最新情報
interview
    2024年4月3日 チーム・ハンサム!集結 アミューズ所属俳優22名による熱狂の“ハンサムライブ2024”詳細レポート!!

     芸能事務所アミューズ所属の俳優による“ファンへの感謝を伝える”イベント『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2024 “WE AHHHHH!”』が、3月22日(金)~24日(日)の3日間、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催された。

     これまで数多くの俳優が参加していた通称『ハンサムライブ』と呼ばれるこのイベントは、2005年からスタートし、2025年で20年目を迎える。出演するメンバーやコンセプトは毎回変わり、今回は、「20周年に向けて一緒に旅をしよう!」をテーマに、総勢22名の俳優たちが歌って、踊って、ファンへの感謝を伝えた。ここでは全5公演行われた中の、最終公演の模様を中心にレポートする。

     
     ライブは今回のテーマに合わせた旅をモチーフとした映像から始まり、メンバー一人ひとりの写真と名前が順に映し出されると、観客たちはその都度、名前をコールする。1、2公演目ぐらいまでは「キャー」という歓声が主だったが、最終公演ともなると観客のほうも盛り上げる体制が万全だ。

     そんな中、ついに真っ白の衣装に身を包んだメンバーがステージに登場し、“ハンサム”定番曲のパーティーソング「PARTY RIDE」で幕を開ける。
     サビでは観客もメンバーと一緒になって振りを合わせ、新原泰佑が<Everybody say!>という歌詞を叫ぶと、ともに歌い、初っ端から会場の一体感もばっちりだ。 「さあさあまだまだみんな行けんだろう」と平間壮一が煽り、バンドメンバーが生音で刻む力強いビートに合わせて全員でジャンプをしながら「THIS IS THE TIME」へ。まだ2曲目だというのに、激しい振りを全力で踊るメンバーの額には汗が光っていた。

     3曲目は、今回が初参加になる徳永智加来、林優大、本島純政と、2年目の青山凌大、岩崎友泰の5人で「キミノリズム」を歌唱。先輩“ハンサム”から受け継がれているという制服風のジャケットを羽織り、時に肩を組んだりもしながら笑顔でピュアな初恋の歌を届けた。

     4曲目「OVER THE RAINBOW」を全員で歌い終えると、最初のMCタイム。「アテンションプリーズ!『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2024 “WE AHHHHH!”』へご来場、いや、ご搭乗いただき、誠にありがとうございます」と、今回の“機長”という名のMCを務める太田将熙が挨拶し、続いて、同じく“機長”の山﨑光が「メンバー一人ひとり挨拶していきましょう」と促し、それぞれの個性が覗くコメントをしていく。

     初期の『ハンサムライブ』から出演している青柳塁斗は毎公演、私物だという過去のグッズを持ってきてメンバーいじりをしており、最終公演はこの回のみの参加となった松岡広大をターゲットに。現在26歳の松岡がまだ10代だった、10年前のポストカードを見せながら「顔がまだかわいい(笑)」と恥ずかしがる松岡をよそに嬉しそうに話す。甲斐翔真は「“ハンサム”をやっていると自分が俳優ってことを忘れるんですよね(笑)。皆さんも全部忘れて、一人の人間対人間としてこのライブ空間を楽しみましょう」と呼びかける。猪塚健太は「本日はハンサムエアーラインをご利用いただき、誠にありがとうございます」と、“旅”のコンセプトをしっかりと守りつつ、「本日のメニューがお肉orお魚orハンサムとなっております。どちらをご所望でしょうか?」と観客に問いかけて、見事に「ハンサム!」という声を上げさせていた。

     太田の音頭で、“WE”(メンバー)“AHHHHH”(観客)というコール&レスポンスをしたあとは、昨年12月に発売されたアルバム『HERE WE AHHHHH!』収録の新曲や、数々の思い出も蘇る“ハンサム”の名曲たちを披露していく。

     ハンサム特集号として2号連続で表紙に登場した「awesome! Plus Vol.23/Vol.24」でのインタビューの際、松島庄汰が「わかりやすく盛り上がれる曲」と説明していた「ブチ上げ万歳!」では、歌う青柳、猪塚、岩崎、福崎那由他、松島に加え、はっぴ姿の“応援隊”徳永、林、本島、山﨑も参加して、狙い通りの盛り上がりを見せる。

