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    2022年8月25日 Billkin & PP Krit Premium Live in Tokyo 初来日単独ライヴを詳細レポート!

    Billkin & PP Krit スペシャルインタビュー前編はこちら
    Billkin & PP Krit スペシャルインタビュー後編はこちら

    Photo by Atsuko Tanaka

     初の日本での公演となるSUMMER SONICを終え、その興奮がまだ冷めやらぬまま、単独公演となるSUMMER SONIC EXTRA『Billkin & PP Krit – Premium Live in Tokyo』が8月24日に恵比寿ガーデンホールにて開催された。

     開演時間を少し過ぎた後、ステージの上には生バンドが登場し、ファンキーなホーン隊が笑顔で演奏し始める。その瞬間、サングラスをかけた“BKPP”こと、BillkinとPP Kritが登場。フロアを見渡す2人のとてもうれしそうな表情が印象的だ。
     ステージのセンターに揃い、「Safe Zone」を歌い始めると、Billkinはサングラスをずらし、客席を見渡してさらに嬉しそうに笑い、PP Kritと2人で緩やかなサウンドにたゆたいながらお客さんたちに手を振って挨拶。すると一気に会場の熱が上昇していくのがわかる。曲が終わる瞬間、2人はゆっくりと恋人つなぎをして、笑顔になるという、彼らのサービス精神溢れるパフォーマンスに頬が緩む。

    Photo by Atsuko Tanaka

     Billkinが日本語で「こんにちは!」と発すると、それに答えるようにオレンジや青、赤という彼らをイメージした色のペンライトが高く揺れる。すぐに「Special One(New Version)」のイントロが流れると2人はサングラスを外し、見つめ合いながらとても気持ちよく歌う。途中でBillkinがPP Kritの背中に手をあて、挨拶を促す姿も。2人の息の合ったハモリは美しく響き、心地よい空気が流れていく。2人はタイ語で自己紹介をした後、Billkinが「(僕たちが出演している)ドラマは見たことがありますか?」と尋ね、PP Kritが「どっちが好きですか?」といたずらに聞くと、答えに困るフロアがざわつく。するとPP Kritは笑って「冗談です」と話すシーンも。Billkinが「ドラマからの2曲でした。歌っても何でもいいので、応援してください。続けていいですか?」と声をかけ、PP Kritが一度ステージを後にすると、Billkinのソロの「Untold Answer」がスタート。「大好きな曲です」と言い、オレンジの光に包まれてスタートしたこの曲は、ささやくような優しい歌声が心の奥深くまで染み渡る。サックスの妖艶な音色と絡み合う美しい歌声が会場に響き渡り浸っていると、PP Kritが入れ替わりに登場し、「Hold Me Tight」がスタート。Billkinの歌声とはまた違う、甘く愛らしい歌声で、首をすこしかしげながら歌う姿が印象的だ。間奏では笑顔でかわいらしく手を振り、ファンに応えていく。続く「The Weekend」では、できるだけ客席に近づき、ゆらゆらと身体を揺らしながら歌い、「I’ll Do It How You Like It」では、ゆるやかなビートに乗るホーンが美しく鳴り響くなか、赤い光に包まれて艶やかに身体を撫でまわすパフォーマンスに会場が沸かせていた。

    PP Krit
    Photo by Atsuko Tanaka

     BillkinとPP Kritが入れ替わり、今度はBillkinのソロがスタート。「I Like Myself When I’m with You」では、お客さんたちに大きく手を振りながら、語りかけるように歌う。その声の持つ力を存分に発揮できるこの曲を堪能した後、日本のシティポップに影響を受け、日本でミックスも行なったと話していた「IXO」がスタート。(※awesome! WEB 「IXO」インタビュー参照)
     懐かしさと新しさが同居するこの曲で、ホーン隊が楽しく踊りながらパフォーマンスしているのも印象的だ。手拍子で一緒に盛り上がり、フロアはまるで心地のいいダンスホールに。ライヴの楽しさを実感できるパフォーマンスだった。 BillkinとPP Krit、ソロとしての見せ方が、2人ともとても魅力的ではあるものの、全く違う方向性で楽しませながら、2人で歌う時には驚くほど美しい化学反応を見せるのもおもしろい。これが“相性”というものなのだろう。


