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    2024年10月22日 原因は自分にある。短期連載 Vol.09 杢代和人ソロインタビュー 前編  

    吉澤要人さんソロインタビュー
    武藤潤さんソロインタビュー
    大倉空人さんソロインタビュー
    小泉光咲さんソロインタビュー

     原因は自分にある。のメンバー1人1人に焦点を当てるソロ企画。今回はげんじぶの切り込み隊長、杢代和人さん。自他共に認めるレベチイケメンでありながら、素直な言動がかわいくもある彼の素顔とは? 何事にも真っ直ぐに向き合う姿勢が、杢代ゾーンを徐々に広げているようです。

    ■今日は、素顔の杢代和人さんについて聞かせてください。まずは、どんな子供だったのか?というところからお願いします。

    「すごく元気な子でした。果てしなく好奇心があって、見たことがないものはとりあえず触ってみたり、登ってみたり。僕、何かの上に登るのが好きで、たとえば椅子の上とか、お行儀が悪いんですが、テーブルの上にも登ってみたり。なので物心ついてからは木登りも好きでしたし、いつも外で遊ぶ活発な子でした」

    ■活発に遊べるような自然が近くにあった?

    「大都会で育ったんですが、公園とかあるのでジャングルジムに登ったりして遊んでました」

    ■家では、どんな子でしたか?

    小さい頃はおとなしかったそうです。たぶんいい子でした(笑)。習い事は、2歳から4歳までバイオリンを習って、小学生からは塾に通っていました」

    ■バイオリンは初耳ですね。今でも弾けるんですか?

    「弾けないです!(笑) 2歳3歳の頃の記憶があまりないので」

    ■(笑)。

    「でもバイオリンを経験したということを潜在意識か身体が覚えているのか、いまだに持ち方はこうだったよな~みたいなことは覚えています。本当に記憶はそれくらいです。バイオリンは3兄弟みんな習ってたんですよ」

    ■そうだったんですね。では、子供の頃好きだったものは?

    「保育園の頃は『侍戦隊シンケンジャー』が大好きでした。昔から松坂桃李さんが大好きなんです」

    ■仮面ライダーは観ていましたか?

    「もちろん観てました。ちょうどその頃は『仮面ライダーW』で、友達もみんな大好きだったんです。でも僕は“シンケンジャー派だよ”と言い張ってました。その頃は将来、自分がまさか仮面ライダーになるとは思ってませんでしたからね(笑)」

    ■そりゃそうですよね(笑)。地元の友達は杢代さんが仮面ライダーになって、ビックリしたでしょうね。

    「ビックリしたと思います! 当時
    “仮面ライダーになるんだ!?”って、驚いた友人から直接電話もらったりしました」

    ■改めてですが、『仮面ライダーギーツ』への出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

    「俳優としても、げんじぶとしても、ここを乗り越えたら自分自身何かを見つけることができるんじゃないかな?と思っていました。もちろん楽しみな気持ちもあったしワクワクもあったけど、それよりドキドキのほうが強かったですね。そこには心配や不安もありましたが、好奇心のほうが大きかったなと思います」

    ■そうだったんですね。では、幼少期の好きなものの話に戻りまして。

    「あとはレゴブロックが好きでした。いっぱい買ってもらって、いろんなものを作っていました。ものを作ることが好きなんです。それこそ今は、潤くんもガンプラ好きですが、僕も小学1年生の頃は、父とよくガンプラを作ってました」

    ■お父さんの影響なんですね。

    「そうですね。車とかメカとかも好きなんです」

    ■杢代さんはファッションも好きですよね。それはいつくらいから?

    「ファッション大好きになったのは、この活動を始めてからなので、中学3年生くらいからです。M!LKの(山中)柔太朗くんに影響を受けて、洋服をちょっとずつ調べるようになって、集めるようになって、今の自分のスタイルに辿り着いたところはあります」

    ■そんなご自分の性格をどう思いますか?

