渡部秀×齋藤璃佑 ドラマL「キスは捜査のあとで」インタビュー

誰にでも優しい人情派刑事・多古井と、そんな彼に冷たく当たる毒舌エリート後輩・塩野。相性最悪のはずが、取調室で多古井は塩野に突然キスされて!? 人気BLコミックを原作としたノンストップ・ラブコメディドラマ「キスは捜査のあとで」でW主演を務めている渡部秀と齋藤璃佑は、秋田の同郷で共にジュノン スーパーボーイ コンテスト&特撮ヒーロー出身。齋藤にとって渡部は子どもの頃に観ていた憧れのヒーローで、渡部も齋藤のことは芸能界入りした時から知っているという縁のありすぎる二人だ。そんな彼らに撮影の裏側と役作りのこだわりを直撃。同じルートをたどってきた間柄ならではの自然体な空気感には、歳の差を超えた強い信頼がうかがえた。

■秋田出身でジュノンボーイから特撮ヒーローと、お二人には多くの共通点があります。となると、初共演でも現場で仲良くなるのは早かったりするんでしょうか?
渡部秀「やっぱり奥底に似ている部分が多いというか、自然とシンパシーを感じたりもするので、確かに普通に比べたら早いのかもしれないです」
齋藤璃佑「なんか言葉にはできない、心の底の共通点みたいなのはあるんじゃないですかね」
渡部「具体的に“これ”と言えるものはないけれど、何か通じるものだったり空気感は勝手ながら僕は感じています」
齋藤「そうですね。しかも本当に境遇が似ているんですよ。秋田出身で、高校生の時にジュノンボーイになって」
渡部「ジュノンボーイを受けたタイミングも同じ年の頃だもんね」
齋藤「高2でした」
渡部「俺も高2だもん」
齋藤「だから年齢は違えど、たどってきたルートがほぼ一緒なので、僕の未来の姿が秀くん!みたいな(笑)」
渡部「やめたほうがいいぞ! 修羅の道だぞ!」
■齋藤さんは過去に出演した特撮作品の動画インタビューでも「主演の渡部さんが秋田の先輩なので『仮面ライダー オーズ』は観てました」とおっしゃっていましたよね。そんな方が相手役と知った時は、やはり驚かれたのでは?
齋藤「そうですね。マネージャーさんに“相手役が決まった”と伝えられて、“誰ですか?”と聞いたら、“誰か当ててみて”って言われたんです」
渡部「クイズ形式(笑)」
齋藤「でも僕、正直そこまで役者さんに詳しくないんですよ。顔とかお芝居は見ていても名前まで知らない方が多いので、“僕が知ってる人なんて一握りしかいないから当てられないです”って返したら、“絶対知ってる。大先輩です”って言われたので“秀くんですか?”と。そしたら“そう”って言われたんで、“え、マジ?”っていうのが第一声でしたね。“まさか”と思いましたし、その動画インタビューもナチュラルに答えていただけなんで、僕は忘れてたんですよ。そしたら今回、共演するということでファンの方が見つけてくれて、それで自分でも”あ、言ってたわ”って思い出したんです」
渡部「その話、俺は初めて聞いたの。“先輩だから観てました”っていうのも、よくあるおべっかだろうと思ってたら、実際に動画で言ってたので、本当に好いてくれてたんだなぁって」

■渡部さんのほうは、もともと齋藤さんの存在はご存知でした?
渡部「もちろん。ジュノンボーイを獲った時も地元で話題でしたし、事務所選びだとかのアドバイスがほしいということで、お互いの親が連絡取り合っていたんですよ。だから、今回共演が決まった時は“おお!”と思いましたね。同時に、原作の人気が高いのも知って、すごくプレッシャーも感じました。やっぱり原作のあるものって、いろんなハードルがあると思うんですよ。特にマンガ原作となると、ビジュアル先行なので、そこが一つ難しいハードルになる。まずはビジュアルが出た時に、どんな反応をいただけるだろうか?というのは、ある意味覚悟してました。お褒めの言葉だけじゃなく、厳しい言葉も受け止めようと」
■実際ティザー画像が公開されたら、“まさに多古井と塩野そのもの!”と大評判でしたよね。
渡部「ありがたいですよね。それぞれのキャラクターはもちろん、ビジュアル撮影した時に自分でも二人で並んだ時のバランスがいいなと感じてました。それが自信に変わって、何も臆さず、ひたむきに演技してみようという気持ちになれましたね」
齋藤「ビジュアルを寄せるという意味では、僕は下まつ毛にマスカラをつけております」
渡部「今日もね」
齋藤「はい。人生においてマスカラなんてものをつけることがなかったので、ちょっと嬉しいですよね。ネイルをしたり、まつエクみたいなところに行ってテンションが上がる気持ちがわかりました。メイクが終わって自分でまつ毛を見ると“おお、いいね”って、なんかスイッチが入るんです」

