吉澤要人さんソロインタビュー
武藤潤さんソロインタビュー
大倉空人さん前編
■では大倉さんご自身が思う、メンバーそれぞれの魅力を教えてください。
「じゃあ光咲からいきますね。彼は自分の強みを理解して、しっかりと実践で発揮できるタイプだと思います。たぶん自分自身のメンタルを調節できるから、本番でしっかり実力が出せるんじゃないかな? それが特に去年(活動制限中の杢代以外の)6人でツアーを廻っていた時に、どんどん身についてきていたのをすごく感じました。僕はMCとして、この場面はこの人に振りたいなとか自分の中でいろいろ考えているんですが、なにかイレギュラーなことがあるとつい光咲に頼ってしまう自分がいます。一緒に居て気楽な人だし、本当に僕の支えです」
■桜木雅哉さんはどうでしょう?
「雅哉は小さい時から知ってますけど、昔はものすごく悩んでて。それも僕と同じような悩みを持つ子だったんです。BATTLE BOYSの頃から、悩みが同じだったからこそ一緒に考えて悩んで、一緒に手を繋いできた期間が長かったと思うんです。今ではそういう壁も乗り越えて、自分の意志で動いています。歌とかダンスに関しても雅哉スタイルを確立してきているので、パフォーマーとしてカッコいいものを見つけたなって、メンバーとして感じています。そして凌大はBATTLE BOYSの頃から選抜メンバーでしたし、研究生の頃からスポットライトが当たっていたと思われがちなんですけどそうではなくて。最初は凌大も初心者でしたし、陰で努力して、自分がこうなりたいというモデルから入って、それを自分のスタイルに変えて、彼にとっても茨の道で、悩んだり辛い想いとかあったと思うんです。でもそれを乗り越えて今があると分かっているからこそ、本当にすごい人と一緒にいるという安心感を与えてくれる人です。もうちょっとしっかりしてほしいなぁとは思う時はありますけど(笑)、彼の強さは僕が一番知っていると思います」
■次は武藤潤さんです。
「潤くんは、“EBi本”っていうEBiDANの本があって、それのページ半分が全部潤くんだったことがあるんですよ。それで、“ちょっと、すごいイケメン入ってきたじゃない”って、母にEBi本を見せてもらった記憶があります(笑)。出会った頃はまったく喋らない人でした。でも打ち解けるにつれて、本当の彼を見れてる気がしています。誰よりも周りの空気やメンバーのことを考えたり、真面目に人の話を聞いてくれたり、自分の意見もちゃんと言ってくれるし、人が傷つかないようにオブラートに包んでくれるし、とても優しい人だと思います。杢代は入ってきた時からすっごいオーラを放ってました。研究生の頃は正直、彼に嫉妬することもありました。でも、今同じグループになってグループ以外でも活躍する姿を見ていると、陰の努力が伝わってくるんです。少ない練習時間の中でライヴに出るとなった時に、リハーサルをすごく頑張っていて。そういうところを見るとやっぱり彼はすごいヤツなんだなって納得できます」
■最後に吉澤要人さん。
「要人はリーダーという立ち位置になって、悩んだこともあったと思うけど、その中でも自分のリーダー像というものを見つけて、こうやってげんじぶのリーダーとしてやってくれていることがすごく嬉しいです。彼的には見守って、みんなの意見をまとめることが役目だと言ってますけど、一番グループを支えてくれているのは要人だと思うし、要人がいるからみんな自由にやれていると思います」
■ところで、大倉さんはG‐DRAGONさんに憧れているんですよね?
「G‐DRAGONさん、大好きです! 小学校の時に父がBIGBANGの“FANTASTIC BABY”を聴かせてくれて、そこからハマってMVを毎日何度も観てました。ラップを好きになったキッカケでもあります。当時、G‐DRAGONさんのスタイルはすごく好きだったんですが、そもそも歌って何だろう? ラップって何だろう?という次元だったんです。それがげんじぶをキッカケに原点に還り、いろいろ勉強してG‐DRAGONさんのすごさをあらためて知り、この人になりたいと思って以来、いまだにずっと憧れの人です」
■今の大倉さんは、何を目指しているんですか?
「今は年齢的にも広くさまざまな活動をさせていただいていますが、ただ、げんじぶのメンバー1人1人が、げんじぶに対しての強い想いを抱いているので、僕も一緒に彼らと夢を追っていきたいなと思っています」
■大倉さんの中で、音楽と俳優の比率はどうなっていますか?
