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    2022年11月11日 ONE N’ ONLY 『ONE N’ LIVE 2022~UNITE~』ツアーファイナルレポート!!

     9月23日の札幌公演を皮切りにスタートした全国7ヵ所8公演の秋ツアー『ONE N’ LIVE 2022~UNITE~』が、10月29日に中野サンプラザホールでファイナルを迎えた。最終日となった東京公演はメンバーが構成を練りに練ったという〝Special Edition〟で行われた。今回のツアーは【UNITE=団結】というテーマが掲げられたツアーでもあったのだが、それは、コロナという感染症の拡大によって制限され続けてきた自粛活動の中で感じ取ったメンバーそれぞれのONE N’ ONLYに対する自らの在り方と、その間も手を離すことなく応援し、支え続けてくれたSWAG(ONE N’ ONLYのファンの名称)達をとにかく心から楽しませたいという想いが詰め込まれた、ONE N’ ONLYとSWAGの互いを想う気持ちと団結力がライヴそのものに溢れ出ていた時間となっていた。

    TETTA
    REI
    EIKU
    HAYATO
    KENSHIN
    NAOYA

     メンバーが主体となってセットリストの流れや構成も考えたのだという今回のライヴは、9月5日に配信シングルとしてリリースされた「Step Up」をステージコンセプトとし、メインステージに大きな階段のセットを置き、階段を活かした立体的なフォーメーションと、いつもとは一味違ったパフォーマンスでSWAGを魅了していった。この階段には、「ONE N’ ONLYと名乗っていることもあり、唯一無二のグループになってやるぞ!どんな階段も駆け上ったり、どんな壁もぶっ壊したり、やるからには全部てっぺんを目指すぞ!」という意味も込められていたのだとライヴ中のMCで明かした彼ら。そんな熱い想いは、オープニングナンバーとして選ばれていた「LA DI DA」から既に感じることができた。「LA DI DA」といえばONE N’ ONLYの個性の軸とされる力強いEDMナンバーだ。彼らは、その1曲目を敢えてステージに斜幕を張ったままの状態で魅せることで対面時間を焦らし、SWAGの高揚感を更に煽っていったのだ。

     4曲目に届けられた「Dark Knight」ではメンバー全員が客席に降り、会場内の通路を歌いながらパフォーマンスを届け、そのサプライズにSWAGは溢れ出しそうになる声を抑えながら高く手を伸ばして彼らの想いに応えた。この日は他にも、それぞれの見せ場をメドレーにして届けたブロックや、SWAGと共にダンスをして盛り上がるブロックや、アンコールでは10月26日に配信でリリースされたばかりの新曲「Good Day」の初披露もあり、ONE N’ ONLYの魅力が余すところなく詰め込まれた最高の2時間となったのだった。

     久しぶりの有観客ツアーだった今回の時間を、特別な距離感でSWAGと共にしたことで、彼らは更なるONE N’ ONLYの魅せ方と次なる目標をしっかりとその手に掴んだに違いない。この先の彼らの更なる成長が実に楽しみである

     

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    「Step Up」インタビュー 前編はこちら!

    「Step Up」インタビュー 後編はこちら!

    【プロフィール】

    ONE N’ ONLY
    J-POPでもK-POPでもない、”JK-POP“として唯一無二のスタイルを貫く6人組ダンス&ヴォーカルユニット。世界各国から注目され、2022年7月にはブラジルでの初の海外公演を成功させた。TikTokのフォロワー数は日本人音楽アーティスト1位の470万人超え。12月25日には『ONE N’ LIVE 2022 Holy Night ~Merry XmaSWAG~』を開催する。

    公式HP https://one-n-only.jp/

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    【クレジット】
    Text ⇒ 武市尚子

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