吉田仁人 舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ』インタビュー

2024年2~3月に上演された舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』の第二弾が上演決定。リオニス王家の双子の兄弟・モントとシュテルが辿る数奇な運命を、ストレートプレイにより舞台化した第一弾では、ゲームの世界をそのまま具現化したような美麗ビジュアルと迫力のアクションで大きな反響を呼んだ。さらに物語が佳境へと進む続編で、前作に引き続き主役のモント・リオニスを演じる吉田仁人が、座長としての意気込みを語る。

■『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ』が上演されますが、ビジュアル撮影で久々にモント・リオニスになってみて、いかがでした?
「やっぱり衣装を着るとテンションが上がりますね。あとは“靴のここ、ちょっと擦れるんだよな”とか“この衣装は暑いんだよな”とか、いろいろ思い出しました。何が暑いって、甲冑じゃなく、その下に着てるレザー生地がめちゃくちゃ暑いんですよ! ステージではアクションもあるから、本当に絞れるんじゃないか?っていうくらい、汗でピッタピタになるんです」
■前作の公演前インタビューで「見どころは殺陣」とおっしゃっていましたが、そのぶん消耗も激しかったんですね。
「そうですね。見どころになるように頑張ってはみたんですけど、負担が一番デカいのもやっぱり殺陣で。かなり身を削るというか“大変だな”というのは、前回の舞台で率直に感じたところでした。今回も結構アクションシーンは多くて、いろんな人と手を合わせることがありそうなのは楽しみです」
■ハードなアクションのために、今、何か準備をしていることってありますか?
「やっぱり基礎体力は上げておきたくて、トレーニングはしています。ただ、衣装があるから身体のサイズを大きくはできないんですよ。例えば筋トレとかで胸板を厚くすると、衣装を着た時に苦しくなっちゃう。今、持っているものを強固にしていくことしかできないので、インナーマッスルを鍛えたりとか。あとは柔軟とか、整体で体をほぐすことをやってますね。役柄的にも前回は王子だったのが、今回は王になっているので、そこはしっかり表現しないといけないなって考えてます」
■そしてモントの双子の弟であるシュテル・リオニスを、EBiDANの後輩でもある武藤潤さんが引き続き演じるのは心強いですよね。
「また潤と同じ現場ということで、ワクワクはしてます。僕がやっているラジオ(『M!LK 吉田仁人のレコメン!』)にゲストで出てもらった時も“シュテル大変そうだね”みたいな話をしたんですよ。前作でシュテルはモントに敗北し、そのままどこかへ消えていくところで終わっているので、そこから互いがどういった世界で生きていくのか?というところは、注目してほしいですね」

■台本を読ませていただきましたが、今回のモントって、かなり演じるのが難しいのではないかと感じました。
「難しいと思います。物語自体は新たに登場するキャラクターが進めてくれるので、その中でモントは軸になるほかないというか。前作から培ってきたものを引き継いで、変わらない存在でいることが一番大事なんじゃないかと思いますね。芝居の話で言うと、前作で面白さを感じたのがキャストそれぞれの芝居のアプローチだったんです。公演のたびに変えてくる人も、変わらずに同じクオリティを発揮する人もいて、芝居の仕方が毎回みんな違う。一公演一公演、やっぱり舞台は生モノであるんだなと実感できたのは良かったです。あとは、しっかりと稽古してパッケージとして作ったものをステージ上で表現するという舞台の成り立ちも、僕の性分に合っているというか、安心感がありますね」
■やっていることは同じでも、公演のたびに変わるというのは、ライブにも通じますね。ちなみに、今作から新たに参加するキャストの中で、もともと知っている方はいらっしゃいますか?
「いえ、皆さん“はじめまして”ですね。続投のキャストも多いとはいえ、雰囲気もガラッと変わるだろうから、いったん前作の記憶を持ち込むのはやめて、一から作っていこうとは考えています。前回やっていて感じたのが、舞台って全員でのチームプレーなんですよ。なので、ある程度のコミュニケーションは取っていきたいです。だって、前回ムラガ・フェネス役をやってくれたレイザーラモンHGさんは敵役でしたけど、めちゃくちゃ仲良くなりましたから! 別現場でお会いした時も、すごく気さくに接してくださったので、それくらいの関係値にまで持っていけたらいいなと」
■では、チームとしてコミュニケーションを取るためのコツって何でしょう?
「いっぱい差し入れをすることじゃないですか(笑)。交流をとにかく増やすしかないですね。前回からの流れで基本形はできているので、その輪を閉じずに広げていきたいと思います」

■ただ、M!LKは2025年末からアリーナツアー『SMILE POP!』を開催中で、2月10日・11日の国立代々木競技場 第一体育館でのファイナル公演を終えた直後に今作の大阪公演が始まりますから、物理的にもかなり大変なスケジュールですよね。
「特に稽古期間はツアーと被りますから大変ですね。いくら基本の形ができているとはいえ、やっぱり体力配分と発声が違うんですよ。前作の舞台のあとも、元に戻すためにボイトレで矯正しましたから。今回はその時間的余裕があるかわからないので、頑張んなきゃいけないし、自分の中では乗り越えられる壁だと信じています。M!LKをきっかけに観に来てくださる方もいらっしゃるでしょうけど、それを誇りともプレッシャーともせず、しっかりと役に専念することで、浮き足立つことなくやりたいですね」

