大手芸能事務所「アミューズ」所属の俳優が出演する恒例の感謝祭イベント『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”』（通称：ハンサムライブ）が2022年も開催され、12月29、30日の2日間で3公演を実施。ここではそのファイナルとなった、30日夜公演をレポートする。
今回は“原点回帰”をコンセプトに、5年ぶりの年末開催に加え、17年の歴史がある『ハンサムライブ』を初期から支えてきたメンバーも参加。30日は17歳から36歳までの総勢20名の俳優が、ステージで“歌って踊る”姿を通してファンを楽しませた。
会場のLINE CUBE SHIBUYAは、年末の忙しい時期にも関わらずグッズのペンライトやお手製のうちわなどを持ったファンで満員に。そこへついに“ハンサム”たちが登場する。
オープニングは生バンドの演奏に細田佳央太がドラムで加わるというスペシャルな幕開け。続いて「So Free!」「New Beginning」「Beautiful Stranger」と新旧のアッパーな“ハンサム”ナンバーを歌い踊りながら、1曲ごとにパフォーマンスメンバーを増やしていく流れで“ハンサム”たちがステージに集結。4曲目「Never Let Go！」で全員が揃い、全身ブラックの衣装に身を包んだ20人が横一列に並んだ光景はまさに壮観。観客は大声を出すことは禁止されているものの、ペンライトを振ったり、一緒に踊ったり、大きな拍手を送ったりと、全身を使って盛り上がっている。
「改めまして、『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”』にお越しくださいまして、誠にありがとうございます！ 2017年以来、久々の年末『ハンサムライブ』が帰ってきました～」
今回のMCを務める猪塚健太が口火を切ると、メンバーは一人ひとり挨拶を。「皆さんの熱量をこの時点でビシバシと感じています。細胞一つひとつをスパークさせて、この約3時間をスパーキングでお願いします（笑）」（水田航生）、「最高の夜にしましょう！」（細田）、「『ハンサムライブ』は参加型アトラクションですので、皆さん、油断せずに、観るだけでなくて参加してくださいね！」（甲斐翔真）などと、それぞれの想いを言葉にする。また猪塚とともにMCを務める新原泰佑は、タイトルの“ROCK YOU! ROCK ME!!”に込めた“ROCK＝ぶつかる”という意味を使い、「日頃の一年分の感謝を皆さんにぶつけて、そしてぶつかり合う。皆さん、ガンガンぶつかってきてください」と伝えた。
続いて、イベントは『ハンサムライブ』の奥深さも感じられた中盤ブロックへ。メンバーそれぞれの持ち味をアピールする楽曲を披露していく。今回が『ハンサムライブ』初参加となる青山凌大、岩崎友泰、東島京、山﨑光の4人は、「ガールフレンド」でそのフレッシュな魅力を発揮。「White Serenade」「桜の街」のバラード2曲は、それぞれ歌い手（甲斐、小関）とダンサー（平間壮一、新原＆東島）という編成で、曲の世界観を立体的に表現して各々の実力を存分に見せつける。対して、「振り向いて…トゥナイト」などのコミカルな楽曲では、笑いに貪欲なメンバーたちが活躍。富田健太郎が全力の変顔を見せたり、兵頭が最近のあだ名（雛鳥）を宣言したり、青柳塁斗が自ら筋肉キャラをいじったり、楽曲内にボケとツッコミを盛り込んでファンを楽しませる。さらに「THRILL」「Secret Kiss」の2曲は公演ごとにパフォーマンスメンバーをシャッフルするという試みも。最終公演では「THRILL」を細田、新原、小関、「Secret Kiss」を植原、青柳、平間、水田が担当し、同じ楽曲だからこそ際立つ違いを見せて、表現力が売りの俳優魂も見せつけた。
