高尾颯斗 ドラマ「女の子が抱いちゃダメですか?」インタビュー

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 現在放送中のドラマ『女の子が抱いちゃダメですか?』で、エリート商社マンだけど実は“抱かれたい”という願望を持つ男子・篠宮孝之を演じている高尾颯斗。男性にリードされるのが苦手な“抱きたい”女子・梶谷美月(志田こはく)とのラブストーリーが描くのは、世間の“普通”に囚われずに自分たちなりの幸せの形を見つけていこうと奮闘する2人の姿だ。大胆なシーンはスケートリンクでのアクションに置き換えて、コメディ要素も強めながら、実は深いメッセージの込められた本作の主演で彼が得たものとは?

■撮影が終わったのは最近とのことですが、篠宮孝之という人物を演じ終えてみていかがですか?

「まずは“やりきったな!”というところです。自分にとってはチャレンジングな役どころでしたし、撮影期間もギュッと凝縮されていたので、オフィスや自宅の他にもいろんなシチュエーションで撮影して、特にスケートリンクでのシーンは印象的でした。作品のコメディな部分を彩ってくれていて、クランクアップもスケートリンクでした」

■志田こはくさん演じる梶谷美月との絡みだったり、原作コミックではベッドシーンとして描かれている場面が、今作ではすべてスケートリンクでのアクションに置き換えられていて、すごいアイディアだな!と驚きました。

「僕はスケート経験がほぼ無くて、小中学生の頃に富士急(ハイランド)で2回やったことがある程度だったんです。なので、撮影が始まって最初の頃は、もう本当にヨタヨタで、生まれたての子鹿みたいな動きしかできなくて! 別に上手くすべれなくてもいい役どころではあったけれど、それにしてもおぼつかなかったんで、周りのスタッフさんも“これ大丈夫か!?”って心配してたと思います(笑)」

■そういえば、スケートリンクでひっくり返りそうになっている動画もTikTok に公開されていましたね。

「あれは最初の頃で、撮影後半はだいぶ上手くなりました。志田さんはもともとフィギュアスケートをやられていたので上手くて、それを見せつけてくるんです! 負けず嫌いなので空き時間はずっと練習して、スケートリンクでの撮影が全部で4回くらいあったんですけど、2、3回目くらいからは結構スースーとすべれるようになりました。最終的にはスケートの楽しさにハマっちゃって、リンクのシーンは好きになりました」

■さすがONE N’ ONLYのダンスリーダーだけあって、運動神経が良いんでしょうね。

「ただ、篠宮というキャラ的には、むしろスケートは下手でいないといけないんですよ。2話では審査員に“下手くそ”とか“残念”とかってボロクソに言われるシーンがあるんですけど、もうスケートが上手くなりかけていたので、逆に下手に見せるテクニックをコーチとして来てくれていた先生に教わりました(笑)」

■しかし、氷上でのアクションに置き換えられているとはいえ、篠宮と美月のプレイって『女の子が抱いちゃダメですか?』というタイトルそのもので、なかなか過激ですよね。

「“抱く”というのが言葉のあやじゃなくてリアルなので、僕もビックリしました。もう、未知の領域でした」

■基本、篠宮は受け身なので、恥ずかしがったり、美月に「可愛い」と言われるシーンも多いですが、そういったシチュエーションも初めてだったのでは?

「はい。そんな“可愛い”表情をすることがまずないので、難しかったです。どうすれば可愛いんだ? 何が正解なんだろう?というのがわからなくて、最初の頃は監督にご指導いただいたりと、本当に探り探りでした。ただ、恥ずかしさというのは誰にでも経験のある感情なので、そういう部分はナチュラルに出せました」

■とはいえ、かなり濃厚なキスシーンもあって、そのへんもチャレンジングだなと。

「初めての経験でした。ONE N’ ONLYでの活動を応援してくれてる方たちも、僕のそういう姿を見るのは初めてでしょうし、“みんな大丈夫かな?”という想いもあったし。やっぱり“どうしても見れない”という方もいて、それはそれで構わないと思うんです。心が痛くなってまで観なくてもいいので。もちろん、僕と役を切り離してストーリーを楽しんでくれている方がいるのは嬉しいし、“可愛い”っていう感想をもらえて新鮮でした。可愛く見えるの?みたいな(笑)」

