吉澤要人さんソロインタビュー前編はこちら
↓↓↓
前編
■メンバーとの距離感などは変わりました?
「僕は引っ張っていくタイプではないので(笑)、いつも通りでいることがグループにとって一番大切なことなんじゃないかな?って思うんです。ただ、メンバー1人1人を見るようになったとは思います。いつもと違う場所にいるメンバーには何かあったのかな? 悩んでるのかな?って敏感に察知できるようになりました。心の距離が近づいたというか自分が近づくようになったかな?」
■なるほど…。悩んでいるんじゃないかな?と思うメンバーには吉澤さんから声をかけるんですか?
「それが…声をかけられればいいんですけどね(笑)。その内容について声をかけるのではなく、普通のコミュニケーションを取ります。僕としてはメンバーみんなと会ったその現場でみんなと喋らないと落ち着かないんですよ。なので絶対に1人1人と会話するようにしていて。その一環で、普通に会話している時が一番落ち着くし、他のメンバーはどうか分からないですけど安心感のある空間になってます」
■そんな吉澤さんの目には、げんじぶメンバー6人の魅力がどう映っているのですか?
「誰からいこうかな(笑)? (大倉)空人は周りに気を遣える子だなと最近感じていて。年下の面倒見がいいですし、ちょっとした変化も気づけるし。かといって気づくだけでは終わらずに、しっかりと言葉に出してくれるところが彼のいいところだなと思うし、お兄ちゃんだなって感じます。人を元気にするとか、人をいい気分にさせるのが上手だと思います。(小泉)光咲は、自分の世界をまったく崩そうとしないスタンスが大好きです。僕から観ると“僕は僕だよ”っていうのがすごくハッキリしていて、自分を強く持っているからこそいい意味で流されない。だからこそ出せるあの面白さでありパフォーマンスであり、空気感だと思うので、光咲を見て“あ、そのままでいいんだ”っていう再確認ができます」
■いいキャラだと思います。そして桜木雅哉さんは?
「等身大の感じが好きだな。ファッションとかはあの年齢では考えられないんですけど(笑)、背伸びしようともせず人生のその時期をしっかり夢中で楽しんでいる感があって素敵だなって思いますし、誰よりも人間らしいなって思います」
■それは桜木さんがげんじぶの中の末っ子だからっていうのもあるんですかね?
「そうだと嬉しいです。げんじぶにいる安心感を持って、人に追いつこうともせず自分が楽しいことをしているのなら、それが一番幸せなことだと思います。そして(長野)凌大は、自分の“好き”を人に強制せずに魅力を伝えるのが上手なので、いつの間にかこっちも好きになっています。凌大に教えられて好きになったアーティスト、結構いるんですよ。なんだかまんまと乗せられてる感はちょっと悔しいんですけど(笑)。自分の世界観を持っているという意味では光咲と通じるところもあるけど、崩さないですし、壁を作らずその世界をさらに広げようとして学びに行っているのが素敵だなと思います。凌大は僕と同い年なので刺激を受けて行動することが多いんですよ。ずっと刺激し合っていきたいです」
■次は武藤潤さん。
「世界で一番面白い男です(笑)。面白いだけじゃなく優しさも兼ね揃えているし、人に気を遣いすぎるところはあるけど潤くんなりの気遣いが僕にとってはすごく嬉しいんです。常に支えてくれている存在だし、自分なりの方法で人を支えるのが上手だなと思います。ちょっと不器用なところもあるけど、そこが彼の魅力です。(杢代)和人の先陣を切って進んでいくスタンスは僕の憧れです。自分にないものを持っているというか、自分にないものを完ぺきに兼ね揃えている気がするので、和人に追いつきたいという気持ちで動く時もあれば、和人から学んだことを自分に落とし込んで、自分の武器にしたいと思う時もあります。いつも言っているんですけど、身近にいる一番の憧れの存在です。1人の俳優としてもメンバーとしても尊敬してます」
■杢代さんは以前、吉澤さんについて「要人とは話せないことがないくらい仲がいい」とおっしゃっていました。
「たしかに和人とは話せないことはないです。仕事の話もめちゃくちゃするけど、プライベートでの他愛のない話をしている時間も同じくらい多いですし、仲良しです」