     同じくインタビューで兵頭功海が、「チャレンジするってことがテーマだった」と語ったシティポップ調の「All ways,Always」は、映像とのコラボと、劇風の演出で曲の世界観を表現していた。

    「ライブ映えするバラードを作りたい」という想いからできた曲だと甲斐が明かしていた、女性目線のバラード「夜想曲 ― you‘re in…」は、平間との唯一無二のハーモニーを響かせる。

     新原、東島京、水田航生、溝口琢矢、山﨑によるダンスナンバー「Bet Me?」は、東島のネイティブな英語ラップなど、このメンバーだからこそ見せられる楽曲でもあり、個々のポテンシャルが際立った。

     他にも、公演ごとにメンバーを変えてパフォーマンスされた「Secret Kiss」や、最終公演のみ、松岡が参加したことでオリジナルメンバーでの披露が叶ったハイレベルなダンスナンバー「Dress Up」、ファン待望の復活となった「LAST ALUCARD SHOW」(1、2公演目はオリジナルメンバーの松下優也が登場)など、この先の記憶に残るであろう数々の名場面も生まれた。

     そんな中盤ブロックの締めは、“ハンサム”らしいコミカルな演出が光った「振り向いて…トゥナートゥイト」。ステージにサリー風のドレスを纏った青柳、山﨑、青山、本島と民族衣装風の恰好に髭をつけた岩崎、福崎が現れ、歌う他のメンバーたちの前で寸劇を展開。某人気インド映画をオマージュしており、あの有名なダンスバトルも再現されて、結果、青柳と岩崎が結ばれるという結末に(笑)。青柳の女装は“ハンサム”ファンの間では、“塁子”というキャラクターで定着していることもあり、いろんな角度から笑いを起こさせる一幕となった。

     楽しみにしているファンも多い恒例のゲームコーナーでは、公演ごとに違った内容に挑戦。最終公演は定番とも言える「キュンファイデスマッチ」を行なった。シチュエーションに合わせた胸キュンセリフを言って、誰のものが一番キュンとしたかを競うのだが、どのペアも甘いセリフで接戦となり、兵頭&本島、甲斐&青山ペアでの決戦投票に。
     そこで、兵頭が本島を抱きかかえてアピールすると、甲斐が青山をお姫様抱っこして対抗。結果、甲斐&青山ペアが優勝を勝ち取った。
     ちなみに、3公演目には写真のアイテムが誰のものかを当てる「二択クイズ」を実施。子供の手作りであることが伺える野球をする人の置物が、兵頭のものか、太田のものかを他のメンバーで推理する。写真を見た途端、野球経験がある兵頭は苦笑いし、一方の太田は胸に書いてあるロゴを読み間違えるなどのミスもして、ほとんどのメンバーと観客は兵頭と予想。だが、正解が明かされると、太田の両親が歌う「Secret Kiss」が流され、太田と判明。
     前回に続き、親の歌声を披露させられてしまった太田は納得のいかない様子だったものの(笑)、二人の名演には驚きの声が上がり、会場は大いに沸いた。

     いい感じに雰囲気が和んだところから、怒涛の後半戦へ。アルバム『HERE WE AHHHHH!』収録のメンバー紹介ソング「HANDSOME ANTHEM」がライブ初お目見えとなる。この曲は植原卓也が作詞・作曲・プロデュースを担当し、メンバーの特徴やエピソードを歌詞に落とし込んだもの。歌う人が、次に歌う人のことを紹介する形で繋いでいくのだが、紹介される側の人はここぞとばかりに自己アピール! 水田は“ハンサム”の名場面として語り継がれる松島の背中を壁に見立てて行う“壁ドン”を再現、新原は<勢い余ってターン>だけに、華麗なターンをこれでもかと披露。筋肉自慢の青柳はプロテインの一気飲みをしたのち、筋トレをしながら歌い、次の甲斐がその様子を苦笑いしながら見守るところまでがセットで笑いを起こす。<投げる愛はいつだって直球>の兵頭は、客席にボールを投げ込むサービスも。またレコーディング時にはなかった、松岡の歌詞も作られていて、この日の出演者全員によるスペシャルバージョンとしてパフォーマンスされた。