■齋藤さんはドラマ初主演になりますが、周りからどんな反応がありました?
齋藤「僕はプライベートの友達には“用事のない時は連絡しないでくれ”って言ってるんですよ」
渡部「そうなんだ」
齋藤「メッセージでのやりとりが、僕、あんまり得意じゃなくて。本当に用事のある時は電話が一番早いし、楽じゃないですか。なので、身近な友達は誰も反応してくれなくて、会った時に“次、主演やるらしいじゃん”って言われたくらいですね。でも、ファンの方からは、本当にすごく反響がありました! 周りにBL作品に出演している俳優も多くて、“璃佑くんは、いつBLやるんですか?”みたいな空気もあったんですよ」
渡部「みんな待ってたんだ」
齋藤「そうですね。僕が出ていた特撮のメンバーも、もう2人BLで主演やってますし、もう1人も今、別のBLドラマにメインキャストで出てるので。だから今回、主演で出演します、お相手は秀くんですって発表されたら、もう、すごく喜んでもらえました」
■渡部さん演じる多古井平助は街の人々に愛される人情派刑事、齋藤さん演じる塩野秀はクールなツンデレ後輩ということですが、演じるにあたってこだわっていることを教えてください。
渡部「僕、地声が低いほうなので、セリフを発するときに声のトーンは上げていますね。あとは、気を抜いちゃうと暗いほうの自分が出ちゃうかもしれないので、テンション上げめで熱量高く演じるようには心がけてます。そこは自分の中でも薪をくべてるのかもしれない」
齋藤「僕は、まったく表情が変わらないままにはならないように心がけています。塩野はクールなキャラですけど、常に同じ顔をしている印象は残したくなくて。かといって多古井ほど感情表現が豊かではないので、目線の運び方だったり、ちょっとした顔の動きで感情を読み取っていただけたらいいなと。でも、感情が出ているようで出ていないお芝居だとか、出してないようで実は心の底から滲み出ているものがあるとかって、すごく難しいんですよ! 僕が今まで演じてきたのが、どちらかというとおバカな三枚目みたいなキャラが多いので、そっちの片鱗を出さないように気をつけてはいますね。嫌な奴にはなりたくないですし」
■塩野は、多古井が好きゆえに冷たい態度を取ったりする、いわば“こじらせている”キャラなので、一つ間違えると“なんなんだコイツは?”と敬遠されかねないですもんね。
齋藤「そうなんですよね。そこが難しい! なので、絶妙なラインにスッと入っていければいいなと」
渡部「塩野は難しいよ。ホントに」

