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    2023年4月29日 ONE N’ ONLY 新曲「Reflection」インタビュー

     2023年にデビュー5周年を迎えるONE N’ ONLY。歌とダンスを中心に活動をしてきた彼らは、節目の年にメンバー6人が主演を務めた映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』を公開し、更なる活動の扉を開けた。今回は、映画の反響と『ONE N’ ONLY 5th Anniversary「5 N’ 5」Project』の5ヵ月連続リリース第4弾、4月26日に配信リリースされる「Reflection」の話を訊いた。


    ■主演映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』の反響はどうだった?

    HAYATO「いつも応援してくれているSWAG(ONE N’ ONLYのファンの名称)のみんなも、観に行った感想とかをSNSで呟いてくれてたんですけど、すごく楽しんでもらえたみたいなので、嬉しかったです。あと、今回公開前から舞台挨拶をいろんなところでやらせてもらっていたので、映画を観る前と観た後での反響の違いとかも、リアルに体感できたことがすごく新鮮でした。今までやったことのない経験でもあったので、良い経験になりましたね」

    EIKU「上映後のみんなの表情を生で見れたのは本当にすごく大きな経験になったなって思いますね。舞台挨拶で登壇するのは個人的にも一つの夢だったりしたので、それも叶えられて嬉しかったですし、映画の内容が実際のONE N’ ONLYに近いこともあって、みんなすごく感情移入して観てくれていた感じも受けましたね」

    TETTA「特典会でもみんな感想を言ってくれてたんですけど、本当に何回も観てくれてるのが分かるくらい、すごく細部まで観てくれていて、めちゃくちゃ嬉しかったです。“ここの台詞がすごく良かった”とか、中には“私、6回観たんですよ!”って言ってくれてる子も居て、本当に愛されてるなって思いました。本当に嬉しかったなぁ」

    ■何回も観てくれた子達は、見方が変化したとかの感想はあった?

    TETTA「それ言ってましたね! 1回目に観た時と、物語の印象も少し変化したし、それぞれの細かい演技へのこだわりも感じ方が変わったって言ってくれました」

    ■6回観たってことは、一人ずつフィーチャーして観てくれたのかもしれないよね。

    KENSHIN「たしかに。6人の目線でね!」

    REI「さすがに6回も観てくれてたら俺達よりも知り尽くしてるかもね(笑)」

    NAOYA「台詞も完全に入ってるかもね(笑)」

    HAYATO「たしかに(笑)!」

    KENSHIN「今回アクションとかも初めてだったので、そこをみんな褒めてくれましたね。それと、やっぱり今回僕が演じた役が、喧嘩っ早くて、僕の言葉や行動をキッカケに乱闘シーンが始まるっていう流れが多かったので、僕自身の性格やイメージとかけ離れていたこともあって、それがすごく意外だったって言われました(笑)。カッコ良かったって言ってもらえたので、嬉しかったです(笑)。あとは、劇中のラップシーンも褒めてくれましたね。友達にも勧めてくれて、いろんな人達が観てくれてるみたいなので、ワンエンが広がったっていう印象ですね」

    REI「僕もKENSHINと同じく自分とはちょっと違う性格の役だったので、面白かったって言われましたね。“楽しかった”っていう声が多かったことは、本当に自信にも繋がったし、この6人で主演の映画をやれたという経験が本当に素晴らしいことでしたね」

    NAOYA「“感動しました”とか、“この映画を観て、迷っていたことを決断することができました”という感想を聞けたのは、本当に嬉しかったですね。悩んでいたことが、この映画を観てくれたことで払拭されて、前向きに頑張ろうって思ってもらえたことが、すごく嬉しくて。みんなのキッカケになれたことが本当に自分でも自信になったし、自分自身が前を向けた感じがしましたね。前向きになれたっていう意見が多かったです」

    ■それは一番嬉しい言葉だったよね。そして、今年はONE N’ ONLY5周年イヤーを迎えるという特別なアニバーサリーイヤーでもあるということで、『ONE N’ ONLY 5th Anniversary「5 N’ 5」Project』なるものもやってきているわけですが、その一環でもある5ヵ月連続リリースの3月シングル「We’ll rise again」についての反響も聞いていい?

