「I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の⼼で訳して〜」でPPと共に主演を果たしたBillkinに、ロングインタビュー! 2回目は、ドラマの反響や、主演男優賞をもらった感想から、今後のこと、さらにPPとのエピソードも話してくれました!
「I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の⼼で訳して〜」は、 僕の想像以上の場所まで連れてってくれた大切な作品
■主演男優賞の受賞、おめでとうございます! 今はどんな心境ですか?
「Wow! 説明がつかないですね。まず、想像以上にこの賞を早く受賞出来たことに驚いています。今の事務所で俳優を始め、「My Ambulance」で脇役として出させていただいた時は、大きな挑戦でしたが、いいチャンスだったので楽しみながら全力で演じていました。でもその当時はここまで成功できるとは思ってもいなかったんです。さらにこの「I Told Sunset About you~僕の愛を君の心で訳して~」は、自分が想っていたところよりも、はるかに超えたところまで連れてってくれました。これらの作品に出演することで、Komchadluek AwardsとNataraja Awardsの主演男優賞をいただける未来は、想像してもいませんでした」
■演じていた当時は、どんな心境でしたか?
「当時は信じてくれている方々の期待を裏切るようなことはしたくないと思っていましたし、全力でやらず、ゆくゆく後悔するようなことだけはしたくなかったんですよね。ファンの方はもちろん、いろんな方からいい反応をいただけて、あの時の頑張りは無駄じゃなかったんだと感じられました。僕自身のことを信じて、価値を感じてくれたことに対して、自分が出来る限りのことを恩返しするだけだと思って演じていたので、この賞は、頑張ったことへのボーナスだと思っています」
PPがいなければ、僕はここまでくることはできなかった
■このドラマの成功について、共演したPPさんや、みなさんにどんなことを伝えたいですか?
「PPとは、このドラマだけではなく、一緒に活動していくなかで、共に成長し、共に成功し、一緒に歩んできている、大事な存在なんです。常にお互いに、置いていくことのないように前に進んできました。そうやって一緒にいたからこそ、素晴らしい結果に結びついたんだと思います。なので、PPには“ありがとう”と伝えたいですね。いつも励みになってくれて、サポートしてくれて、家族のようにいてくれてありがとうと伝えたいです。PPが居なければ、僕はここまでこられなかったと思います」
■すごく深い絆で結ばれているんですね。
「そうですね。PPとはいつもいろんなことを話しています。あとは、ドラマのスタッフさんに対しては、全力でみんなが同じようにいい作品を作りたいという気持ちを持ってくれていたことに感謝を伝えたいです。撮影が終わった時に、全員が出来る限りいいものを作ったからこそ、みんながこの作品に対してすごく誇りを持ったと思うんです。なので、この賞は、スタッフみんなの賞でもあると信じています。僕は表に出ている役者という、みんなの仕事の終点なだけであって、スタート時点のドラマの構成や台本、ドラマの詳細すべてに関わったみんながいてこの作品ができましたし、僕もそのおかげでいい演技ができました。みんなに感謝の気持ちを伝えたいです」
ファンの存在は、僕の原動力です
「僕はすごく運がいい人だと思っているんです。この世に生まれて、僕のことを好きになってくれて、信じてくれて、価値を感じてくれて、さらに、今、自分達がやっていることを好きになってくれる人がいるとは思ってもいなかったんですよ。なので、ファンのみなさんには本当に感謝しています。これからも、僕は全力でみなさんに幸せを提供していきます。みんなも僕の幸せであって、僕が前に進む原動力になっていることも伝えたいですね。みなさんが愛を持っていい気持ちでサポートをしていると信じていますし、僕もファンのみなさんを愛しているからこそ、今、僕ができることは全力でやろうと思っています」
■みなさんと本当にいい関係が築けていることがわかりました。お話を聞いていると、すごくストイックな面がありますよね。
「う~ん。ストイックと言っていいかはわからないですが、やり遂げられなかった時は、すごく心残りに思うんです。それに、自分に勝ちたいという気持ちが強いんです。挑戦の気持ちもすごく好きですし、自分の成長を見るのも好きなんですよね。……やっぱりストイックですね(笑)」
■どのように成長したと思いますか?
