランを困らせてしまうことをしてしまったんですけど（笑）、優しく対応してくださいました。鹿賀さんと結構お話しさせていただいて、早めに打ち解けられたなという感覚があったので、その関係性があったからできたのかなと思います。頼りがいのある方で楽しくやらせてもらってます」と答え、鹿賀が「本番になったらいきなり抱きついてくるもんですから、えー！って思っているうちに自分のセリフ全部飛んじゃいました（笑）」と明かした。
さらに山下が、本作に登場する昴・成田・草壁の中で理想のタイプを聞かれると「圧倒的に成田です。しっかりしていて、成田さんみたいな上司がいてくれたらいいなって思います。頼れるものなら頼りたいですよね。安心感があります」と回答。西畑に対しても、“もし自分が女性だとして”と同じ質問があり、「僕も成田さんかな…頼れる人がいいし…」と悩みながら答えると永瀬がすかさず「めっちゃお金持ってるで」とアピール。「なびくな…昴かもしれないですね！」と回答した。
続いて記者から「もし自分が格差のある相手に恋をしたらどのようにアプローチをするか」という質問をされると、永瀬「相手がお金持ちだったとしたら、僕は大衆居酒屋が好きなので、あえてそういうところに行って、楽しさを教えてあげたいなと思います。未知の体験をさせてあげたい」、西畑「自分が御曹司側だとしたら、東京タワーが見える場所でイタリアンを食べて、最後に“君にプレゼントがあるよ”と言って、東京タワーの色が緑に変わるみたいなことをやりたいですね」、小関「僕は特に10代の頃とかはネガティブ人間だと思っていたんですよ。でも、ここ4、5年くらいでポジティブだねって言われることが多くて。ネガティブなこともポジティブに受け止められる性格なのかもしれないと思ったので、そこが長所としたら、相手がお金持ちだったとして、隣にいる人のネガティブな気持ちをなんでもポジティブに変えられるのかなって思います」とそれぞれ回答。判定員の山下は「小関大先生のお言葉聞きたいです。刺さりました」と判定。この一連の会話に対し鹿賀は「若い俳優さん達の話を聞いてると、昔に比べるとみんなうまく喋るよな〜、大したもんだと思いますよ」と感心。永瀬が「東京タワーが緑は嬉しいと思います？」と尋ねると、鹿賀は「あんまり思わないですね（笑）」と笑いを誘う。そこへ、西畑の回答を発言中から「カッコいい」と漏らしていた小関が「僕には刺さりましたよ！」と前のめりでフォローし会場はさらに笑いに包まれた。
最後に永瀬から「この作品は火曜日の夜にぴったりな、明日も頑張ろうかなという時にそっと背中を押してくれる作品。恋愛だけじゃなく、お仕事と友情の3本の軸が濃く丁寧に描かれていて、いろんな方々をくすっと笑える温かい気持ちにしてくれる作品になっていると思います。ぜひ観ていただけると幸いです」と締めくくった。
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火ドラ★イレブン『御曹司に恋はムズすぎる』
1月7日（火）夜11時よりスタート（カンテレ・フジテレビ系全国ネット）
脚本：大北はるか
音楽：はらかなこ
演出：本橋圭太 松本喜代美 塚田芽来
出演者：永瀬廉 山下美月 西畑大吾 小関裕太 中村里帆 芹澤興人 筒井真理子 鹿賀丈史
主題歌：King ＆ Prince「HEART」（UNIVERSAL MUSIC）
制作：カンテレ ストームレーベルズ
HP
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