「Tharn Type」シリーズで爆発的な人気を得たMew。彼が新しく制作するドラマ「The Ocean Eyes」が、ついに撮影開始! awesome! WEBでは、タイで行なわれた制作会見や、Mewさんの独占インタビュー、さらに制作スタッフ陣へ行なったインタビューを3回に分けてお届けします!
今週は、主要キャストが参加した制作会見の詳細レポートを、当日の写真と共にお届け! この会見には、「Manner of Death」などのドラマで人気を博しているTulさんも同席。ますますドラマが楽しみになるインタビューをどうぞ!
■このドラマの会見にあたっての心境を聞かせて下さい。
Mew「すごく緊張しています。こんなに緊張するのは初めてというくらい! それと同時に、すごく嬉しいです。海外勢のメディアも来ていただいて本当にありがとうございます」
■Mewさんが代表として、このキャストのみなさんをどうスカウトしたのか教えてもらえますか?
Mew「この原作は、外国の作品なので、キャスティングはとても難しかったです。それぞれのキャラクターをどう表わしたらいいか、すごく悩みました。だからこそ、タイの中でもハイレベルの俳優さん達をスカウトさせていただきました」
全員「(手を合わせて)ありがとうございます!」
■すでにベテランの方もたくさんいらっしゃいますが…。
一同「(笑)」
Mew「いやいや、まだみんな若いですよ!(笑) 」
(後ろに立っていたベテラン俳優達を前に誘導)
■師匠というべき人達ですね。
Mew「はい。師匠達です!」
■どのように参加することになったのでしょうか。
Nino「P’Tang、話しちゃってください!」
Tang「この作品に呼ばれたことに対して、すごく驚きました。さらに、Mewは歌うのが上手だから、ドラマ業界に入ることに対して驚きましたが、Mewの夢を叶えたいからこそ、楽しみたいと思っています」
Mew「ありがとうございます」
Tang「Mewが俺とP’Noを信頼してくれるなら、この役をやって、力になりたいと思って出演を決めました。P’Tukkyもです」
Mew「もちろん、信頼しています」
Tang「全力で頑張るので、一緒に夢を実現しましょう! また、この作品は全世界の人にタイの俳優を知ってもらえるきっかけになると思いますし、タイのドラマも知ってもらえる作品になると思います」
Mew「ありがとうございます…。もっと緊張しちゃいました(笑)」
Tang「本当に!? (Mewの手を握る)みんなで応援するから、欲しいものがあったら頼んでいいからね」
■では他の俳優さんについても教えていただけますか?
Mew「まずは、Tulからいきましょうか」
Tul「(少し照れながら)こんにちは」
Mew「Tulに関しては、“この役のキャストは誰が良いだろう”とチームと話している時に、Tulのようなキャラクターが欲しいって言ったんです」
一同「わお!」
Tul「本当に⁉ そこまで思ってくれていたんですか⁉」
Mew「うん。それで連絡をしてみたんだけど、その時は勉強をしていたのかな?」
Tul「はい。勉強していて。僕の中からSence(役名)のキャラクターを見出してくれてありがとうございます。あとは、(Mewを指さして)この人と戦わなくちゃいけないキャラクターなんですが、僕はこの人にどうやったら勝てるかわからないんですよ。でも常に勝負をしているキャラクターです」
Mew「待って! あまりネタバレしないで!(笑)」
一同「(笑)」
Tul「すいません(笑)。でも、そんな感じです」
Mew「次はKitty役のLiuです」
Liu「kittyは医者特有のストレスを抱えているチームみんなのことを和ませる役割です」
Mew「すごく可愛いので、ぜひ応援してもらいたいですね」
■P’Singもお願いできますか?