    ※awesome! WEB Billkin「IXO」インタビュー
    https://awesomemagazine.jp/2021/10/15/vol-64-billkin/

    Billkin
    Photo by Atsuko Tanaka

     2人がステージに揃うと、Billkinが「サマソニに来てくれた方達はいますか? もしかしたら同じとは思っていないですよね?(笑) この後はちょっと違います」「僕たちが影響を受けたタイのレジェンドたちの楽曲を聴いてもらいたいです」と話し、T-POPメドレーを披露。楽曲中には、2人でマイクを渡したり渡さなかったり、すれ違うたびに触れ合ったりととても楽しそうにじゃれ合いながら歌う、ハッピーな空気に溢れている。

     メドレーを終えると、PPが「日本語教えてください!」と話すと、客席から「大好き」と教えてもらい、PPが両手でハートを作ると会場は大興奮。Billkinは両手を上げて頭の上でハートを作り2人で楽しそうに笑い合っていた。

    Photo by Atsuko Tanaka

    Billkinは「ドラマに出たり、歌を歌ったり、みんなに会えたりこんなに応援してもらえるとは思ってもいませんでした」と話し、PP Kritも「Billkinと同じ気持ちです。嬉しいですし、みんなも同じように思ってくれたら嬉しいです。最後の曲は、みんなが僕たちを知ってくれた曲です。歌ってください」とコメントを残し、ドラマ『I Told Sunset About You』の主題歌だった「Skyline」へ。2人は見つめ合うだけでなく、お互いが歌っている時に、見守るように相手を見ながら、曲を紡いでいくように歌っていく。この日はラストのサビを日本語に訳したバージョンで披露。余韻に浸ったままの状態で2人が退場すると、その瞬間から鳴りやまないアンコールが始まり、2人が嬉しそうな笑顔で再登場。

    Photo by Atsuko Tanaka

    Billkinは「用意していた曲は終わったんです。でも、サマソニに出演して、“この曲は歌わないの?”と言われたことがありました。僕もこの歌を歌わないと後悔すると思いました」と話すと、PP Kritは「この歌を聴かせたいと思いました」と話し、「Coming of Age」を披露。2人が向かい合いながら歌いだすと一気に空気がガラッと変わり、PP Kritは少し涙ぐむと、そっとBillkinがPP Kritの腕をなで、微笑み合う。そして、まるで深い海に誘うように2人はグルーヴィサウンドに身を沈め、声を重ねていく――。最後に2人は抱きしめ合うとフロアに向けて、嬉しそうに手を振る。曲が終わると、最後にBillkinは日本語で「みなさん! 今日は本当にありがとうございました!」、PP Kritも日本語で「ありがとうございました!」と話し、大きく手を振り、2人はステージを去った。

     ドラマの中とは違う2人でありながら、ドラマの音楽が、あの名作の感動のシーンを呼び戻す。それもまた、彼らの魅力だろう。さらに、2人がとてもうれしそうに、楽しみながらライヴをしている姿はとても印象的だった。彼らがまた日本でパフォーマンスできる日を、心から待つとしよう。

    9月末発売の誌面では
    お2人のスペシャル撮り下ろしグラビアと
    ロングインタビューを掲載予定です♪


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    Photo ⇒ Atsuko Tanaka
    Text ⇒ 吉田可奈


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    SUMMER SONIC 2022 Photo Gallery】



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    【CD Information】

    初回限定盤
    通常盤

    Billkin & PP Krit
    『About Sunset To The Moon~「僕の愛を君の心で訳して」スペシャル・アルバム』


    ◆購入はこちら
    国内Domestic:https://umj.lnk.to/ASTTM_JPPR
    海外Overseas:https://umj.lnk.to/ASTTMPR

    レーベル公式サイト
    https://www.universal-music.co.jp/billkin-and-ppkrit/


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