■ちなみに長野さんは「要人はグループでいるより1人でいるほうがノリノリな気がする」とおっしゃってましたが…。
「間違いないです(笑)。凌大すごい!」
■さらに「リーダーっていうのもあるかもしれないけど、子供に癒されてるお父さんって感じ」ということでした。
「(笑)リーダーになったからじゃなく、グループ活動をしていて一番楽しいのが、ライヴはもちろんですけどメンバーと他愛のない話をしている時間で、たぶん僕はメンバーと一緒にいることが好きなんだと思います。それ故の“子供に癒されてるお父さん”なのかもしれない(笑)」
■いいグループですね。
「このメンバーで良かったなと思います」
■吉澤さんはミュージカル大好きだし、釣りとかカメラとか多趣味ですよね。先日もInstagramに写真を載せていましたが、タイへ“弾丸1人旅”って。前回げんじぶとして取材させていただいた時も、“海外旅行に行きたい”とおっしゃっていましたもんね。
「旅をしたいという気持ちが常にあって、今回たまたま時間があったので、タイに行こうと思い立って出発の3日前くらいに航空券を予約して行きました。あまり予定も立てずに行ったんですけど、本当に刺激的な旅になりました。向こうで出会ったすべてが想い出になったし、宝物だなと思いました。海外に出てみないと分からないことっていろいろあるんだなと毎回気づかされます。去年初めての海外旅行で韓国に行った時は結構日本語が通じるところが多かったんです。でもタイはまったく通じなくて。タイ語を知らない状態で行ったんですけど、知ってる英語でどうにか繋げて乗り切りました(笑)。でも伝えたい気持ちがあったら結構伝わるんだなっていうことも分かったし、人の温かさを感じられる旅だったので、こっちが幸せな気持ちになりました」
■タイというお国柄もあるんでしょうね。
「そうだと思います。一番は“微笑みの国”というワードに惹かれてタイにしたんですよ。グイグイくるわけでもなく、温か~く受け入れてくれる感じがあって、本当に素敵な国民性だなと思いましたし、感動でした。僕、世界遺産が好きなので、世界遺産の寺院も世界遺産じゃない素敵な寺院もたくさんあって、カメラロールを見るたびに、いい旅だったなぁと思い出しています」
■そういえば吉澤さんは世界遺産検定2級をお持ちなんですよね?
「それも勉強しようかな?と思い立って始めました。高校時代に世界史とかで学んできたけど、授業では意外とスルーしてしまったな~学生時代に学べなかったことを学びたいな~と思って手を出してみたら、めちゃくちゃ面白くてハマりました」
■そもそも初めての海外旅行が1人旅ってすごいですよ。
「1回1人で行けたことが自信になって、今後も隙間があればいろいろ行けるんじゃないかな?って思ってます」
■その行動力はどこからきているんですか? 昔からそうなんですか?
「そうですね。思い立ったら即行動しないと気が済まなくて。“考えてから行動しなさい”って、よく親から怒られてたんですけど、一旦ちゃんと時間をおいて考えても、1回思い立ったらやらずにはいられなかったので、今では親もそれを理解してくれていて“止められないんだ、この子は”って感じで、この間もタイに行ってくるって言ったら“え…”って(笑)」
■(笑)無事に帰ってきてくれたらそれでいいです。
「はい。安全に、旅を楽しみたいです」
■ご自身の中で今後の目標、夢はありますか?
「俳優としてアカデミー賞を獲りたいです。いろんな作品を経験していろんな役を演じて、自分の中で縛りを作らずになんでも挑戦して学んで、揉まれていって、人間らしい人間を演じたいです。その末にアカデミー賞を獲れたらいいなと思います」
■10年後は31歳ですね。
「え~?怖い!(笑) どうなっているんですかね? ミュージカルにもいつか出演できたらいいなと思っています。でもその頃にはもう世界に目を向けていたいです。自分の活動範囲を世界に広げたいという想いは昔からあるので、そうなれるような10年間を過ごしたいなと思います」
■もしかして1人旅をしているのも世界を視野に入れているからなのですか?