新曲「ハンサムサンバ」の振付レクチャー映像を挟み、カラフルな衣装に着替えたメンバーたち。映像では富田、猪塚、青柳が、“トミちゃん”＆“いづ子”＆“塁子”として『ハンサムライブ』では定番とも言える女装姿も披露し、会場の空気を温めたということで（ちなみに猪塚は10年ぶりのキューティーハニーならぬ“イノッティハニー”も再現！）、その雰囲気のままゲームコーナーに突入する。各公演、内容が違っていて、最終公演は“キュンファイDEATHマッチ”を行なう。これも『ハンサムライブ』では定番とも言えるゲームで、過去には数々の名場面も生み出している。メンバーはそれぞれ10人ずつの猪塚チーム、新原チームに分かれて、胸キュンシチュエーションを演じ、どちらのチームの方が“キュン”としたかを観客にジャッジしてもらう。しかし、告白する人とされる人は一人ずつにも関わらず、メンバーは10人もいるため、もはや人間ではない“電車”や“ドア”や“船”などの役柄も出てくるカオスな状況（笑）。そんな中、猪塚チームの水田が、女性役の山﨑に、松島を船首にしつつ〜からの壁にして壁ドンを。以前の『ハンサムライブ』で、松島を壁にして水田が小関に壁ドンをしたという、ファンの間では伝説となっている場面の再現でもあり、観客から笑いとキュンを獲得した猪塚チームの勝利となった。
後半戦は「ハンサムサンバ」から。メンバーは改めて観客に振付のレクチャーも行い、“ファンも一緒に楽しく踊れる”ことを念頭に作られた楽曲を、会場一体となって楽しく歌い踊る。だが、ステージ上段中央には、ただ一人、手を上に向かって広げたまま踊らない松島の姿が（笑）。かねてより“踊れない”を公言してきた松島は、敢えて踊らずに“サンバの神？”となった目立つ作戦で観客を楽しませる。上手な歌やダンスを見せるだけではなく、ファンを楽しませる、感謝を伝えることが一番とされる『ハンサムライブ』の信念に沿った演出とも言え、改めて、他にはないこのイベントの魅力も感じる。
新曲で盛り上がったあとは、「Feel The Same」「THIS IS THE TIME」「PARTY RIDE」「親孝行!!!」と、『ハンサムライブ』の定番曲を次々と投下して、会場の熱をさらに上げていく。本編ラストとなる「無礼講!!!」まで、メンバーは汗だくになりながら歌ったり、踊ったり、こぶしを上げたり、タオルを回したり……とにかく一生懸命にファンを楽しませながら、そしてきっと自分も楽しみながら、ステージを後にした。
しかしすぐにアンコールが起こり、ステージに戻ってきたメンバーは「Shall We Smile?」と再会を誓う「またね」を披露。その後、一人ずつ今回の『ハンサムライブ』を振り返る。
新人ハンサムたちはプレッシャーもあったのか、涙をこぼす場面も。「（これまでの）ライブを観てて、泣くわけないだろうと思ってたんですけど」と泣きながら言う山﨑に、昨年の初出演で大粒の涙を流した兵頭功海は「ライブは泣くでしょう」とツッコミを入れつつ笑顔で見守る。小関は「こうやって笑い合いながら、拍手しながら、同じ空間を、そして、一緒の時間を過ごせることが本当に貴重だと思っています」と改めてファンに感謝。さらに、太田はハンサムの新しい形の提案をして会場を沸かせる。そしてMCという大役も務めた猪塚が「皆さんの応援があるから、僕らはこうやって今、華やかな舞台に立たせてもらっています。俳優という仕事は本当に孤独だなと感じることが多いんですけど、でも皆さんのこういう熱い応援とかを感じると、頑張れるなという気持ちになります。皆さんの応援が願いです。いつまでも僕らの原動力であり続けてくれたら、本当に嬉しく思いますので、これからも末永く、メンバー一同、よろしくお願いします！ ありがとうございました！」と結んだ。
最後は「DEAR MY GIRL」。“♪これからもずっとその笑顔で 僕のそばにいて”と笑顔で歌うメンバーの表情がまぶしく、20人が集まって作った大きなハートに込めた想いは、ファンたちに伝わったに違いない。2023年もまた『ハンサムライブ』で会えるように、と。（Text → 瀧本幸恵）
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メンバーが登壇するスペシャルイベント「AFTER HANDSOME CINEMA TOUR “SHOW YOU! SHOW ME!!”」の開催が決定!!
