FTISLAND、CNBLUE、N.Flyingなど人気韓国バンドが所属するFNCエンターテインメントが、新しいバンドを作る日韓合同オーディション『THE IDOL BAND ： BOY’S BATTLE』を開催。約９ヵ月間のオーディションの結果、日本人メンバー１人・韓国人メンバー４人のHi-Fi Un!cornが優勝！ 栄冠をつかみ取った5人にインタビュー。
■優勝おめでとうございます！ ３月にファイナルが終わり、現在の心境は。
崇人（しゅうと/Vo）「優勝が決まった瞬間はうれしかった半面、実感が湧かなかったです。でも、こういう取材などを受けたりして、少しずつ実感が湧いてきている気がします。今回惜しくも脱落してしまった人たちの分まで一生懸命頑張りたいです！」
ギユン(Ba)「優勝して本当に嬉しいです！初めてのことだらけで心配もありますが、僕たちの音楽をずっと届けていけるということがうれしいです」
■まずは、お隣のメンバー紹介をお願いします！
ギユン「ヒョンユルは、このバンドのビジュアル担当に加えて素晴らしいギターの実力を持っていて、編曲まで出来ます」
ヒョンユル(Gt)「テミンはフロントマンの１人で、ボーカルだけでなく良いチームワークを築いてくれる、なくてはならない重要人物です(笑)」
テミン(Vo&Gt)「崇人はまず日本人ということが大きな長所です。韓国語もミンよりも上手いし（笑）、本当にかわいらしい顔で、愛嬌も満載で、（同じボーカルとして）僕の弱点を埋めてくれる大切な仲間です」
崇人「ミンのドラムじゃなきゃ歌いたくないと思うぐらい大好きです。普段はギャグ担当みたいな感じなのですが、ドラムを叩くと別人のようなカッコよさがあって、いいメンバーに出会えたと思います」
ミン(Dr)「ギユンくんはいつも１人ずつ面倒を見てくれて、なんでも最初に動いてくれるし、僕たちを引っ張ってくれます。演奏面でも的確な指示を出してくれて、大好きです！」
■オーディションでは、韓国からFTISLAND、CNBLUE、N.Flying、日本からはKEYTALK、感覚ピエロとバンドの先輩がプロデューサーを務めましたが、アドバイスで印象深かったことは？
ギユン「優勝が確定したときCNBLUEのミンヒョクさんが来て、“祝福されるのもいいけれど、他の（脱落した）仲間たちにも素晴らしかったと、君から声をかけるんだぞ”と、言ってくださったんです。ああ、僕たちがするべきことはこういうことかと、初めて謙遜する心を学びました」
テミン「決勝が終わってから、CNBLUEのヨンファさんが“優勝が決まった今の情熱や興奮した気持ちを忘れずに走っていこう”とメッセージをくださいました。優勝できたことで満足するのではなく、もっと上を目指して頑張っていこうという意味が込められた言葉だったので、その言葉を心に刻んで、デビューしてからももっと頑張ろうと思いました。」
崇人「N.Flyingさんのチームだった時、体調を崩して高音が全然出ず、僕の歌うパートを変えることになったんです。その時にドンソンさんが、“悔しくないか？コンディションが悪いのもわかるけど、挑戦しないと何も変わらないよ”と声をかけてくださって。挑戦を怠ってはいけないという覚悟を持つきっかけになり、大きく変われました」
ヒョンユル「一番初めのキャスティング戦の評価で、他の皆さんは良い言葉をかけてくださったのですが、CNBLUEのヨンファさんだけ「ギターのトーンがイマイチだから直さないと」と、弱点を指摘してくださいました。おかげで伸ばすべき点を把握できて、頑張れました」
ミン「ファイナル課題曲のリズムが難しくて、CNBLUEのミンヒョクさんに相談したんです。リハーサルで間違いも多かったのに褒めてくださって、“後悔なく練習したことだけ出しきればいい”と言ってくださったことが記憶に残っています」
■オーディションを受ける前、皆さんにとって“バンド”とはどんな存在でしたか？また、アイドルバンドになろうと思ったきっかけは。
崇人「僕は絢香さんがきっかけで歌が大好きになり、K-POPに興味を持ってからはIUさんも大好きになったのですが、普段聴いている音楽が、Mrs. GREEN APPLEさんやSuchmosさんなど、ほぼバンドなんです。いま世界的に強いK-POPと、バンド文化が強い日本が合わさったら面白そう！僕がやりたい完全型はこのオーディションなんじゃないかと思って受けました」
ギユン「僕はバンドもライブも沢山やってきました。アイドルバンドを選んだ理由は、兵役で軍楽隊にいたとき、アイドル出身の方ともお会いしたんです。アイドルでもバンドをやって、ファンの方にも沢山出会えて、テレビにも出ている。こんな方法もあるのかと思っていたときに、このオーディションに出会えました」
ヒョンユル「僕はすぐ人に気を許せるタイプではなかったので、一人で音楽を楽しむために、アコギで全てのメロディを弾くソロのギタリストとしてバスキングなどしていました。でも、このメンバーたちと出会ってまだ2ヵ月しか経ってないのに、僕が心を開いているのも不思議で、家族みたいな存在にまた出会えた気がしたんです。一生ずっと共に生きてゆく、本当の家族のようなチームになれればなと思っています」
テミン「僕は中学がキリスト系で、学校の聖歌隊でリーダーを務めていました。イベントがあれば僕はギターを弾きながら歌って、ベースやドラムの人もいて、一緒に音楽を楽しんでいたんです。それがきっかけで、いつか音楽をするなら仲間と一緒がいいなと思い、自然とバンドに興味が湧きました。高校以降はColdplayやTHE 1975など欧米バンドにハマっていましたね。このオーディションは、自分の好きなバンドスタイルで歌える環境だったので挑戦しました」
ミン「僕が小学生の頃、ドラム奏者の父が、ドラムスクールでCNBLUEさんの曲を教えていたことからファンになり、僕もCNBLUEさんの曲でドラムを叩くようになりました。そして、父と音楽の話をしていたとき、一人ではなくバンドでやりたいと話したら、このオーディションを教えてくれて、今ここに居ます！（笑）」
■今後、どんなバンドになるのが目標ですか。
ヒョンユル「私たちのチームはハイクオリティーな音楽で、この時代のユニコーンみたいなチームになりたいです！（ここまで日本語）そして、いつか東京ドームを満席にしたいです！！」
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【共通テーマ音楽コラム「あなたにとってのラブソング」】
ギユン
CNBLUEさんの「이렇게 예뻤나（YOU’RE SO FINE）」です。ラブソングとしての歌詞も素敵ですし、サビのところのブラスサウンドが華やかで、ベースのスラップ音もカッコいいんですよ。本当に
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【プロフィール】
Hi-Fi Un!corn（ハイ・ファイ・ユニコーン）
TBS×韓国放送局SBS×FNC ENTERTAINMENTにより開催された日韓合同アイドルボーイズバンド結成プロジェクト『THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE』で優勝した日韓5人組バンド。メンバーは、オム・テミン（Vo＆Gt）、福嶌崇人（Vo）、キム・ヒョンユル（Gt）、ソン・ギユン（Ba）ホ・ミン（Dr）。
今後の活動はFNC JAPAN公式SNSをチェック。
[FNC JAPAN 公式Twitter] @fncmusicjapan
[FNC JAPAN 公式Instagram] @fnc_japan
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【クレジット】
Photo コザイリサ
Text 筧真帆
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