「これもはっきりした性格からくるものなんですが、自分の中では10対10です。全部頑張る!という感じです」
■俳優のお仕事は楽しんでいますか?
「いろんな監督やプロデューサーの方や役者の方々と出会って、いろんなお話を聞いて、いろんなことを観て、いろんな知識を学んで。初めてのことばかりなので、すごく楽しいです」
■ご自身のターニングポイントとなった作品は何でしたか?
「僕が高校1年生の頃に菅田将暉さんに出会ったんですよ。偶然TVに映っている姿を見て、この人すごくカッコいいなって感じました。話し方とかオーラとか、声だとか、ファッションだとか。そういう1つ1つに惹かれて、何やってる人なんだろう? あ、俳優さんなんだ。じゃあ僕も俳優やってみたいなと思ったんです。そこから俳優にすごく興味を持ち始めました」
■そうでしたか。G‐DRAGONさんに菅田将暉さん、そういった大きなキッカケがあると、進む道が迷いなく照らされますね。
「そうですね。“夢は大きく”が家訓ですから」
■ご自身が出演された作品はいかがですか?
「それぞれの現場で自分のためになることがあったので…。そうだ。初めて連絡先を交換した俳優さんが『レッドブリッジ』、『レッドブリッジ ビギニング』で共演した、豊田裕大くん、兵頭功海くん、松尾潤くんなんです。オーディションで役を勝ち取ることができたんですが、その頃オーディションでは何度も悔しい想いをしていて…。だから、ものすごく嬉しかったのを覚えていますし、めちゃくちゃ頑張りました。僕にとっては悩んでた時に見えた一筋の光だったのかもしれません。それこそ4人で切磋琢磨できましたし、3人とも活躍されているし、すごく尊敬しています」
■大倉さんはアニメ『エグミレガシー』で、夢の1つであった声優デビューもされましたね。どんなお気持ちでしたか?
「普通のお芝居とは違う感覚でした。お芝居としてまた違うものを経験させていただいた気がします。どういう区切りをつけて、どこに気持ちを入れてやっているのか?というのがすごく難しかったです。僕にとってすぐに身につけられる能力ではないと思いますし、アフレコの時は、俳優で学んだことを生かしながらやっていました」
■最初の一歩ですね。
「その最初の一歩が『エグミレガシー』で良かったなと思います」
■将来、たとえば10年後、何をやっていたいですか?
「げんじぶも俳優も、どっちも好きなのでどっちもやっていたいです。個人的には歌もパフォーマンスも自分のスタイルを確立していて、グループとしてはドームツアーを開催していたいです。将来的には僕が好きな嵐さんみたいなグループになれたらなと思います。それは国民的で世界レベルという意味でもありますし、バラエティ力やパフォーマンス力などすべて含めて尊敬しているグループが嵐さんなので、そういった存在を目指したいです。俳優としては、誰もが知っている俳優さんになりたいなと思います。仲野太賀さんや磯村勇斗さんみたいな、どんな色にもなれる、演技力でぶつかっていく俳優さんになりたいです」
■そのためには今、何が必要だと思いますか?
「読書ですかね…? 嵐のみなさんはわかりやすくその状況を伝えている言葉を使われていると感じますし、流れを掴む能力にも長けてるし、自分が俳優をやっていく上でも読書から読み取る力がつくと思うので。…読書、苦手なんですけどね(笑)」
■それはなぜ!?
「途中で飽きちゃうんです(笑)。でも読みたいなとは思いますので、まずはマンガからいきましょう!」
■(笑)分かりました。ところで、最近はマーベル作品にハマっているとか。
「そうなんですよ! 海外の作品を観たいけど、初めから難しいのを観ても続かないしな~と思っていたところに潤くんが勧めてくれて。マーベルってロマンが詰まってるじゃないですか。観やすいからハマっちゃって食事中もずっと観てます」
■何から観たんですか?
「公開順に観ました。『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』、『キャプテン・アメリカ』…っていろんな作品が混ざり合っていますけど分かりやすいです。今のところ映画はまだ半分くらいしか観られていないんですが、そのあとはドラマも観ようと思ってます」
■好きなマーベル・キャラクターは?