    「自分の性格は好きで。活発なのは子供の頃から続いていて、いまだに好奇心旺盛で、いい意味でじっとしていられないというか、常に新しい世界や景色を見たくてウズウズしているんです。そういう性格が、この活動にはすごくマッチしていると思います」

    ■杢代さんは今の事務所に何度かスカウトされていますよね。で、中2の時に入ろうと決めたとか。

    「そうです。当時、将来がとても不安で。というのもそろそろ進路を決める時期で、みんな高校を決めたとか、こういうことをやりたいんだとか言う中で、僕はとにかく遊んでいたんです。こんなに遊んでいるけど、自分は将来大丈夫かな…?って思い始めて。将来、何の仕事をしてるんだろう?とか。…って考えていた時に、3回目のスカウトをしていただいて入りました。人生経験の一環としてやろうと思ったんです。爆売れしてやるぞ!とかそういう気持ちはまったくなくて、やってみてダメだったらやめようって」

    ■入って最初に思ったことは何ですか?

    「絶対にこの世界で売れたい!って思いました。だってこの世界、夢がありすぎるんですもん。こんなに莫大な夢を見させてくれる世界なんだ…と気づいた瞬間に売れたい、と。そう思ったからレッスンでもなんでも頑張れたんだと思います」

    ■これまで活動してきた中で印象深いお仕事だったり作品はありましたか?

    「いろいろありますね……。でもターニングポイントになったのはやっぱり、げんじぶとしてのデビューだと思います。7人で結成してデビューした時に、あ、もう簡単に後には引けないなって。これは人生をかけてやるものだし、このメンバーとは運命共同体だと考えた時のことは今でも印象深く残っています。これはきっとグループ活動をしている人特有の気持ちかもしれないです。デビューする前はまだ引き返せるってどこかで感じていたと思うんですが、今はもう戻れませんから」

    ■覚悟を決めた瞬間だったんですね。では、運命共同体となったげんじぶのメンバーについて聞かせてください。杢代さんには2年ほど前に一度、伺っているのですが、当時の印象とは変わっているかもしれないですし、改めて杢代さんが思うメンバー1人1人の魅力をお願いします。

    「年齢順に雅哉からいきますね。雅哉は、いつ仲良くなったっけ?と思うくらい、最初から波長が合ってました。僕は芸能界に入るまでは、年齢が下の子があまり得意ではなくて」

    ■それはなぜ?

    「自分もまだ未熟だったので、敬語も使わないし生意気だし、俺、先輩だぞ?って思ってたんですよ(笑)。でも、1個下の雅哉は違いました。かわいいし、一緒にはしゃぎたいし。あの愛されキャラは天性のもので僕は大好きです。研究生の頃のスタッフさんには本当に申し訳ないですが、一緒にちょっとした悪ふざけもしてましたし、それくらいに雅哉とはすぐ仲良くなってやんちゃしてました。でも安心してください。そこから成長しました。もう絶対に悪ふざけはできないです」

    ■(笑)。

    「芸歴は雅哉のほうが先輩なんですが、彼が中学生の頃から一緒にいるので、どっちも成長したなと思います。続いて凌大は、僕にとっては芸能活動を始めて、初めてできた憧れの人でした。僕が入った時にはもう研究生の中の選抜メンバーで、長野凌大と言えばトップでありセンターだったんです。だから目指すべき存在でした。凌大のいいところは、最初からとてもシャイだったんですよ。もしも僕が研究生のトップにいたら、めちゃくちゃ天狗になっていたと思うんですが、そうならないところとか、シャイなところも含めて自分にはないものを持ってるなと。すごく憧れですし、今こうして同じグループになれてとても心強いです」

    ■長野さんは杢代さんについて、「自分でも言ってると思うけど、カリスマ性がある」と。

    「あ~言ってます」


    ■「意外と繊細で緊張しいだから…」

    「あら、よく知ってる!」

    ■「(げんじぶの)外に出た時は気合いを入れて頑張っているんだろうな」とおっしゃっています。

    「……この取材があと2時間遅かったら、僕、泣いてるかもしれないです。結構、涙もろいんですよ。こういうことって面と向かって話すことはあまりないので、嬉しいし、ありがたいです」

    ■続いて吉澤要人さん。

    「要人にはたくさん助けられてます。僕が右も左も分からない時から要所要所で声をかけてくれて、頼れるお兄さんだなと思っていました。同じチームになって話すようになってからは、すごく聞き上手だなと。思わず悩みを打ち明けたくなるような安心感があって、昔から今も変わらず頼れる存在です」