    HAYATO「“We’ll rise again”は映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』の主題歌にもなっていて、“主題歌をやりたい!”っていう夢が叶った1曲でもあったので、すごく印象深いですね。何度でも立ち上がるという内容の歌詞が、映画の内容ともリンクしていたこともあって、メッセージ性がとても強い1曲でもあったと思います。MVは映画とはまた違ったイメージで作られていたりするので、どちらの世界観も楽しんでもらえてるんじゃないかな? って思ってますね」

    TETTA「このシングルでリリースイベントを久しぶりにできたというのもあったので、直接反響を聞けて嬉しかったです。背中を押す感じのメッセージ性が響いたって言ってもらえて嬉しかった」

    KENSHIN「“We’ll rise again”は映画の主題歌だったし、もがいてる感じが共感できたっていう声が多かったんですけど、今回カップリング曲もめちゃくちゃ人気で。“QUEEN”は大人な恋愛ソングで、“GIFT”は“My Love”に続くミドルテンポの王道J-POPラブソングだったりもしたので、シングルとして全部が好きって言ってくれてる人が多かったです。それぞれのいいところが詰め込まれていて、三者三様の魅力を感じてもらえてて嬉しかった」

    ■4月26日に配信リリースされる「Reflection」についても聞いていい?

    NAOYA「この曲はEIKUとTETTAが主体となって作ってくれた1曲なんです。2人が歌詞を書いてくれたんです」

    EIKU「“STARLIGHT~未来ノトビラ~”でも一度歌詞を書かせてもらったことがあったんですけど、“Reflection”は、TETTAと一緒に歌詞を書かせてもらったんです。歌詞の内容としては、僕達が普段レッスンしている鏡越しの姿と世の中に見られている姿が、上手く交差しないという、今の本音の気持ちを歌っているんです。ネガティブな部分もあるんですけど、過去は忘れて今を見ようというメッセージも込めています」

    ■ストーリーを語っていくかのような歌詞だなと。すごく温度を感じたよ。

    TETTA「僕的には、ラテンアメリカツアーをやるという挑戦とかも、世界にチャレンジしていくんだっていう目標の第一歩でもあるから、前向きに突き進みたいという気持ちがある一方で、いろんな葛藤やもがきが自分達の中にもあるので。そういう想いを、メンバーそれぞれが口にして、みんなで話しているリアルな情景も歌詞の中に入れたかったんです」

    ■ナチュラルな言葉で書かれているよね。

    TETTA「はい。最初は比喩的な言葉で書こうと思っていたんですけど、わりとストレートに伝えてる部分が多くなったんですよね。そんなバランスも考えながら書いていったんですけど、Dメロの部分の〈決して離れることはない 色を変えても〉っていうところは、海外にツアーに行ったり、世界を目指すことに対して寂しく思うファンの子達もいるから、そんな気持ちに対しての僕達の想いをメッセージとして歌詞にしたんです。海外に行ってもみんなのことは忘れないし、傍にずっといるからねっていう意味を込めて」

    REI「一読しただけで、自分達のことを書いた歌詞だなって分かったんです。でも、僕は最初〈繋いだ光と 光の中心は今 僕を隠してくれている〉っていう歌詞を読んだ時、何のことを言っているのかな?って考えたんですよね。でも、だんだんと想いと想いの交差に自分を隠せなくなっていくという情景が見えた時、本当にいい歌詞だなって思ったんですよね。リアルにそれを感じている2人だからこそ書けた歌詞だなって改めて思ったんです。情景は思い浮かびやすいけど、内面はもっと複雑な感じというか。そういう感じが伝わってきたんですよね」

    TETTA「そこ、本当に大切にした部分でもあったんです。〈僕を隠してくれている〉〈僕を起こしてくれている〉って歌ってきて、最後だけ〈僕らを照らしてくれている〉になっているんです。最初はグループみんなの壁ではなく、自分自身の問題で、自分と戦って、自分の中でもがいていたことが、最終的にはグループのみんなと一緒に光を目指して壁を乗り越えていくという、未来に繋げる歌詞にしたかったんです。ちょっとした言葉の変化で細かい心の動きを表わしていたりもするので、そんなとこも感じ取ってもらえたら嬉しいです」

    ■TETTA、REI、EIKUはヴォーカルを担当しているわけだけど、今回どうしてREIは作詞に参加しなかったの?

    REI「最初、僕も参加してたんです。最初の段階で僕は2人になんとなくの歌詞のニュアンスを送ったんですけど、2人とは少し違っていたんです。でも、2人の歌詞の方向性を見て、今回は絶対にそっちでまとめたほうがいいなと思ったこともあって、そこを尊重したんです。僕のテイストを入れてまとめるより、2人の歌詞でまとめたほうが絶対にいいなと思ったんです」

    ■任せられるというところも大きな成長の一つだったりするもんね。

    REI「そうですね。信頼してるからこそのことなので。結果やっぱり最高の形になったので、本当に満足してます」

    NAOYA「さっきEIKUも言ってたけど、“STARLIGHT~未来ノトビラ~”と同じく、メンバーが楽曲作りに関わっているという部分でも、より伝えたいことが深くなっているのかなって思いますね。楽曲的にはすごくキャッチーでもあるから、逆にワンエンっぽくなかったりもするんだけど、そこもいいのかなって思いますね」

