今回は、「Gen Y The Series」を愛らしく、時に緊張感たっぷりに演じてくれた魅力あふれるキャストを紹介します。
まずは、工学部のイケメン新入生、マーク。大好きなキット先輩に忠犬のようにまとわりつく姿は愛おしさたっぷり。常に元気でいるからこそ、たまに見せる切ない表情がとても印象的でした。どんなに冷たくされてもアプローチするメンタルの強さはコンクリート並み！
黙っていれば最高にクールなのに、話し始めればおちゃめでいたずらっ子のような表情を見せるマークを演じたのは、“Kimmon”こと、Kim Varodom Khemmonta。1991年4月1日生まれ。「2Moons」（2017）でもMing役として、“Copter”と共にカップルを演じていました。役柄的にはCopter演じるキット先輩に同じようにアプローチしていくキャラクターなので、もう一度このやり取りが見られて嬉しいところ。さらには2021年にCopterと一緒に「Close Friend」で再共演しています。現在は2人でのお仕事が多いですが、30歳となった彼がどんな大人のお芝居を見せてくれるのか楽しみですね。
年下のマークにものすごい勢いでアプローチをされるも、冷たく突っ返すキット先輩。ツンデレの代名詞と言ってもいいほどの存在感でした。だからこそ、マークの見えないところで嬉しそうに笑う姿に萌えが爆発。終盤になるにつれて、優しくて甘いキット先輩がたくさん見られて大満足の人も多いはず！
前半は“ツン”が比較的多いため、怒った表情が多かったですが、物語が進むにつれ、どんどん表情が優しく、柔らかくなり…。そんな心の機微を見事に演じていたのは“Copter”ことPanuwat Kerdthongtavee。1997年1月31日生まれ。実際はマークを演じたKimmonよりもかなり年下だったことに驚く人も多いはず。「2Moons」（2017年）でも“キット先輩”を演じ、「Way Back Home the series」（2018）でも、今作に出演しているKimmon、Basと共に出演。所属しているボーイズグループのSBFIVEでは、作曲や演奏などもこなしているんだとか。
ふんわりかわいくて、彼のことを地球上の悪いもの、悲しいものすべてから守りたい人達の気持ちが炸裂するワユー。傷心からスタートするので、悲しい顔が多かったですが、徐々に気持ちが救われていく姿が描かれていきました。
思わぬ形で失恋し、いろんな人からのアプローチを受けながらも、タヌー先輩との絆を深めていく姿を繊細に演じていたのは、“Bas”こと、Suradej Pinnirat。1999年3月4日生まれ。「2Moons」ではWayoを演じていました。彼も他の出演者と同じく、「Way Back Home the series」(2018年)「Hotel Stars」（2019年）に出演。同じ事務所とはいえ、ここまでいろんな作品で同じキャストで出てくれるのは嬉しいですよね。「2BROTHERS」（2019年）ではまた違った、明るくて元気な役を演じるBasを見ることができます。
傷心したワユーがたくさんの人からアプローチを受ける中、さっとワユーの心を奪っていったのがタヌー先輩。静かで、大人で、他の学生とは違う憂いを帯びた雰囲気がとても魅力。
どこか影を背負いながら、静かに、ゆっくりとワユーへの恋心を募らせていくタヌーを演じたのは、“Dun”ことDun Romchumpa。1998年8月26日生まれ。今のところ目立った出演作が今作のみとなりますが、そのハンサムさとマジメさから、今後はどんな役を演じてくれるのかが楽しみです。今作はシーズン２がありそうな終わり方だったので、続編の公開があることを祈ります。
そして今作には、キット先輩の弟のパイ、その友人・セーンディーが登場します。パイは、運命を信じずにいましたが、タヌーと触れ合うことで予知夢らしき映像が見え、運命なのではないかと思いこみ…。対するセーンディーは後半につれ、不可解な行動を起こすようになり…。
この連載を読んでいただいている方なら“おっ!?”と思うはず。この2人が主演するドラマ（「THE MOMENT」シリーズ）と、キャスト紹介は下記でしているのでぜひ見てみてくださいね。（Text → 吉田可奈）
【Pon＆Bank出演ドラマ】
★「THE MOMENT～I need you」
★「THE MOMENT～Since」
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【DRAMA Information】
Gen Y The Series
U-NEXTにて、独占見放題で配信中!!
【配信サイト】https://video.unext.jp/title/SID0054343
制作国：タイ 全12話
キャスト： キムモン・ワロードン・ケンモンター、コプター・パーヌワット・カートーンタウィー
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【ライタープロフィール】
吉田可奈（よしだかな）
⇒ エンタメ系フリーライター。B-PASS、awesome!、ファッション誌ほかで執筆中。『2gether』をきっかけにタイＢＬの沼にドボン。報告・連絡・相談がウルトラ下手くそなカップルに萌えますが、毎回テレビに向かって「ＬＩＮＥ使って！」と叫んでいます。オススメのタイＢＬ教えてください。@knysd1980（著書本「うちの子、へん？」発売中!!）https://www.amazon.co.jp/dp/4594084079/
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