■1話からしっかり可愛かったですよ。ONE N’ ONLYのステージでは、あんなにオラオラなHAYATOさんが!と、ギャップが味わい深かったです。

「そういう意味でも今まで見せていない要素、初めて見せる部分が多い作品なので、出演が発表されてからもドキドキしていたし、放送の日は“みんな、どんな気持ちで見るんだろう?”って思ってました」

■ちなみに、志田さんとは今回が初顔合わせですよね。

「はい、今回が“はじめまして”でした。初めてお会いした時は、あまり話さなかったので、どんな方なのか掴めなかったんです。だけど撮影が始まったら、すごく元気で明るくて天真爛漫で、もう、現場のムードメーカーでした。急に歌い出したりするんですよ」

■急に歌い出す? 志田さんが?

「“即興で歌を作るのが得意です”って言い出すから、じゃあ作ろう!って、曲を作って歌い始めたり。撮影初日なんて、普通は自己紹介ぐらいしかしないものなのに、いきなり“歌詞乗っ取りゲームやりましょう”って言ってきたんです! 相手が歌ってる曲に出てくる歌詞から別の曲を歌い始めるゲームなんですけど、そんなの普通は仲良くなってからでないとやらないじゃないですか。それが最初だったので、面白い人だなと」

■美月以外で共演シーンが多かったキャストというと?

「会社の後輩であり、後に恋のライバルになる佐伯(友貴哉)役の宇佐卓真くんとは、オフィスで一緒になるシーンが多かったです。佐伯は人懐っこくて可愛い後輩気質なキャラなんですけど、実際の宇佐くんも歳は1個しか変わらないのに、すごく接しやすくて愛されキャラなんです。原作で佐伯がご飯を食べるすごく可愛いシーンがあるんですけど、宇佐くんの佐伯も可愛くて、ずっと見てました。佐伯はかなり良いキャラなので、スピンオフとかも観たいくらいです(笑)。あと、ネタバレになるんで言えないんですけど、後半にずっと一緒のシーンがあって仲良くなったキャストもいました」

■お話を伺っていると、楽しい現場だったようですね。

「基本的には和気藹々としていて、楽しい撮影期間でした。僕が体験したことのないようなシチュエーションで撮ることが多くて、それ自体も楽しめました。スケートリンクでのコミカルなシーンと、ちゃんと人間模様を描くシーンの温度差が大きい作品でもあったんですが、撮影スタッフの皆さんが上手く空気作りをしてくださって、チーム全体が仲良かったと思います」

■確かに、今作は“抱きたい女性”と“抱かれたい男性”が巻き起こすラブコメディである一方で、いわゆる社会の“普通”に縛られずに、自分たちなりの幸せの形を見つけることが大事なんだというメッセージも込められていますよね。

「そこが、この作品の核だと思います。最近になってジェンダーロールという言葉も知られるようになってきましたけど、どうしても“男はこうするのが当たり前だろう”っていう価値観が、僕もまだ根付いていると思います。実際、篠宮も最初は映画館デートで美月をエスコートしたり、“足元気をつけて”とかって言葉をかけたり、なんとか男としてリードしようとするじゃないですか。でも、逆に美月からすると、それが心地よくなかったりもする。人によって価値観はそれぞれだし、固定観念に縛られなくてもいいと思います。7話の篠宮にハッとさせられるようなセリフがあって、自分の中にある恋愛や男女の関係性の定義が変わった気がするし、こんな作品が原作のコミックとしては何年も前に発表されて話題になっていたのが、なんだか感慨深いというか。作品を通して伝えられるメッセージに共感したし、ようやく自分も理解できたなと撮影を通して感じました」

■演じてみて、そんな篠宮に共感できる部分が見つかったりもしましたか?

「理想が高くて、でも、上手くできないところです。篠宮が美月をリードしようとして、上手くできないのと同じように、僕も理想の自分はもっとスマートなのに、実際は凡ミスしちゃったりするんです。今回の撮影現場でも、キャストがみんな年下だったので、頑張って引っ張っていこうとしたら、なんか違うな?ってなったり。そのへんの葛藤は、すごく共感できて、台本を読んでいても“あーわかる、そうだよね!”と思いました。篠宮も僕も、ちょっと情けないところがあるんです(苦笑)」