    ■EIKUは作曲もしてるよね。楽曲面でこだわったところは? この楽曲は始まりと中盤から歌モノに変化する感じが特徴的だなと。

    EIKU「音周りはONE N’ ONLYの音楽プロデューサーのJUNEさんと一緒に作らせてもらったんです。音的に楽曲に深く関わらせてもらうことがなかったので、思い入れのある曲になりましたね」

    HAYATO「ちょっとリズミカルだよね。いつもはスピード感のある曲が多いけど、今回はいい意味でJ-POPに振り切っている感じが、歌詞にも合ってていいのかなって」

    KENSHIN「サビもキャッチーだしね。EIKUとTETTAが心の中にある言葉を代弁してくれたところも、本当に嬉しいし、特別な曲になりましたね。EIKUとTETTAらしいなって思いましたね」

    ■5月17日にリリースを控えるアルバム『Departure』の中では、1番J-POPだもんね。唯一と言ってもいいくらい。

    TETTA「そうですね。この曲、実は裏テーマがあるんですよ。5年間ONE N’ ONLYとして活動してきた今、昔よりも歌唱力が付いてきてるから、それぞれの歌唱力を引き出せる曲を作ってみようってところから始まったんです」

    EIKU「メロ重視でね」

    HAYATO「すごくフックになる1曲になったと思ってます」

    ■そうだね。4月からはラテンアメリカツアーで、5月からは東名阪ホールツアーも始まりますが。

    HAYATO「4月のラテンアメリカツアーは、ワンマンライヴということもあって、いろんな経験を持ち帰ったところを5月のツアーに繋げられると思っているので、楽しみにしていて欲しいですね」

    KENSHIN「絶対に何かを持ち帰ってこれると思うので、楽しみです。海外ツアーを成功させられたら、また一つ大きくなれるとずっと思ってきたので、ラテンアメリカツアーでの成長を見せつけられたらと思ってます!」

    NAOYA「でも、本当に改めてすごい時代だなって思いますよね。SNSで僕達のことを知ってくれた人達が待っていてくれる国にツアーに行けて、ライヴまでできて、幸せだなって思います。今回でブラジルに行くのは2回目ではありますけど、この先もどんどん広げていけたらいいなと思ってます。5月からのツアーにこの経験を持ち帰りたいです」

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    共通テーマ音楽コラム「あなたにとっての旅ソング」

    TETTA/Mrs. GREEN APPLE「Attitude」
    この曲を聴きながら、山梨までドライブしたいですね。家族でもよく行くんですけど、山中湖とか西湖とか、富士山がすごく綺麗に見えて大好きなんですよね。そこで温泉入りたいな。

    REI/MONKEY MAJIK「Around The World」
    ドライブにはぴったりな曲だと思うんですよね。これを聴きながら、海ほたるをドライブして海の景色を満喫したいですね。夏とか本当に気持ちいいと思います!

    EIKU/Florida Georgia Line「Cruise」
    この曲を聴きながらドライブするなら、海より山かなぁ。長野辺りまでドライブして、森林浴しながら山道をドライブして、一気に頂上を目指したいですね! 景色とか綺麗だろうなぁ。

    HAYATO/Creepy Nuts「のびしろ」
    ベタだけどこれを聴きながら勝鬨橋を通りたい(笑)。歌詞に具体的な場所が出てくるので、そこをリアルに通りながらドライブしてみたい。いつもその辺りを通るとこの曲を思い出すんです。

    KENSHIN/ moon drop「ラストラブレター」
    すごく明るい恋愛の曲なんですけど、この曲を聴きながら旅をしたいです! どこに行きたいかなぁ。熱海あたりかな。海沿いをドライブしながら温泉に行ってゆっくりしたいです!

    NAOYA/Snow Patrol「Chasing Cars」
    この曲を聴きながら朝焼けの静かな道をドライブしたいですね。僕、赤羽とか板橋のほうに抜ける高速道路辺りの川沿いの道を走るのが好きなんですよね。

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    【プロフィール】

    ONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)
    6人組ダンス&ボーカルユニット。世界各国から注目され、4月にブラジル3都市をまわる初のラテンアメリカツアーを開催した。音楽活動にとどまらず、3月10日にはグループ初主演映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』が公開。現在、5ヶ月連続リリースを行なっており、5月17日にアルバム『Departure』をリリースすることが決定している。

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    【MUSIC INFORMATION】


    配信シングル「Reflection」
    2023.4.26 Release

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    【クレジット】

    Photo ⇒ 大川晋児

    Text ⇒ 武市尚子
    Hair&Make-up ⇒  KABUKI RYOTA
    Styling ⇒ 植野堀 誠

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