8月にはSUMMER SONICの出演だけでなく、ワンマンライヴが日本で開催されることが決定したBKPP。日本でリリースされた初のアルバム『About Sunset To The Moon～僕の愛を君の心で訳して～』の発売を記念して、2人にインタビュー！ 前編はアルバムのことはもちろん、2人が俳優、アーティストになったきっかけなどじっくりとお話を聞きました。
出会った頃よりも、お互いのことがよくわかるからこそ、
すべてがスムーズに進むようになりました
■最近の2人の近況を教えてください。
PP Krit「4EVEとのスペシャルプロジェクトである『Hoo Whee Hoo』というシングルをリリースしました」
Billkin「『The Last Twilight』という名前のBKPP Projectも終えたばかりです。今は、新曲も作っているので楽しみにしていてほしいですね」
■出会った頃と比べて、お2人の関係にどんな変化がありましたか？
PP「出会った当時と比べると、本当にいろいろな経験を重ねて、僕達は大人になりました。仕事での経験も積むことで、すごく仕事がしやすくなったように感じています。話もすごくしやすいので、いろんなことがスムーズに進むようになりました」
Billkin「本当に、大人になったよね。成長して、それぞれのことがよくわかるようになりました」
■ちなみに、お2人が俳優やシンガーになろうと思ったのはどんなきっかけがあったのでしょうか。
Billkin「僕が俳優になろうと思ったのは、ドラマを観ることが好きだったからです。お芝居が好きでしたし、その時に、演技は特別な技術だと思いました。さらに、すごく楽しそうに見えたんですよね。自分もやってみたいとずっと思い続けていたら、チャンスをもらえることになったんです」
■そうだったんですね。歌も小さな頃から好きだったのでしょうか。
Billkin「そうですね。実は子供の頃に歌を習ったことがあり、その時から歌うことが好きだったんです。そこで、ただ歌うのではなく、自分らしく歌ったり、自分の感情を込めることで、メッセージをより伝えられるものなんだということに気付いたんです。アーティストは自分のことを曲に書いたり、歌でメッセージを伝えられることに気付いて、“なんて素敵なお仕事なんだ”って思ったんです」
■PPさんはどんなきっかけで俳優を目指したのでしょうか。
PP「僕は、『I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の心で訳して〜』のプロジェクトがきっかけです。しかも初主演でした。自分にとって新しい経験でしたし、これは大きなチャンスだと思ったので、精一杯取り組んだんです。そしたら、驚くほど“楽しい！”って思ったんですよね。役に自分らしさをインプットできますし、メッセージも伝えることができるので、演技の楽しさに気付いたんです」
■憧れていたアーティストや俳優さんはいたのでしょうか。
PP「特にいないんですよね。アーティストはそれぞれが個性的なので、個人に注目するというよりも、お客さんのジャンルや、パフォーマンスのスタイルを見て、自分に合いそうなものは自分らしくアレンジをして、より良く表現していきたいと思うようになったんです。なので、特定のアーティストをアイドル視したり、その人に憧れて、真似をするようなことはないんです」
Billkin「僕もインスパイアされたアーティストはたくさんいますが、その人達のようになりたい、という意味ではないんですよね。それよりも、彼らのように自分の中にある個性を引き出して、上手く表現できるようになりたいんです。なので、僕はそのアーティストがどんな人で、自分の個性をどうやって引き出し、作品に反映しているかということに注目をしているんです。そうすることで、アーティストはとてもリアルな存在になりますし、他の人とは違う個性で目立つことができるんです。そもそも、人間は違った個性を持っているものですけどね（笑）」
PP「そうだね（笑）」
国を超えていろんな人の心に響いたことが嬉しい
■さて、日本でのアルバムリリース、おめでとうございます！ 日本でリリースされると聞いた時の心境を教えてください。
Billkin「とても嬉しかったです。というのも、僕達はずっと日本の文化の影響を受けて育ってきたんですよ。なので、これはすごいことだと思いました。僕達がインスパイアされてきた文化がある、特別な国でアルバムをリリースできることができて、とても喜んでいます」
■ファンの反応もとてもいいですよね。
Billkin「嬉しいです。自分達が自分らしく精一杯頑張って作った、タイらしさが溢れたこのアルバムを日本のファンが受け入れ、応援してくださってすごく嬉しいです」
PP「僕もすごく嬉しいです。最初は、僕達はこのドラマをいい作品にしようという想いから始めたんですが、文化や歴史の違う、世界中の国に届くことに感動しています。僕達のドラマが国を超えていろんな人達の心に響いたことがなによりも嬉しいです。
曲に表われているPPらしさがすごく好きです
■オススメの曲を教えてください。
PP「『Special One』が好きです。この曲は、僕とBillkinの２バージョンあるんです」
■同じ曲なのに、雰囲気が違うのはおもしろいですよね。
PP「歌い方やこの歌にあるいろいろなメッセージは異なる内面から生まれています。それは違う登場人物が歌うからなんですよね」
Billkin「僕は『Hold Me Tight』が好きです。ドラマの登場人物の心情にすごく合っているんですよ。曲を作り始める段階から、伝え方や歌い方も含めて、僕の内面を意識して取り入れるようにしていました。だからこそ、曲が伝えたいメッセージに近い歌を歌えるようになったんです」
■すごく素敵ですよね。
Billkin「ありがとうございます。この歌には、僕が彼と知り合って、ずっと見てきた彼の内面がよく反映されているんです。僕はその、この曲に表われている“彼らしさ”がとても好きなんです。レコーディングの日に、この曲を少し聴いただけで、一気に感情移入ができたんですよね。それにこの曲は、PPの初めてのソロ曲なんだよね」
PP「うん」
Billkin「彼がこんなに素敵な曲を作ったこと、1人のアーティストとして自分らしい曲を作ったことが本当に嬉しいんです。ひとつも欠点がないんですよ。彼がとてもいい曲を生み出したことが、本当に嬉しいんです。歌詞にも彼らしさがとても出ているので、読んでもらいたいですね」
PP「嬉しい。ありがとう。僕はもう1曲選ぶとしたら、『Coming of Age』を選びます。この曲は、2本のドラマのまとめともいうべき曲なんです。言ってしまえば、この曲が2本のドラマの内容をすべてカバーしているんです。たぶん、みんなが納得するまとめですし、僕達が初めて挑戦したジャンルとなるんです。ぜひ聴いてもらいたいですね」
Billkin & PP Krit スペシャルインタビュー後編はこちら
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Text ⇒ 吉田可奈
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【CD Information】
Billkin & PP Krit
『About Sunset To The Moon～「僕の愛を君の心で訳して」スペシャル・アルバム』
◆購入はこちら
国内Domestic：https://umj.lnk.to/ASTTM_JPPR
海外Overseas：https://umj.lnk.to/ASTTMPR
レーベル公式サイト
https://www.universal-music.co.jp/billkin-and-ppkrit/
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【LIVE Information】
■SUMMER SONIC EXTRA：Billkin & PP Krit – Premium Live in Tokyo
◎日程：2022年8月24日（水）
◎会場：恵比寿ガーデンホール
◎時間：OPEN 18：30/ START 19：30
◎INFO：クリエイティブマン 03-3499-6669
◎公演情報HP： https://www.creativeman.co.jp/event/billkin-pp-krit/
※公演チケットは完売となっています。
■SUMMER SONIC 2022
2022年8月20日(土)
https://www.summersonic.com/
東京会場（PACIFIC STAGE）/ 幕張メッセ
※Billkin&PP Kritの出演は 8/20（土）東京会場・Pacific Stgaeのみ
※公演チケットは完売となっています。
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