    ■ちなみに吉澤さんは「和人の、先陣を切って進んでいくスタンスが僕の憧れ。1人の俳優としてもメンバーとしても尊敬しています」とおっしゃっています。

    「うわー。感動しちゃいます…」

    ■さらに「和人に話せないことはない」と。

    「そう言ってもらえるのが一番嬉しいです」


    ■では、小泉光咲さん。

    「光咲は、元々地方の選抜メンバーだったので、常に会える存在じゃなかったんです。たまたま会って話した瞬間に、もう仲良し!みたいな。学生の頃からずっとプライベートも一緒にいます。レッスン前に、渋谷へ洋服を買いに行ったり、ご飯を食べに行ったり。げんじぶはみんな仲良しですけど、その中でも光咲はプライベートの時間を一番過ごしています。ほんと波長が合って…合ってるのかな?(笑) 波長は合ってないけど、ノリが合う」

    ■7人での取材では、よく2人で目配せしてますもんね。

    「ノリだけ合うから面白いんです。考えてることは違うけど、笑いのツボが一緒っていう。良き友です」

    ■そして大倉空人さん。

    「最初に出会った頃は僕も緊張していたのであまり話せていなかったんですけど、すごく元気というイメージがずっとありました。活発だし、いろんなことに手を挙げて意見するし、こういう人が芸能界を引っ張っていくんだろうな、と。僕は最初からいたわけではなくて(BATTLE BOYS第2弾選抜メンバーとして)途中から参加なので、客観的に見ていた頃があったんです。その時に“空人、強いな~”と感じていました。それが第一印象で、そこから話をしていくうちに、ユーモアもあるし会話も上手いし、とても頼もしい存在だな、と。げんじぶになくてはならない存在です。続いて潤くんは、とにかく優しいです。強く印象に残ってる出来事があって、研究生時代にダンスをみんなの前で発表する機会があったんですが、潤くんと一緒に踊ったことがあって、その時、僕と潤くんはまったく踊れなくて。でも潤くんは自分が踊れないのを悔しがるんじゃなくて、“踊れなかったね~。一緒に踊ったのが僕でごめんね”みたいな。もう、その瞬間から大好き。僕の中で最高の兄貴です」

    (次の記事更新は、10月25日(金)を予定しております)



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    【プロフィール】

    原因は自分にある。(げんいんはじぶんにある。)
    2019年7月7日にデビューした7人組ダンスボーカルユニット。昨年11月5日に自身最大キャパとなるぴあアリーナMMで『原因は自分にある。ARENA LIVE 2023 因果律の逆転』を開催し大成功を収めた。現在アニメ「エグミレガシー」主題歌の新曲「P-P-P-PERO」が配信中。今後は、11月17日にぴあアリーナMMにて『原因は自分にある。ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待』を開催する。


    杢代和人(もくだいかずと)
    2004年5月20日生まれ。東京都出身。最近の出演作は、ドラマ「仮面ライダーギーツ」「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」「降り積もれ孤独な死よ」「君とゆきて咲く~新選組青春録~」など。現在、ドラマ「3年C組は不倫してます。」「私たちが恋する理由」に出演中。今後は、映画・配信ドラマ『【推しの子】』などが控える。

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    【クレジット】

    Photo 山下深礼(PROGRESS-M)

    Text 三沢千晶
    Hair&Make-up 片岡順子、大西智雄
    Styling 齋藤良介
    Costume メイグローブ バイ トライバラクスのイヤリング ¥5,390、ボロンのリング ¥26,400(共にロードス 03-6416-1995)、その他スタイリスト私物


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    【LIVE INFORMATION】

    『原因は自分にある。ARENA LIVE 2024「白昼夢への招待(インビテーション)」』

    開催日:2024年11月17日(日)
    会場:【神奈川】ぴあアリーナMM
    時間:[開場]17:00、[開演]18:00


    『GNJB Christmas Live 2024 Twinkle / Nightmare』

    ■東京:Zepp DiverCity(TOKYO)
    【1部】GNJB Christmas Live 2024 Twinkle
    2024年12月23日(月) 開場14:00/開演15:00
    【2部】GNJB Christmas Live 2024 Nightmare
    2024年12月23日(月) 開場17:30/開演18:30

    ■大阪:Zepp Namba(OSAKA)
    【1部】GNJB Christmas Live 2024 Twinkle
    2024年12月25日(水)開場14:00/開演15:00
    【2部】GNJB Christmas Live 2024 Nightmare
    2024年12月25日(水)開場17:30/開演18:30

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