＜日時／会場／登壇者＞
◆大阪会場
日時：2023年2月11日（土・祝）14:00開演／17:00開演
会場：ＴＯＨＯシネマズ 梅田（大阪市北区角田町7-10 8F）
登壇者：石賀和輝、東島 京、松島庄汰、水田航生
◆北海道会場
日時：2023年2月18日（土）14:00開演／17:00開演
会場：札幌シネマフロンティア（札幌市中央区北5条西2丁目5番地 JRタワー・ステラプレイス7F）
登壇者：青山凌大、細田佳央太、溝口琢矢
◆愛知会場
日時：2023年2月23日（木・祝）14:00開演／17:00開演
会場：ミッドランドスクエア シネマ（名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア商業棟5階）
登壇者：猪塚健太、岩崎友泰、新原泰佑
◆福岡会場
日時：2023年3月4日（土）14:00開演／17:00開演
会場：ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13（福岡市博多区住吉1-2‐22 キャナルシティ博多 内）
登壇者：小関裕太、兵頭功海、福崎那由他
◆広島会場
日時：2023年3月5日（日）14:00開演／17:00開演
会場：109シネマズ広島（広島市西区草津南4-7-1 アルパーク北棟3F）
登壇者：小関裕太、兵頭功海、福崎那由他
◆宮城会場
日時：2023年3月12日（日）14:00開演／17:00開演
会場：ＴＯＨＯシネマズ 仙台（仙台市青葉区中央3-7-5 仙台パルコ2 6Ｆ）
登壇者：太田将熙、富田健太郎、山﨑 光
◆東京会場 ツアーファイナル
日時：2023年3月15日（水）19:00開演
会場：丸の内ピカデリー（千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F）
登壇者：青柳塁斗、岩崎友泰、植原卓也、甲斐翔真、富田健太郎、新原泰佑、兵頭功海、平間壮一、福崎那由他、細田佳央太、山﨑 光
※開場時間は映画館によって異なります。
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
AFTER HANDSOME CINEMA TOUR “SHOW YOU! SHOW ME!!”サイト
https://liveviewing.jp/afterhandsome/
主催・配給：ライブ･ビューイング･ジャパン
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ハンサムメンバーが表紙を飾る「awesome! Plus Vol.14」が好評発売中!!
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https://awesomemagazine.jp/2022/11/18/awesomeplusvol14/
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【STAGE INFORMATION】
Amuse Presents 『SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”』
12月29日（木）～12月30日（金） LINE CUBE SHIBUYA
出演者：青柳塁斗（30日のみ出演）/青山凌大/石賀和輝/猪塚健太/岩崎友泰/植原卓也/太田将熙/甲斐翔真（30日のみ出演）/小関裕太/桜田 通（29日のみ出演）/富田健太郎/新原泰佑/東島京/兵頭功海/平間壮一（30日のみ出演）/福崎那由他/細田佳央太/松島庄汰/水田航生（30日のみ出演）/溝口琢矢/山﨑光
※五十音順
主催：アミューズ
HP https://www.handsomelive.com/2022/
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■配信概要
『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”』
全3公演 アーカイブ配信もあり。
・アーカイブ配信日時
【LIVESHIP/ぴあ共通】
12/29公演⇒ 2022年12月30日(金)0:00 ～2023年1月6日(金)23:59
12/30公演⇒ 2022年12月31日(土)0:00～2023年1月6日(金)23:59
※配信開始時間は変更の場合あり。
・チケット販売期間
【LIVESHIP/ぴあ共通】
2022年12月15日(木)12:00〜2023年1月6日(金)19:59
※利用可能な決済方法は各配信サービスを参照。
・オンラインチケット購入
【LIVESHIP】
「Amuse+会員限定 特典付き視聴チケット」及び一般視聴チケット販売
チケット販売はこちら→ https://liveship.tokyo/handsome2022/
【ぴあ】
一般視聴チケット
チケット販売はこちら→ https://w.pia.jp/t/handsome/
・配信限定特典
【LIVESHIP/ぴあ共通】
ライブ終了後に流れる「エンドロール」映像
【LIVESHIP】Amuse+会員限定 特典付き視聴チケット
・本編終了後特典映像「公演ごとに異なるメンバーによるミニアフタトーク」
・オリジナル視聴チケットNFT付き
※NFTについて詳細はLIVESHIPチケット販売ページを参照。
こちら→ https://liveship.tokyo/handsome2022/
※LIVESHIP・ぴあ共に「一般視聴チケット」では限定特典はありません。
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awesome! Plus Vol.14
好評発売中!!
A4サイズ／104ページ／¥1,400+税
COVER：猪塚健太×太田将熙×甲斐翔真×小関裕太×新原泰佑×兵頭功海×水田航生
アミューズ所属俳優による恒例のファン感謝祭「SUPER HANDSOME LIVE」（通称「ハンサムライブ」）。
今年は「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”」のタイトルで、2022年12月29日（木）30日（金）東京・ LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）にて、久しぶりの年末に開催される。
本公演の豪華メンバーの中から、猪塚健太さん×太田将熙さん×甲斐翔真さん×小関裕太さん×新原泰佑さん×兵頭功海さん×水田航生さんの7名が表紙に登場！
スペシャル撮り下ろしグラビア、新人ハンサムの岩崎友泰さんと山﨑 光さんも含むロング座談会による「ハンサムライブ2022」巻頭特集号をお届けいたします!!