「もちろんです。昔から海外志向が強いので、見れる時に世界を見ておきたいんです。げんじぶとして海外に行けるならライヴしたいです。げんじぶが魅せる日本のカルチャーが刺さったら嬉しいですし、エンタメがボーダーレスだということを証明できたら幸せなことです。俳優として海外進出するなら、マーベル作品に出たいです!」
■吉澤さん似合いそう。
「(笑)そうですか? もしも出られるなら宇宙人よりも地球人として出たいです」
■(笑)11月17日には約1年ぶり2度目のぴあアリーナMM単独公演があります。今の時点で、どのようなライヴにしたいと考えていますか?
「同じステージに1年越しで立つことに意味があると思うので、そこで成長した姿を見せなきゃいけないという責任感もありますし、今まで見たことのない、げんじぶだけの世界を感じてほしいですね。会場に入ったら、時空も場所も全部忘れられるような世界に僕らができたらいいな。それが今の僕の願いです」
■では、観測者へメッセージをお願いします。
「げんじぶ結成5年目というとても大事な年にぴあアリーナに立てることに大きな意味があると思っています。ステージに立つ僕らの姿を見ていただいて、僕らの未来をこれからも応援したい、これからも一緒にいたいと思ってもらえるように、笑顔を届けていきたいと思います。これからも笑い合って一緒に生きていきましょう!」
(次の記事更新は、10月1日(火)を予定しております)
・・・
【プロフィール】
原因は自分にある。(げんいんはじぶんにある。)
2019年7月7日にデビューした7人組ダンスボーカルユニット。昨年11月5日に自身最大キャパとなるぴあアリーナMMで『原因は自分にある。ARENA LIVE 2023 因果律の逆転』を開催し大成功を収めた。現在アニメ「エグミレガシー」主題歌の新曲「P-P-P-PERO」が配信中。今後は、11月17日にぴあアリーナMMにて『原因は自分にある。ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待』を開催する。
吉澤要人(よしざわかなめ)
2003年7月12日生まれ。東京都出身。俳優としても活動中で、主な出演作はドラマ「around 1/4 (アラウンドクォーター)」「沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不足の原因は自分にある。〜」「イケメン・セブン・デイズ」「FAKE MOTION-卓球の王将-」、舞台『あたっくNo.1』、演劇集団Z-Lion第12回公演『テーマ我が家の家族』、朗読劇『あの空を。』など。
【クレジット】
Photo コザイリサ
Text 三沢千晶
Hair&Make-up SUGA NAKATA(GLEAM), Inc.GLEAM
Styling 齋藤良介
・・・
【LIVE INFORMATION】
『原因は自分にある。ARENA LIVE 2024「白昼夢への招待(インビテーション)」』
開催日:2024年11月17日(日)
会場:【神奈川】ぴあアリーナMM
時間:[開場]17:00、[開演]18:00
『GNJB Christmas Live 2024 Twinkle / Nightmare』
■東京:Zepp DiverCity(TOKYO)
【1部】GNJB Christmas Live 2024 Twinkle
2024年12月23日(月) 開場14:00/開演15:00
【2部】GNJB Christmas Live 2024 Nightmare
2024年12月23日(月) 開場17:30/開演18:30
■大阪:Zepp Namba(OSAKA)
【1部】GNJB Christmas Live 2024 Twinkle
2024年12月25日(水)開場14:00/開演15:00
【2部】GNJB Christmas Live 2024 Nightmare
2024年12月25日(水)開場17:30/開演18:30
【★読者プレゼント★】
吉澤要人さんのサイン入りポラを2名様にプレゼントいたします♪
【応募方法】
awesome! 公式アカウント @BP25th_awesome をフォロー&RTしてくださった方の中から、抽選で2名様にプレゼントいたします!
一言感想もいただけますと嬉しいです!
【応募締切】
2024年10月11日(金)23:59まで
※発送先は日本国内に限ります。
※当選者の発表は、発送をもって代えさせていただきます。当落に関するお問い合わせはお受けできません。
※当選者の方にはDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡をさせていただきます。