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    2022年11月25日 竹財輝之助の料理企画『輝’s Kitchen(仮)』がスタート! 猪塚健太をゲストに迎え、絶品料理3品を披露♪

     日頃よりテレビ番組やSNSでプロ並みの料理の腕前を披露し、ファンの間では“輝シェフ”の愛称でも親しまれる俳優・竹財輝之助の料理企画『輝’s Kitchen(仮)』がスタート! 

     ドラマ&映画「ポルノグラファー」シリーズで親交を深めた猪塚健太をゲストに迎え、ピンチョス、牛肉のタリアータ、ナポリタンの3品を披露した。

     竹財と猪塚は「ポルノグラファー」を機に仲良くなり、昨年発売された猪塚のパーソナルブック『猪塚健太「Special Thanks」』では対談ゲストとして竹財が登場。その際、猪塚が「いつか竹財さんに料理を作ってもらいたい」と切望していたこともあり、今回は猪塚の誕生日祝いも兼ねて、ゲストに招くこととなった。

     メニューの考案から食材の買い出しまで竹財自らが行ない、猪塚が好きなものや、竹財が猪塚に食べさせたいと思っていた3品を用意。スタジオに入った竹財は、手慣れた流れで調理スペースを素早く整えると食材のカットから取り掛かる。

    軽快な包丁さばきを披露
    あっという間に下準備完了!

     バットの上にきれいに切った材料を並べ終えると、牛肉のタリアータの調理を開始。最初に塩を振って肉の臭みをとった後、ニンニクをすりつけるところまで終える。

     前菜のピンチョスはアンチョビ、オリーブ、そして「本当はギンディージャ(スペイン産の青唐辛子の酢漬け)」が良かったんだけど……」と言いつつ、手に入らなかったとのことで、グリーンチリ(青唐辛子の塩漬け)で代用し、手際よく串に刺していく。

     調理をしている間、料理にまつわるエピソードも明かす。普段から時間がある時は料理をしていて、基本的には「僕が食べたいもの(笑)」を作っているそう。時短料理は作らず「僕は生活のために料理をしているのではなく、どちらかと言うとリラックスするために作っているので、時短料理だと作る意味がないんです」と笑う。

     「作り置きもよくしています」という竹財は、パンチェッタ(豚肉の塩漬け)とトマトソースは欠かさないとのこと。トマトソースは「カンポグランデ」という2.5㎏のトマト缶をベースにして作るため「1回作ったら3~4ヵ月は持ちます。冷凍しておくんです」と話す。

     そんな竹財は料理をするようになったきっかけを「自然とですかね」と振り返る。幼少期、両親が共働きだったため、お腹が空くと自分で作っていて、「初めて料理をしたのは4歳ぐらい。目玉焼きか玉子焼きか、どっちかを作った記憶があります」とかなり早めの料理デビューを語る。また姉の手伝いをすることも多く、お菓子作りをする機会もあり「その頃はパティシエになりたかったんです」と明かした。

     また現在放送中のドラマ「最果てから、徒歩5分」(BSテレ東)ではシェフ役を演じるため、フレンチにも挑戦。
     「オーベルジュのシェフ役で、フレンチがベースにあるという設定だったので勉強をしました。フレンチは難しいです(苦笑)。重ね合わせていく料理なので調理工程が多いし、その一つの工程を適当にすると完成形の味が変わってしまうんです。イタリアンとかは多少順番を間違えても何となくまとまるけど、フレンチは例えばソースを煮詰める度合いを間違えると全然美味しくなくなっちゃう。すごく繊細な料理ですね」

    スタジオ中に香ばしい匂いが!

     料理談義をしている間にも着々と調理は進み、仕込んでおいた肉を焼く段階に。肉に塩コショウをしてから、フライパンで塊肉の表面を丁寧に焼くと、一度、火からおろしてアルミホイルで包んで余熱を加える。その後、再びフライパンで焼いて良い色の焦げ目をつけていくと、スタジオに肉のいい匂いが充満していく。

     続いて、ナポリタンの調理に入ろうかというタイミングで、猪塚がキッチンへやって来る。竹財を始め、スタッフにも丁寧に挨拶をした後、少し不安そうに「今日僕、実は何も聞いていなくて。これは竹財さんが作ったものを、僕が食べていいってことですか?」と調理中の竹財に質問する。

     実は、猪塚の誕生日のお祝いということもあり、竹財との対談があること以外は詳細を説明せずに来てもらっていた。「見てればいいですか?」「邪魔じゃない?」と自分の立ち位置に戸惑いながらも、材料を見るや「これ、完全にナポリタンじゃないですか! 嬉しい~!!」と大喜び。そこからは、調理をする竹財の隣りに猪塚が並び、お互いの近況などを話しながら順調に進んでいく。