■さて、物語も後半戦に入っていきますが、では、今後の展開で特に注目してほしいところを教えてください。

「まず4話からは、佐伯が2人の仲をかき乱していくんです。なんだか目が離せない可愛い後輩である佐伯に振り回されながら、物語が展開していくので、そこは見どころです。そんな中で篠宮と美月は戦い続け、試行錯誤し続けて、自分たちなりの正解に近づいていくんです。そこで篠宮の考え方も少しずつ大人になっていくし、彼自身が成長していく。しかも、美月を想う気持ちは真っ直ぐで、それを原動力に篠宮はいろいろなことを頑張っていくから、素直に応援できます。ただ、並行してスケートリンクでのコミカルなシーンは、どんどん過激化していって、僕も腹抱えて笑いながら撮影したくらい! そのへんのコントラストはどんどん激しくなっていくと思うから、楽しみにしていてください」

■ちなみにONE N’ ONLYではメンバーがドラマに出演すると、それに関していろいろイジりあっているそうですが、今回もイジられてます?

「イジられてます。篠宮の情けないシーンというか、不器用なところを真似してきたりはします。特にREIとか、めっちゃやってきます」

■さて、夏の東阪アリーナツアー『INFERNO』の準備は進んでいるんでしょうか?

「若干始まってきたかな、という感じです。爆発的なアイディアが多すぎて、全然まとまらなくて! その前にメジャー2ndシングル「WARAiNA」を4月29日に発売するので、今はカップリング曲を絶賛レコーディングしているところです。結成記念日のリリースということで、表題曲はアニバーサリー感のあるハッピーなテンションの楽曲になっています。“ワライナ”というタイトルの通り、笑顔を届けたいという一心で作ったので、自然と笑顔になるような曲になったし、振り付けも可愛い感じに仕上がってます。ライブでも『My Love』のようなハッピーオーラを振りまける曲になるんじゃないかなと」

■大丈夫ですか? 今、相当ハードル上がりましたよ。

「『My Love』はONE N’ ONLYの中では不動のラブソングですから。大丈夫です、それに匹敵する曲を届けます!」


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■共通テーマ音楽コラム「MY RELAX SONG」■


Kvi Baba「I Like It」

最近はチルでメロの立った日本語ヒップホップをよく聴いてるんです。ここのところ歩いたり、自転車に乗ったりすることが多いので、そういう時に聴くと合うんです。この曲は散歩しながら聴くと気持ちよくて、特にトラックが良いんです。心を落ち着かせたい時、頭を空っぽにしたい時によく聴きます。


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■プロフィール■

高尾颯斗

たかおはやと。1999年生まれ、静岡県出身。今年2026年にドラマ「ゆかりくんはギャップがずるい」(TOKYO MX)で初主演を飾り、韓国との連動話題作ドラマ「Silent Code~監獄の密約~」でも話題に。映画では『バトルキング!! -We’ll rise again-』、『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』など様々な作品に出演。5人組ダンス&ボーカルグループ・ONE N’ ONLYのメンバーであり、リーダーを務める。



高尾颯斗 HP
https://www.stardust.co.jp/talent/section3/takaohayato/

ONE N’ ONLY HP
https://one-n-only.jp/

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■クレジット■
Photo コザイリサ
Text 清水素子
Hair & Make-Up 松田陵(Y’s C)
Styling カワセ 136(afnormal)
Pora Styling 徳永貴士(TOC)

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■DRAMA INFORMATION■

©「女の子が抱いちゃダメですか?」製作委員会・MBS
©ねじがなめた/小学館


ドラマフィル「女の子が抱いちゃダメですか?」



MBS(毎日放送):毎週木曜25:29~
テレビ神奈川:毎週木曜25:00~
テレ玉:毎週月曜 深夜24:00~
群馬テレビ:毎週火曜24:30~
とちテレ:毎週水曜23:30~
チバテレ:毎週木曜23:00~
MBS放送後、TVerで無料見逃し配信1週間あり
FODにて独占見逃し配信中

出演:高尾颯斗 志田こはく
原作:ねじがなめた「女の子が抱いちゃダメですか?」(小学館連載)
脚本:松ケ迫美貴 竹川春菜
監督:八木橋ゆり 中里洋一
オープニング主題歌:Straight Angeli「HUNTER♡GIRL」(Ferment Label)
エンディング主題歌:DeNeel「クレイジーレイジー」(SKID ZERO)
制作プロダクション:K2 Pictures
共同制作:stu
製作:「女の子が抱いちゃダメですか?」製作委員会・MBS
©「女の子が抱いちゃダメですか?」製作委員会・MBS

©ねじがなめた/小学館

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