Singto「このドラマは、“海を守る”というテーマを持つ作品だと認識してもらいたいです。このようなドラマをタイ人が作ろうとしていると聞いた時はとても嬉しかったですし、このプロジェクトに自分も参加したいと思ったので、より遠くへ行けるように(広まるように)サポートしたいと思っています」
Mew「“遠くへ”って、“追放”ってこと?(笑)」
Singto「“あっち行け~!”って感じかな?(笑)」
会場「(笑)」
Singto「僕は…朝、子供のためにごはんを買いに来たの。フードトラックが多いからさ(笑)」
会場「(笑)」
Singto「ごはんを買いに来たら、メイクの人に呼ばれて、クランクインの儀式に連れていかれて、ここにいることになったんだよね」
会場「(爆笑)」
Tukky「主題歌を歌っているんだよね? 自分の曲の宣伝に来たんじゃないの?(笑)」
Singto「僕も何をしに来たのかわかりません(笑)」
Tang「ちゃんと話しなさいよ(笑)」
Singto「せっかくここに来たから、P’Mewは何か仕事をくれるってさ!」
Mew「(爆笑)」
Tukky「P’Mewがそう言ったの?」
Singto「そう! 僕は2年くらい仕事がなかったんだけど、一緒にごはんに行って、お茶をしていたら、仕事を探してくれるって!」
Tang「Mewはどんな役をやってもらおうとしたの?」
Mew「P’は自分の役が何かわかりますよね?」
Singto「わからんよ~! だって僕は子供のためにごはんを買いに来たんだもん!(笑)」
会場「(笑)」
Mew「P’Singtoの役は、ちょっと秘密な役です。ここではあまり言えないので…」
Singto「もしくは、いない役かもしれない!」
Tukky「いるよ、いるから!(笑)」
Mew「僕は、P’Singtoの素顔はこの役柄にすごく合っていると思います。P’Tukkyは何の役? ヒロインだよね?」
一同「ヒロイン!」
■P’Tukky、旦那さんも連れてきてください。
Tukky「(Ninoを呼んで)旦那さん、こっちに来てください~。私達2人は、夫婦役をやっています。最初はN’MewからP’Tukkyに電話をかけてくれたんですが、すぐに断ったの。6年程演じてきてなかったから」
Mew「すぐに断られたよね?」
Tukky「そう。すぐに断りました。生まれてからドラマに出たことがないからね。あとは、自分で旦那を選ばせてくれてありがとう!」
会場「わお~!」
Nino「本当に、彼女が自分で選んだよ」
Tukky「選ぶポイントとしては、ダンディな男だけど、可愛い部分があって、奥さんのことが大好きな人。P’は奥さんのことを愛している?」
Nino「頑張る!」
会場「(笑)」
Tukky「今まで培ってきた演技に関することすべてをこのドラマのために全力で捧げますので、よろしくお願いします! P’Poom、このドラマでは2人はケンカするの?」
Poom「僕にとっては珍しい役ですね。「4KING」ではヤンキー役を演じたんですが、今回は医者の先生達を手伝う役なので、マジメさを出すためにたくさんの準備が必要でした」
■では女性陣に行きましょう。
Ahaye「この作品に出演できることが嬉しいです」
Mew「N’Ahayeはいろんな才能がある人です。演技も歌も上手にできる方なので、この作品に出演していただくことができてすごく嬉しいです」
Ahaye「ありがとうございます!(とっても嬉しそう)」
Mew「P’Jackに行きましょうか。キャスティングチームの評判はもちろん、演技についても本当に評価が高いので最高です」
Jack「でもインタビューが下手で…すいません(笑)」
Mew「いえいえ!」
■P’Beeもお願いします。
Bee「こんにちは。みなさんは覚えているかわかりませんが、私は子供の頃にドラマに出たことがあるんです。でもしばらく出ることがなかったので、呼んでいただいてすごく嬉しいです」
■さて、プロデューサーにもお話をお聞きします。今回の作品に協力した理由を聞かせて下さい。
プロデューサー「MewさんとマネージャーのTaszさんとお話をした時に、このプロジェクトに対する情熱をものすごく感じることができたんです。さらに、他ではやっていないような内容の作品だったので、関われて嬉しいです」
■撮影はタイ国内になりますか?
プロデューサー「ロケーションについては、バンコクと県外で撮影する予定です。プロジェクトの規模は…Very Big! Huge! 」
一同「(笑)」
■では最後にMewさんからメッセージをお願いします。
Mew「みなさん、「The Ocean Eyes」をよろしくお願いします! 海外からの最高のチームの協力と、タイ国内の最高の俳優達の協力をいただいた作品となります。このシリーズを通して、楽しさや感動、そして環境問題のことを伝えられたらと思います。年内にはタイ国内にてオンエアが始まる予定なので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」
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Text ⇒ 吉田可奈
翻訳=Pongsakorn Wongchankit
取材協力=千葉泰江、Chayanee Sookprasert (SWIM)
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【ライタープロフィール】
吉田可奈(よしだかな)
⇒ エンタメ系フリーライター。B-PASS、awesome!、ファッション誌ほかで執筆中。『2gether』をきっかけにタイBLの沼にドボン。報告・連絡・相談がウルトラ下手くそなカップルに萌えますが、毎回テレビに向かって「LINE使って!」と叫んでいます。オススメのタイBL教えてください。@knysd1980(著書本「うちの子、へん?」発売中!!) https://www.amazon.co.jp/dp/4594084079/
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