     猪塚は途中、竹財に「手伝いましょうか?」と声をかけていたものの、実は料理は全くやらないのだそう。竹財から「もうほとんど終わってるからやることないよ」と言われていたが、あとから聞いてみると「料理は全くしません。コンロを使うのはカップラーメンのお湯を沸かす時ぐらい。包丁は使いません。だからさっき手伝いましょうか?と言ったのはアピールです(笑)」と白状。ただ「取り分けるのとか、洗い物は得意ですよ!」と言い、その言葉通り洗い物をして、竹財をフォローしていた。

     竹財は合間に猪塚へ料理のポイントなども説明。「ナポリタンの麺はオーバーボイルしたほうがいいよ。本当だったら麺を茹でてから、オイルをまぶして1日寝かせておくと、麺が水分を吸い込んでもっちもちの食感になるんだよ」というようなことから、今回作ったピンチョスが「ギルダ」と呼ばれるものであることなど、料理に疎い猪塚に丁寧に教えていた。

    ワクワク♪

     料理が徐々に出来上がりに近づいていくと、猪塚は思わずつまみ食い。「うまっ」と声をあげ、竹財もその反応ににっこり。

    思わずつまみ食い♪

     タリアータは、仕上げにオリーブオイル、バルサミコ酢とパルミジャーノチーズをかける。チーズはピーラーが無かったとのことで、竹財が包丁で、細かく削ったかのようにカット。

     バルサミコ酢は8年熟成のもの、チーズは24カ月熟成のものだそうで、材料費を考えると竹財は「もしお店だったら、1万円くらいもらわないと採算合わないかな(笑)」と言い、それには猪塚もビックリ。ただ、竹財は「家で作れば、それが何千円で食べられるからね」と、自分で料理をすることのメリットをアピールした。

     すべての料理が整い、竹財が「食べよう、温かいうちに」と声をかけると、猪塚は「僕が運びます!」と、セッティングを手伝い、2人そろってついに実食。

    いただきます!
    ピンチョス、牛肉のタリアータ
    美味しい〜!!の表情

     まず「ギルダ」を口にした猪塚は「あ~、これはお酒! ビール行きたい(笑)」と、お酒に合う料理だと言い、本当に美味しそうに食べていく。一方、竹財はギンディージャではなく、グリーンチリを使ったことで「辛いな~(笑)」と、思っていた味を猪塚に食べされられなかったことを少し悔しがる。

     続いて、タリアータを食べた猪塚はもはや無言。スタッフから「猪塚さん、ガチで食べ過ぎて使える写真がないです(笑)」と、撮影を忘れて夢中で食べてしまいツッコミを入れられるほど(笑)。

    ナポリタン

     さらにナポリタンを頬張った猪塚は「あ~美味い! 完全に僕の好きなナポリタンの味です!!」と絶賛。とにかく夢中で食べる猪塚に、竹財は「美味しいところだけ削っておいたから」と言って、“追いチーズ”も用意。猪塚は「これはうまいぞ!」と喜び、竹財がまだ半分も食べていないタイミグで完食。「めっちゃめちゃ美味しい高級ランチでした!」と満面の笑顔でコメントした。

     この後、2人はゆったりと食事とトークを楽しみ、食後には改めてこの企画を振り返ってのインタビューにも応えてくれた。その模様は後日公開する。

    – 後編に続きます!-

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    【プロフィール】 

    竹財輝之助(たけざいてるのすけ)
    1980年4月7日生まれ。熊本県出身。近年の出演作は、ドラマ「鎌倉殿の13人」「警視庁強行犯係 樋口顕 Season2」「競争の番人」「オールドルーキー」「やんごとなき一族」「部長と社畜の恋はもどかしい」「寂しい丘で狩りをする」など。土曜ドラマ9「最果てから、徒歩5分」(BSテレ東にて毎週土曜21:00~)に出演中。 竹財輝之助FCサイト始めました。詳細は公式Twitterまで

    公式HP
    https://www.stardust.co.jp/talent/section3/takezaiterunosuke/
    公式Twitter
    https://twitter.com/terutakezai


    猪塚健太(いづかけんた)
    1986年10月8日生まれ。愛知県出身。最近の出演作は、映画『バイオレンスアクション』『極主夫道 ザ・シネマ』、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』『ボディガード』、ドラマ「凛子さんはシてみたい」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「ANIMALS‐アニマルズ‐」など。ドラマ「高嶺のハナさん2」(BSテレ東にて毎週土曜日24:00~)に出演中。

    公式HP
    https://www.amuse.co.jp/artist/A8241/index.html
    公式Twitter
    https://twitter.com/PORTGAS_D_KENTA/
    公式Instagram
    https://www.instagram.com/kentaizuka/

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    【クレジット】

    Photo コザイリサ
    Text 瀧本幸恵
    Hair&Make-up 竹財:Yuko Fujiwara、猪塚:岩村尚人
    Styling 秋山貴紀(A Inc.)
    Costume
    [竹財さん] ニット¥42,900(サイドスロープ/HEMT PR TEL 03-6721-0882)、その他/スタイリスト私物
    [猪塚さん] ニット¥49,500(ネオンサイン TEL03-6447-0709)、パンツ¥35,200(ヴェイン/Sakas PR TEL 03-6447-2762)、その他/スタイリスト私物

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