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    2021年9月22日 First スペシャルインタビュー

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    提供:コンテンツセブン/Me Mind Y Co.,Ltd. ©all rights reserved

    「TharnType-7 Years of Love-」「Don’t Say No -心が近づくとき-」などに出演するFirstさん。劇中では愛情表現に不器用なフィアットを演じている彼の素顔を紐解くインタビューをお届けします!


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    小さな頃は、今からは想像がつかないくらい無口な子どもでした


    @first_fh



    ■幼少期はどんな子供でしたか?

    「子供の頃はあまり喋らないタイプでした。でも、友達はちゃんといましたよ。ただ、今はその頃の自分が想像できないくらい、おしゃべりになりました(笑)。とはいえ、昔も聞き手に回っていたわけではなく、話す勇気がなかったんだと思います。なので、会話はほとんど相槌だけで返事をしていました」

    ■何がきっかけでおしゃべりになったのでしょうか?

    「う~ん…。友達との出会いがきっかけだったのかな。よく母に“友達に誘われたら遊びに行ってね”と言われていたんです。それもあって、たくさんの友達と多くの時間を過ごすうちに、友達のおしゃべりがうつったのかもしれません(笑)。彼らは本当にたくさんおしゃべりをするので、聞けば聞くほど、僕も話したくなりました」



    カメラの前に立つことで、演技が好きなことに気が付いたんです


    @first_fh



    ■俳優を目指したきっかけを教えてください。

    「僕は地方出身なので、進学のためにバンコクに引っ越してきたんです。実はバドミントン選手として活躍することが目的だったので、当時はそれだけに集中して。なので、他のことにあまり興味がなかったんですよね。……あ! でも唯一、バドミントン以外に興味を持ったのが、地方にはなかったショッピングモールでした!」

    ■都会にあるショッピングモールに憧れていたんですね。

    「はい。そこはサイアム・パラゴンというショッピングモールなんですが、地方出身の若い子達はみんなここに憧れているんですよ。引っ越してきてからは、毎週のようにそこに行って散歩をしたりしていました。ある日、そこでスカウトの方から声をかけられ、“ドラマのオーディションを受けて欲しい”とアプローチを受けたんです。最初は戸惑いながらもやってみたんですが、なかなかうまくいかなくて…。でも、カメラの前に立つと、これまでの人生でやったことのないことができて、“自分は演技が好きだ”ということに気づいたんです。さらに、演技のオーディションを受けることで、時間をきっちり守れるようになったり、自分自身に自信を持てるようになりました」




    どうしてオーディションに受からないのか、分からなくて悔しかった


    @first_fh



    ■最初はどのようなオーディションを受けていたのでしょうか。

    「本当にいろんなオーディションを受けました。広告やドラマなど、本当にいろんなジャンルを受けていましたね。そこで一番最初に受かったのが、広告のお仕事でした。本当にたくさんのオーディションに落ちていたので、仕事を取れたこと自体が嬉しかったですね。ただ、オーディションで落ちる度に、悔しい想いでいっぱいになりました。僕が最善を尽くしていたのに、なぜうまくいかなかったのか? まったく分からないんですよ。だからこそ、すごくガッカリしていたんです。もちろん、何かを期待したら、失敗した時は悔しいですよね。でもその悔しさは、引っ張ってもいいことはないので、一瞬だけ悔しさを噛みしめて、新しいオーディションに挑むために、気持ちを切り替えていました。あとは、これまでのオーディションを復習して、上手くいかなかったことを反省し、次に活かすようにしていました」




    最初の仕事はベトナムでのターザン役。とってもかわいい広告でした


    @first_fh



    ■経験を重ねることで、どんどん強くなっていったんですね。

    「そうですね。だからこそ、最初にオーディションに受かった時には、両親に自分が選んだ道は間違っていなかったと伝えられて嬉しかったですね。でも、それは外国の作品のため、1人で外国に行き、撮影しなくちゃいけなかったんです」

    ■どんな広告だったんですか?

    「ベトナムの豆乳の広告です。クマと戦う、ターザンを演じました。……自分で言うのは恥ずかしいのであまり言いたくないんですが、かわいい広告でしたよ。それからも多くのオーディションを受けて、ついに「TharnType2 -7Years of Love-」に出演することが出来ました。この作品では主人公ではありませんでしたが、物語に影響を与える役だったので、すごく勉強になったんです。それに、この作品のおかげで演技が前よりももっと好きになりました」


    @first_fh





    @first_fh



    ■Jaさんとカップルを演じることで、どんな刺激がありましたか?

    「最初にカップルを演じると決まった時に、Jaのことを深く理解しようとして、彼がどんな人であるか、“レオ”として演技をする時にどのように表現するのかを観察しました。分からなければ、スタッフさんに聞くこともありました。僕は、よく人間観察をするんですよ。どんな時でも、周りの人の気遣いや反応をよく見るタイプなんです。ついつい、人のことを観察しちゃうんですよね」




    僕が猫だったら、Jaのような飼い主が欲しい!