「僕はブラック・ウィドウというキャラクターが好きです。カッコいい女性なんですよ。あとはアイアンマン。(演じている)トニー・スタークさんがカッコよすぎて。この2人がめちゃくちゃ好きです」
■ヒーローは憧れますよね。
「なりたいな~。誰かのヒーローになりたいし、マーベル作品にも出たいな~」
■夢は広がりますね。海外作品の話になったところで、大倉さんは海外展開をしたいと思っていますか? 先ほど「嵐さんのように」というお話もありましたが。
「そうですね…。するならするで、自分が完ぺきになってからしたいです。半端な状態では行きたくないです。完ぺきな状態で行って、自分を知って、それでも圧倒されて帰ってきたいです(笑)」
■げんじぶとしてはいかがですか?
「海外ツアーとか! この前、BTSさんがハリウッドの交差点で信号待ちの間に路上パフォーマンスやってる動画を観て衝撃を受けたんです。僕達もそういうサプライズ的なことをしてみたいなとは思いますけど、まずは目の前の一歩一歩という考えです」
■では次の一歩となる2度目のぴあアリーナMMに向けて、一言お願いします。
「去年は初のアリーナ規模に緊張して悔しい想いをした自分がいたので、1年前に足を運んでくださったみなさんには成長を見せることができたらいいなと思いますし、最近僕達のことを知ってくださったみなさんには、今の僕達の姿を素直にお見せできたらなと思っています」
■観測者のみなさんへメッセージをお願いします。
「今の活動をなぜやってるの?と言われたら、マジで観測者が大好きだから。最近、『たかとのたからばこ』っていう新しいファンコミュニティがスタートしたんですけど、もう楽しくて楽しくて、僕ずっと喋っちゃってて。観測者のみんなと喋りたい気持ちがちょっと前に出すぎちゃってるかな?とか思ったりもしますけど(笑)、本当にみんなのおかげでグループの一員としていられるし、支えてもらっています。そんな観測者に“空人くんを応援してて良かったな”と言ってもらえるような人になりたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」
(次の記事更新は、10月15日(火)を予定しております)
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【プロフィール】
原因は自分にある。(げんいんはじぶんにある。)
2019年7月7日にデビューした7人組ダンスボーカルユニット。昨年11月5日に自身最大キャパとなるぴあアリーナMMで『原因は自分にある。ARENA LIVE 2023 因果律の逆転』を開催し大成功を収めた。現在アニメ「エグミレガシー」主題歌の新曲「P-P-P-PERO」が配信中。今後は、11月17日にぴあアリーナMMにて『原因は自分にある。ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待』を開催する。
大倉空人(おおくらたかと)
2002年4月12日生まれ。神奈川県出身。主な出演作は、初主演映画『ヒッチハイク』映画『レッドブリッジ』『レッドブリッジ ビギニング』、ドラマ「素晴らしき哉、先生!」「余命1ヶ月って言ったじゃん」「君となら恋をしてみても」「マイ・セカンド・アオハル」「ひともんちゃくなら喜んで!」、声優にも初挑戦した、アニメ「エグミレガシー」。 縦型ショートドラマ「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」の配信や、映画『他人は地獄だ』の公開が控えている。
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【クレジット】
Photo 山下深礼(PROGRESS-M)
Text 三沢千晶
Hair&Make-up 片岡順子、大西智雄
Styling 齋藤良介
Costume エルペ ヴィジブルのパールネックレス¥20,800、ミーナジェムスのチェーンネックレス¥12,000、スキャットのイヤーカフ ¥14,300(全てロードス 03-6416-1995)、その他スタイリスト私物
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【LIVE INFORMATION】
『原因は自分にある。ARENA LIVE 2024「白昼夢への招待(インビテーション)」』
開催日:2024年11月17日(日)
会場:【神奈川】ぴあアリーナMM
時間:[開場]17:00、[開演]18:00
『GNJB Christmas Live 2024 Twinkle / Nightmare』
■東京:Zepp DiverCity(TOKYO)
【1部】GNJB Christmas Live 2024 Twinkle
2024年12月23日(月) 開場14:00/開演15:00
【2部】GNJB Christmas Live 2024 Nightmare
2024年12月23日(月) 開場17:30/開演18:30
■大阪:Zepp Namba(OSAKA)
【1部】GNJB Christmas Live 2024 Twinkle
2024年12月25日(水)開場14:00/開演15:00
【2部】GNJB Christmas Live 2024 Nightmare
2024年12月25日(水)開場17:30/開演18:30
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