     その勢いのままに「BANG!」「Beautiful Stranger」と会場の熱をどんどん上げていき、本編最後は「親孝行!!!」。太田が「次、最後だぞ! そんなもんでいいのか。もっともっと声を聞かせてくれ!」と叫ぶと、観客もその場で飛び跳ね、大きな声を上げて大合唱する。手に持ったタオルをぐるぐると振り回しながら歌うメンバーからは、この瞬間にすべてを出し切ろうとする熱い想いがガンガンに伝わってくる。<届け僕たちのメッセージ>という歌詞に乗せて、想いをしっかりと届けて、ステージを後にした。

     ”ハンサム レッツゴー“” WE AHHHHH ハンサム“というアンコールの声に導かれて松島一人がステージに戻ってくる。「神様来たぞ!」と声を上げると、「本日はなんと、神木隆之介からの伝言だ」と告知。自ら「松島がしゃべってる間がトイレ休憩です」というメッセージを読み上げて、「バカヤロウ!」とツッコミを入れつつ、神木の主演作にかけて「ゴジラに食われてしまえ~」とユーモアに富んだ返しで会場を沸かせる。このタイミングで、毎公演、笑いを起こしていた松島は、続けて、「ハンサムサンバ!」の振付を観客にレクチャー。前回の『ハンサムライブ』では、この曲の振付が難しくて踊れないと言い、一人だけステージの真ん中に立っているだけという斬新なパフォーマンスをしていたが、今回は時折ふざけながらも完ぺきに踊ってみせる。そして、他のメンバーも合流し、とっておきのお祭りソング「ハンサムサンバ!」を、観客も一緒になって歌って踊る。会場の全員が笑顔となり、幸せな空気が溢れる中で、「一人じゃないからね~僕らの夢と希望~」も歌い終えると、メンバーたちは最後の挨拶をしていく。

     水田は「皆さんのおかげで、また明日からも前に進めそうです」と満足そうな笑顔でコメント。徳永は「いろんな作品に出て、その姿を見ていただくことが恩返しだと思っています」と熱い思いを語る。主演を務める『仮面ライダーガッチャード』の撮影をしながらの参加となった本島は、満足にリハーサルに参加できずに悩んでいた時、松岡にダンスの個人レッスンをしてもらったことや、細田佳央太から励ます手紙をもらったことなど、“ハンサム”メンバーや支えてくれた人たちへの感謝を述べる。新原は「こんなに踊れるのは“ハンサム”だけなんですよ。だからずっと続けます」と宣言。松岡は「自分に嘘をつくことなく、パフォーマンスすることができました」と胸を張り、甲斐は「もう何も言うことありません。もうすべて届けたつもりです」と完全燃焼を伺わせる。細田は「この場所よりもっと大きな場所で皆さまに会えるように頑張ります」と約束。「HANDSOME ANTHEM」の制作に携わった植原は「レコーディングで完成したと思ったんだけど、このライブで本当に完成しました。皆さんのおかげです」と想いを明かす。今回、例年以上に歌やダンスで活躍した松島は「今回のハンサムが一番汗かいた(笑)」とやり切った表情。そして、猪塚は始めの挨拶と同じくコンセプトを守って「本日、ご堪能いただいた極上のハンサムたち、明日からは一人ひとりの旅がまた始まります。その際は、お気に召しましたCAがいましたら、その旅に、皆さんついていってください」と会場に投げかけ、拍手喝采を受けていた。

     最後は、MCを務めた太田が「新しい景色をみんなで見たと思ってて、この景色をどんどん更新していって、みんなともっともっと最高のチームになれたらいいなと思っています。俺たち一つのチームです。これからもハンサムたちについてきてください」と力強い言葉で締めて、ラストの曲「Never Let Go!」へ。時折、泣きそうになるメンバーもいたものの、最後の最後は笑顔で締めくくった。

     「ありがとうございました!」。ステージ上で一列になり、手をつないで心からの感謝の言葉を観客に伝えたメンバーたち。口々に「ありがとう」「バイバイ」「またね」などと、名残惜しそうに別れを告げながら、20年目へ向かう19年目の『ハンサムライブ』は、そのバトンをしっかりとつないで幕を下ろした。 (文■瀧本幸恵)