    @first_fh



    ■ちなみに、「Close Friend」では“猫役”を演じていましたよね。これも観察が必要だったのでは?

    「そうですね。さすがに“猫”を演じるとは思っていなかったのでビックリしました(笑)。最初は、猫はどんな座り方をするのか、どう動くのか、どう演じたらいいか、すごく心配になって。でも、チームや監督さんと話すうちに、“猫の性格や行動が入っている人間の姿を見たい”と言われたんです。なので、猫のキャラクターが出てくるアニメを観たりして、どんな表情になるのかを学びました。あとは、友達が飼っている猫と遊んだり、行動を観察するようにしていました。役作りはかなり難しかったですね」

    ■その甲斐あって、とってもかわいい猫でしたよ。

    「ありがとうございます!」

    ■ちなみに、Jaさんのような飼い主はどう思いますか?

    「とってもいいですよね。彼のようによく世話をしてくれる飼い主が欲しいです! 猫のことをいつも考えて、誰かが家に来たとしても、彼は猫のことを最優先に考えてくれるんです。このようなオーナーがいるとしたら、猫は一生幸せですよね」



    映画『君の名は。』で流れている曲は全部大好きです


    @first_fh



    ■さて、awesome!はB-PASSという音楽誌から派生した媒体なので、音楽についてもお聞きしたいのですが、日頃はどんな音楽を聴かれるのでしょうか?

    「僕は特に好きなジャンルなどはなく、耳に残る曲が好きなんです。映画『君の名は。』で流れている音楽はどの曲も大好きでした。自分のプレイリストに入れるほど好きだったんですが、タイトルが日本語だったので覚えられず…(苦笑)。あとは、僕はMVを観ながら曲を聴くタイプです」

    ■Jaさんに似合う曲を教えてください。

    「う~ん…。今、僕が聴いている曲は失恋ソングが多いので、悲しい曲は聴かせたくないですね。ちなみに僕は、頭があまり回らない時にベートーヴェンのクラシックをよく聴くんです。Jaがクラシックを好きかは分からないですが、脳に刺激を与えてくれると思うので、ベートーヴェンをオススメします!」


    @first_fh



    ずっとこの仕事をやり続けたい




    ■では最後に、どんな俳優になりたいか教えてください。

    「すべての俳優は、“より良くなるために上達したい”と考えると思うんですが、僕がやりたいのは、“好きなこの仕事をやり続けること”なんです。もちろん、続けるのは大変だと思いますが、いつか自分自身が満足できるまで、続けていけたらいいなと思っています」


    @first_fh



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    【音楽テーマコラム:眠る前に聴きたい1曲】


    僕は眠る前には音楽を流さないタイプです。音楽を流しながら寝ると、スマホの電池の残量が気になってしまうんですよね(笑)。なので、音楽は聴かずに、寝る前は窓からの景色を眺めるようにしています。

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    (Fin)


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    Text ⇒ 吉田可奈
    通訳=Chonnikarn Yantarat
    取材協力=千葉泰江、Chayanee Sookprasert (SWIM)

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    【プロフィール】

    ■First Chalongrat Novsamrong
    ファースト・チャローンラット・ノープサムローン。1998年4月9日生まれ。出演作は、「Social Death Vote」(2018年/Joe役)、「2gether」(2020年)、「TharnType2 -7Years of Love-」(2020年/Fiat役)、「Close Friend」(2021年/Moojoom役)、「Don’t Say No」(2021年/Fiat役)など。


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    【DRAMA Information】

    提供:コンテンツセブン/Me Mind Y Co.,Ltd. ©all rights reserved

    Don’t Say No -心が近づくとき-

    Rakuten TVにて、毎週金曜25:50(=毎週土曜午前01:50)に1話ずつ配信中


    【配信サイト】
    https://tv.rakuten.co.jp/special/dontsayno/



    全12話
    脚本:MAME(オーラワン・ウィチャヤワナクン)
    監督:パーサウット・スックブア
    原題:「Don’t Say No The Series」
    邦題:「Don’t Say No -心が近づくとき-」
    出演:パチャラ・スアンシー(ジャー)、チャローンラット・ノープサムローン(ファースト)、チサヌポン・プワンマニー(スマート)、ポンサパック・ラーチャーポーン(ジェームス)、スパキット・ウィラーモンコンチャイ(チャイ)、スパチョーク・ウィラーモンコンチャイ(セン)、プティナット・チャヤアピナンタークン(プット)、シリンヤー・プンスワン(リン)、パンティダー・プライルアンキット(ビーム)

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    「知りタイ! 教えて! タイBL」Vol.53 「LeoとFiatの(愛の)秘密」




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    「知りタイ! 教えて! タイBL」Vol.17 「TharnType2 -7Years of Love-」



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    「知りタイ! 教えて! タイBL」Vol.57 「Don’t Say No -心が近づくとき-」