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    2024年11月8日 Singto ファンミーティングイベント 2024 in Japan『夏の思い出』レポート!!

     タイの人気俳優Singtoさんの「Singto ファンミーティングイベント 2024 in Japan『夏の思い出』」が、10月4日、東京・山野ホールにて開催されました。久しぶりの来日ということもあり、より一層の熱気と愛があふれる空間となった本イベント。その第一部の模様をお届けします!


      自身が主演したドラマ「He’s Coming To Me~清明節、彼は僕のお墓の隣にやって来た」の主題歌「ให้รักปรากฏตัว」のイントロでステージに登場したSingtoさんは、黒のラメ入りセットアップでちょっぴりセクシー。ファンからの熱い声援に、ハニカミ笑顔を見せる。両手でマイクを持ち、優しい声をホール全体に響かせ、サビは瞳を閉じてエモーショナルに…。うっとりと聴き入るファンに深くお辞儀をし、胸に手を当てながら「ありがとうございます」と日本語で感謝を伝えた。

     この日MCを務める星野卓也氏はSingtoさんを見るなり「素敵な笑顔!」と、テンション高め。「めちゃくちゃオーラがあるのに、温かい優しい雰囲気がありますね!」と褒めちぎると、ここもまた日本語で「恥ずかしい!」と照れ笑いを見せる。さらに、友達から教わったという“久しぶりに会った相手に言う日本語”「会いたかったよ」を披露すると、会場中が“キャーーー!!!!♡”の嵐に!!!! 

     そしてまずは“Singtoの夏の思い出”のコーナーへ。本人提供によるオフショット感満載の写真がステージ上のスクリーンに映し出され、Singtoさんと一緒に眺めながら、写真にまつわるエピソードを語ってもらう。1枚目はタイの公演で友達に撮ってもらったというラフな1枚。「プライベートでポーズをとる時は、手をどうしたらいいか戸惑ってしまいます」とSingtoさん。だいたいは手を頭の上に乗せたり、ポケットに手を入れたりするらしいです。 また大きなツバの麦わら帽子をかぶり視線の先を指さしているのは、明らかに大好きな『ONE PIECE』を意識した1枚。そこから好きなキャラクターの話になり、ボア・ハンコックとブルックが好きということが判明。「なぜブルックかというと、お化けとか幽霊のキャラクターが好きだからです。ポケモンも、ゴーストタイプが好き」と、好きなアニメの話をしている時はいつも以上に目が輝いている。

     その他、自身のお気に入りの写真は「ポーズがカッコいいから(笑)」とか、プリクラで1人で撮った写真も「なんかカッコいいなと思って(笑)」と、言った先から自分で笑いながら紹介してくれたり。素敵な写真の数々と共に、お茶目なSingtoさんの姿も堪能することができた。

     続く “名探偵Singtoの職業当てチャレンジ!”コーナーでは、「名探偵コナン」を彷彿とさせるビジュアルで登場! もちろん、会場中の「カワイイ~~~♡♡♡」を独り占め。「身体は大人ですけど心は子供です!」と言うと、さらに拍手が倍増! しかし、ファンの方の職業を、3つだけ質問をして当てるというこのゲーム。名探偵でも推理するのがむずかしかったらしく、かなり悩んで、苦戦していたSingtoさん。最後、3人目の方の職業が司会者であると当てて、とっても嬉しそうでした!

     お着替えの間には、スクリーンで過去の来日の際の映像が。クールだったりキュートだったり、Singtoさんの素敵な姿が次々と映し出され、懐かしさも感じながら堪能させていただきました。再び衣装替えをして赤いカウチン風カーディガン姿で登場すると、ファンからの質問コーナーに。

      Q今年叶えたい夢は何ですか?に対して「今年はもうステージのカメラマンになるという目標を達成してしまったんです。後輩アーティストのライヴ撮影をさせていただきました。その写真はフォトブックなどで使われるということです」と答えたSingtoさん。会場からは称賛の拍手! もう1つ、「もう1回、1人で日本に旅行で来ること」とファンにとっては嬉しい目標も教えてくれる。 また、小説好きで最近ハマっているという中国ファンタジー小説『重生之女将星』(中国語タイトル)についても、「空いている時間があればいつでも読みます。寝る前に読み始めて朝方になってしまうこともあります」と教えてくれた。

      続いては、ファンも協力して行なう“名探偵Singtoのカギを探して宝箱を開けろ”のコーナー。会場内に隠された6つのカギの中から本物の3つのカギを探して、ステージ上の3つの宝箱を開けることができたらクリアとなるゲーム。 1つめ、ステージに隠されたカギを瞬時に探し当てて宝箱を開けると、中にはSingtoさんが大好きなドラえもんのぬいぐるみが。2つめのカギは、2人のお客さんの椅子の下に隠されており、どちらかが正しいカギ。その席のお客さんと“あっち向いてホイ”で勝ったらゲットできるということで、Singtoさんは客席の通路に降りてきて…この時点でファンの方々は大興奮。カギが隠されていた席の1人めの方と最初は練習で…あっち向いてホイ! …負けてしまったSingtoさんだったが、本番では勝つという勝負強さ。2人めの方とは激戦の末に勝利! そのカギで宝箱を開けると、やっぱりSingtoさんが大好きなピカチュウのぬいぐるみが出てきて超笑顔に。 3つめは4桁の数字をヒントに答えを導き出す謎解き問題が出題されたが、こちらも難なくゲット。最後の宝箱にはコナンくんが! 嬉しそうな顔のSingtoさんを観て嬉しそうな顔をしているファンの方々…という幸福感いっぱいの光景が広がった。

     撮影タイム、ファンからのビデオメッセージを経て、最後のトークへ。 「日本のファンのみなさんとは結構な頻度で会えたらいいなと思っていますので、できればこれからも会いに来てほしいと思います。健康な限りお会いできると思うので、みなさん健康にも気をつけてください」

     ファンから拍手が贈られると、MCの星野氏は「最後はファンのみなさんとSingtoさんだけで…」と、ここで退場。

     「この歌は聴きなれているかもしれないですね。次回は新しい曲を持ってこれるように…何も準備はできていませんが(笑)」 そう言って会場の笑いを誘うと、流れてきたのはタイのアーティストLYKNの「Trust me」。再度客席に降りてきて、通路をゆっくりと歩きつつ、みんなの顔を見渡しながら、優しい笑顔で歌う。ラストはステージに戻って…「(日本語)ありがとうございます! またね!」と本日最高の笑顔で去って行き、拍手と感嘆の声がその背中を見送っていた。

     Singtoさんがファンをとても大切にしていること、お互いに“好き”という気持ちであること、一緒に過ごせる時間が至福であることを感じられる1時間半であった。

    Photo 大川晋児(Pickles) Text 三沢千晶

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