成績やスポーツにおいて、常に1位を取り続けてきた天才、シードーと、彼がいるせいで“万年2位”となり、シードーを激しくライバル視してきたシューイー。前作「We Best Love 永遠の1位」で、シードーはシューイーに幼少期から片想いをし続け、シューイーの熱い視線を受けるために1位を守り抜いてきたことが明かされ、2人は恋人同士に。
ラストは、家庭の都合で渡米するシードーとシューイーが愛のメッセージをやり取りするシーンで終わるのかと思いきや、5年後、社会人となった2人が再会し、シューイーがシードーを思いきり殴るシーンで終わっており…。今作、「We Best Love 2位の反撃」は、その5年後から描かれる続編となっています。実際にリアルタイムの配信では、この続編が始まるまで少し空きがあり、まさかのエンディングに「え、待って!? 何が起きたの!?」と、衝撃のまま毎日を過ごしていた人も多いはず…。
想いを確かめ合ったシューイーとシードー。しかし、アメリカと台湾という距離、なかなか届かないメールは、シューイーの気持ちを不安にさせていきます。シードーはどうして連絡をくれないのか…。
そんなある日、シューイーはサプライズでアメリカまで訪ね、驚かせようとするのですが、そこでは金髪の女性と、子供をあやしているシードーが…! 連絡が来なかった理由を悟ったシューイーは、諦めることを決意してしまうのです。
それから5年。シードーが社長を務める会社は、偶然にもシューイーの父親が経営する会社と合併。その合併担当は、シューイーで、シードーと再会し、前作「永遠の1位」ラストでの殴るシーンへと繋がっていくのです。
シューイーに思いきり殴られたシードーは、冷静に状況を受け入れ、この5年の説明もせず、シューイーの怒りを受け止めます。
どうしてあんなにもシューイーを想い続けていたシードーが連絡をよこさなかったのか、どうしてひとつも言い訳をしないのか、そしてあの金髪の女性は何だったのか…。ひとつひとつ、謎が解けていくと同時に、2人には、家族の問題が大きく立ちはだかっていくのです。
冷静でいたはずなのに、お酒に酔って取り乱しながら想いを伝えようとするシードーに胸が熱くなるはず…。どうしてこんなにも、含みのある言葉と行動をしているのか…。それがわかるほどに、彼の優しさと現実の厳しさに胸が苦しくなるのです。
愛があれば、それはすべて乗り越えることができるのか。相手を信じ抜くことができるのか。真実の愛とは――。
そして、今作では、2人が通っていた大学の校医だったペイ・ショウイーの前に、過去に学校を辞めるきっかけとなった問題児、ユー・ジェンシュエンという男が現れ…。
欠けたマグカップ、カップラーメンなど、2人の鍵となるアイテムが所々に散りばめられ、すべてが回収されていくシーンは圧巻&感涙!
ジェンシュエンは、偶然にもシードーの会社で働く優秀な人材ですが、異常なほどにショウイーに執着していて…。その理由は詳しく番外編で描かれているので、そちらも一緒にお楽しみください!
シューイーとシードーの恋を、粗っぽく、でもしっかりと後押しした校医、ペイ・ショウイー。
彼を演じたのは、大人の色香が漂うレイ・チャン(張睿家)。1985年3月31日生まれ。これまで多くのドラマに出演している、台湾を代表する俳優さんです。2006年に『花蓮の夏』で、金馬奨最優秀新人賞を受賞。こちらも素晴らしい作品なので、ぜひ観てみてください!! コロナ禍になる前は、日本でも数々のイベントをしていたからこそ、いつかまた日本でのイベントをしてもらいたいですね。
高校時代に助けてもらったショウイーを、親鳥を慕うヒナように追いかけ、急にいなくなった後も探し続けていたジェンシュエン。
ユー・ジェンシュエンを演じたのは、シー・チーティエン(石知田)。1990年12月10日生まれ。激しく、情熱的な感情の波を本当に切なく、苦しく、そして愛らしく演じていました。映画『軍中楽園』『恋恋豆花』『悲しみより、もっと悲しい物語』などで、その演技力を活かし、圧倒的な存在感を見せています。
この2人の物語もグッと引きこまれるお話になっています。1度観れば、何度でもリピートして観てしまう魔力を持つ、この「We Best Love」シリーズ。この2組の他にも、ほっこりするカップル達が登場しますので、ぜひ観てみてください!(Text → 吉田可奈)
★「We Best Love 永遠の1位」
★楊宇騰YUさん「Music Reviews」
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【Drama Information】
We Best Love 2位の反撃
Rakuten TVにて、全話配信中!!
配信ページ
https://tv.rakuten.co.jp/content/375719/
特設ページ
https://tv.rakuten.co.jp/special/wbl/
【STORY】
海外に行ったきりのシードー(リン・ズーホン/林子閎)を待ち続けたシューイー(ユー/YU)は、連絡を絶った彼を恨むようになる。5年後、帰国したシードーは、華聲と誠逸の合併で、誠逸の担当者として現れた副社長のシューイーと再会。その後、シューイーはシードーを故意に困らせる態度を取り続ける。一方、ショウイー(レイ・チャン/張睿家)の前には、ジェンシュエン(シー・チーティエン/石知田)という男が現れるが…。
2021年/台湾/全6話
シリーズ2 原題:「第二名的逆襲/Fighting Mr.2nd」/邦題「2位の反撃」
監督:ジャン・ルイジー(姜瑞智)
脚本:リン・ペイユー(林珮瑜)
出演:
高仕徳(ガオ・シードー)役:林子閎(リン・ズーホン)
周書逸(ジョウ・シューイー)役:楊宇騰(ユー/YU)
劉炳偉(リウ・ビンウェイ)役:羅德弘(エヴァン・ルオ)
石哲宇(シー・ジョーユー)役:李齊(リー・チー)
裴守一(ペイ・ショウイー)役:張睿家(レイ・チャン)
余真軒(ユー・ジェンシュエン)役:石知田(シー・チーティエン)
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