「この業界に入ってから、まだ数年しかたっていませんが、すごく大きく成長したと思います。最初に少しCMの仕事をして、番組のMCをした後に、「My Ambulance」に出演し、成功したことから、いろんな仕事のチャンスをいただけるようになりました。その後に「I Told Sunset About you~僕の愛を君の心で訳して~」に出演し、その主題歌を歌うことでアーティストと役者としての自分が成長し、続編をオンエアしたことで、FANTOPIAやImpactなどのコンサートに出演することができたんです。海外のファンクラブも出来ましたしね。この流れは、僕の想像をはるかに超えたものでした。本当にここまで連れてきてくださったみなさんに感謝をしたいです」
今後はアーティストも役者も、留学もしてみたい
■5年後はどんなことをしていたいですか?
「まだまだこのお仕事を続けていると思います。演技に関しては、自分が入り込める作品に集中して出演したいですね。演技というのは、信じることだと思っていて。台本を読み、監督とスタッフに会って、信じられなければ、魂から演技ができるわけがないんです。大事なのは作品を信じることなので、それが出来た作品に出演していきたいと思っています。音楽に関しては、もっと自分が成長していきたいですね。まだまだ作りたいジャンルがたくさんありますし、まだまだ成長できる伸びしろがあると思っているんです。さらに、海外留学の計画もあるんですよ。これらの話は今の時点での気持ちなので、変化するかもしれないですが、人生はパッションで進むと思っているので、何年経っても、そのパッションと幸せを軸に、自分の人生を進めていきたいですね。だって、幸せは自分の行動から生まれますから」
■留学の予定は決まっているのでしょうか。
「今年、大学を卒業するのですが、まだ決めていません。ただ、大学院を出たいという夢があるので、他の知識も欲しいんですよね。今はたくさんのお仕事をいただけているので、数年後になると思います」
■さて、Nadao musicのTwitterの管理者になった時に、写真がバズりましたが、その裏話を教えてください。
「あはは。その日は普通にPRのプランとして、僕がTwitterの管理者になるという企画だったんです。ただ、僕はTwitterをやらない人なので、あまりやり方が分からず、PPが新曲のPRを手伝ってくれました。可愛い人ですよね。そこで、僕がダンスレッスンを受けている間に、彼が写真をアップしたんです! その写真は、ある先輩をイジるためにおもしろがって撮った写真なんですよね。PPがふざけてそれを投稿したらバズってしまいました(笑)」
■そのPPは今、どんな状況なのでしょうか。
「実は扁桃腺にポリープができてしまい、手術をしたんです。今は普通に話すことはできるのですが、歌うと喉が痛いみたいなので安静にしている時期なんです。なので、いつも“頑張って”とエールを送っています。さらに、“また曲を作って、舞台で歌う日を待っているよ”とも伝えました。ただ、彼はどんな時も生き生きとしていますし、普段通りピンピンしているので、その応援をあまり必要としていないようなんです。幸せそうな顔で、楽しそうにしていますよ。なので安心して、待っていてくださいね」
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【Billkin「I ไม่ O (IXO)」MusicVideo】
#Billkin_Iไม่O
#Billkin_ComebackSingle
#NadaoMusic
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Text ⇒ 吉田可奈
翻訳=Pongsakorn Wongchankit
取材協力=千葉泰江、Chayanee Sookprasert (SWIM)
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【プロフィール】
■Billkin Putthipong Assaratanakul
ビウキン・プティポン・アサラタナグン。1999年10月8日生まれ。俳優兼歌手、モデル、MC。出演作は、「I Told Sunset About You ~僕の愛を君の心で訳して~」(2020年/Teh役)、「My Ambulance」(2019年/Tao役)など。
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【DRAMA Information】
I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の⼼で訳して〜
Rakuten TVにて、全話配信中!!
【配信サイト】
https://tv.rakuten.co.jp/special/itsay/
本編全5話+メイキング特別編
監督:ナルベート・グーノー
脚本:ナルベート・グーノー、アラッチャポン・ポーキンパーコン、ガラゲート・ナラセーパーポン、ナロン・チャートスーンヌーン
出演:プティポン・アサラタナグン(ビウキン/Billkin)、グリット・アムヌアイデシャゴン(ピーピー/PP)
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