■2025年に大ブレイクを果たしたM!LKですが、1年前の自分に声をかけるとしたら、なんて言います?
「“本当に覚悟しとけよ、大変なことになるぞ”って。“急に来るから心構えしとけよ!”って言いたいです。僕は全然心構えをしてなくて、気づいたら12月になってたから、しっかりと覚悟を持って『イイじゃん』をリリースするということをしてほしいなと。“なんかオモロいからイケるっしょ”程度に軽く考えてたら、ちょっとヤバいことになっちゃったんで……もちろん、ありがたいことなんですけどね」
■結成当初は「夢は紅白の司会をやること」と公言していたくらい、強く目標にしていた「NHK紅白歌合戦」への出場も、おかげで見事に叶えましたよね。
「紅白の偉大さを今ひとつわかっていないまま目標にしていたというのが、本当のところですけどね。実際それが急に叶うことになって、びっくりしました。あ、急なんだ! すごいな!って。まだ本番日を迎えてないですが(取材は12月中旬)、浮き足立つことなくしっかりとパフォーマンスを全うして、体調を崩さずに年始を迎えたいという、一番基礎的ですが重要な目標に今は向かっています」

■「イイじゃん」「好きすぎて滅!」と立て続けにバズって、そして“次は何が来る?”と、世間の期待は高まるばかりですよ。
「ハードルがめっちゃ上がってる感じは自分でもします! いや、きっと大丈夫。2月18日には両A面シングルの『爆裂愛してる/好きすぎて滅!』が出て、そのうち新曲の『爆裂愛してる』は、また系統の違う面白さがある曲ですね。ふざけているけどカッコいい、みたいな(笑)。でも、カップリングでは従来のM!LKっぽい王道ラブソングもやってます」
■ヘンテコも王道も、どちらもM!LKらしさですもんね。2025年でいろいろな夢が叶いましたが、2026年に叶えたい夢や目標は何でしょう?
「メンバーが出演するドラマの主題歌をやりたいというのは、ずっと言っています。実は、今までに一回もないんですよ。GP帯のドラマ主題歌を狙っているのもあってか、やっぱりなかなか難しいらしく、だからグループの目標としては、まず、そこですね。あとは“富士山に登る”とか言ってるメンバーもいますけど、僕は絶対に登らないです」
■富士山に登る代わりに、では、個人的にやってみたいことは?
「そろそろ外食のレパートリーを増やしたいですね。ずっと牛丼かラーメンで通してきたんですけど、26歳ともなると代謝が落ちてくるので、そろそろ和食にハマりたいです。でも、今ハマってるのは味の濃い中華だし、いざ定食屋とかに行っても、チキン南蛮とか唐揚げとか頼んじゃって、毎回“ミスった!”ってなるんですよ。同じ鶏肉でも塩麹焼きとか、黒酢あんかけとか、もっと柔らかい味のものを美味しいと感じられるようになりたいと思いながら、毎回唐揚げを食べてるんです。そろそろジムとかも通ったほうがいいんじゃないかとも考えてるんですけど……たぶん無理なので安心してください(笑)」

■共通テーマ音楽コラム「MY POWER SONG」■
■岡村丁寧「友達はエンターテイナー」
最近、よく息抜きで聴いている曲です。脱力系というか、歌詞がずっと面白いんですよ。ちょっとお経みたいで、聴きながら瞑想しているような気分になれるんですよね。ぜひ歌詞を聴いていただきたいです。本当に面白いので!
■ポルノグラフィティ「ミュージック・アワー」
昔から夏になると絶対に聴きたくなる曲です。手放しに楽しめるし、テンションが上がるんですよ。僕、すぐ思考に時間を割いちゃうタイプなので、こういう何も考えずに元気になれる曲って貴重なんです。

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■プロフィール■
吉田仁人
よしだじんと。1999年12月15日生まれ。鹿児島県出身。5人組ダンスボーカルグループ、M!LKのメンバーとしても活動中。主な出演作品は、舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』主演(2024年2月23日〜3月3日)、映画『女優は泣かない』、ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」「迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない」など。
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■クレジット■
Photo 小嶋文子
Text 清水素子
Hair & Make-Up Emiy
Styling 平松彩希
Costume パンツ ¥59,180(Ayne @ayne_doppio)、ブレスレット ¥7,700(LlON HEART/Sian PR 03-6662-5525)、その他スタイリストの私物
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■INFORMATION■

『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ』
■東京公演
会場:サンシャイン劇場
日程:2026年1月30日(金)~2月8日(日)
■大阪公演
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
日程:2026年2月14日(土)~2月16日(月)
出演:吉田仁人(M!LK)、武藤潤(原因は自分にある。)、川上千尋、桜木心菜(私立恵比寿中学)、雨宮翔(GENIC)、福澤希空(WATWING)、鈴木萌花(AMEFURASSHI)、赤井沙希、清井咲希、鈴木曉(WATWING)、安田桃太郎、あべ こうじ、鈴木紗理奈、合田雅吏
原作:FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 (スクウェア・エニックス)
音楽:上松範康 (Elements Garden)
脚本・演出:松多壱岱(ILCA)
企画協力:スクウェア・エニックス
主催・企画・製作:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
https://wotv-ffbe-stage.com/
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