■ちなみに多古井と塩野、ご自身は強いて言えばどちらのタイプでしょう?
渡部「それ、逆じゃないかな?って思う時もあるんですよね。演じてる塩野はクールだけど、璃佑くん、結構ひょうきんなところもあるし。だから、演じる役が逆でも楽しかったかもしれない」
齋藤「そうですね。本当に真逆というか、落ち着きがないタイプなんで(笑)」
渡部「落ち着きがないわけではないけど、“やっぱり等身大の22歳だな”って嬉しくなる部分も結構あるんです。この前も、控室で地元の高校野球の試合に釘付けになっていて、意外に熱くなる部分もあるんだなぁって」
齋藤「僕の母校が地方予選で結構いいところまで行って、しかも、地元である横手市の高校が甲子園に行くことになったんです。僕、横手市のふるさとアンバサダーもやっているので、これは観ておかないといけないなって。でも、秀くんもサッカーのワールドカップをずーっと観てるんです。“ちゃんと寝てる? 身体、大丈夫なの?”って心配になるんですよね」
渡部「いや、今回の開催地が北中米なので、時差で試合のタイミングがちょうど入り時間とか、ロケバスでの移動中に重なるんですよ。俺、一回目が覚めたら仕事が終わるまで寝たくない人なので、ロケバスの中でも寝ないし、ちょうど観ていられるんですね。だから、たぶん俺に時間を合わせてくれたんだな」
齋藤「ワールドカップ側が(笑)」
渡部「だって、もうロケバスの時間にドンピシャだったじゃん。ちょうどメイクが終わってスタンバイになる頃に試合も終わるから、ちょうどよかった」
■“逆”ということは、齋藤さんから見ても、渡部さんと多古井の共通点って、あまり見つかりませんか?
齋藤「いや、人に害を与えない“人たらし感”みたいなところは共通点じゃないかと思っています。楽しくお仕事をしたいという気持ちから気さくに話しかけてくださいますし、スタッフさんに対しても優しくて、常に現場の空気を作ってくださる。でも、その陽気さは表向きな部分で、根っこは落ち着いていて、しっとり系なのかなと想像したりもしますけど」
渡部「そうね」
齋藤「僕も、本当に仲のいい友達と一緒にいる時は喋らないんですよ。基本的には無口なので、そこは塩野に似てるのかもしれないです。ただ、そういう友達は本当に数少ないですし、基本的には楽しく過ごしたいので、大多数に対しては多古井側の顔を見せてますね」
渡部「表向きの性格が多古井って感じ?」
齋藤「そうですね。表向きは多古井、家族とか本当に心の底から打ち解けられる人間に対しては塩野」
渡部「それは僕らに限らず、この業界にいたらみんなそうなんじゃないかな? ぶっちゃけ、そう思っちゃう」

■もう少しパーソナルを深掘りしていきたいのですが、お二人とも音楽好きということなので、好きなアーティストと音楽を聴く時のポイントを教えてください。例えばサウンドなのか、歌詞なのか。
渡部「もちろん歌詞も見ないわけではないですけど、僕は音主体で聴いていることのほうが多いですね。耳触りの良さだったり、好みのテンポ感だったり、転調だったり。たぶん自分の中に好きなリズムがあるんです。昔からBUMP OF CHICKENの大ファンなので、一番好きなアーティストはBUMP OF CHICKENですね。ただ、小中学生の頃はモーニング娘。の写真集を買ったりDVDを買い漁っていたので、今回、江川(まり子)役で共演している工藤遥ちゃんとは、その話もしました。最近は結構Juice=Juiceを聴いてます。つんく♂さんイズムは、もう本当に神!」
齋藤「僕は、めちゃくちゃ歌詞派ですね。THE BLUE HEARTSがずっと好きなんですけど、そのきっかけになったのが『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』っていうマンガなんです。高校の先生にジミヘン(ジミ・ヘンドリクス)が憑依するっていう面白い話で」
渡部「すごいマンガだね」
齋藤「それで文化祭でライブをするシーンに、見覚えのある歌詞が出てきたので“何の曲だっけ?”と調べたら、THE BLUE HEARTSの『TRAIN-TRAIN』だったんです。で、文字だけ追いながら“めっちゃいい歌詞だな”と思って、サビの文字が目に入った瞬間に音楽がバーン!と頭の中に流れてきた時の感動がすごくて! 音じゃなく文字で読んだ時に、心から“いい曲だな”と感じられるのって、本当にいい曲の証拠じゃないですか。THE BLUE HEARTSって一番ロックで、一番切なくて、一番愛にあふれていると思ってるんですよ。だから僕はTHE BLUE HEARTSが好きなんです」
渡部「ごめんなさい、僕も歌詞派にしといてください!」
■いえ、曲派で大丈夫ですよ! ところで、齋藤さんは渡部さんのことを“秀くん”と呼んでいるんですね。
齋藤「そうです。ありがたいことに」
渡部「むしろ、こっちから“呼んでよ”って言ったので」
齋藤「もちろん最初は“秀さん”だったんです。ただ、僕も距離感を掴みあぐねていて、1回だけポロッと“秀くん”と言ったことがあったんですね。そしたら“あの時、秀くんって読んでくれたのに、また秀さんに戻って、俺、ちょっと悲しいんだけど”と言われたので、遠慮なく“秀くん”呼びになりました。まぁ、もしかしたらまた変わるかもしれないですけど」
渡部「そのうち“秀”って呼び捨てにされて、俺が“璃佑さん!”って逆転する可能性も……」
齋藤「あるかもしれない(笑)。でも、一緒にお芝居させてもらっていると、本当に“さすがだな”と思うところがたくさんあるんですよ。そこは学ばせていただきつつ、今の自分じゃまだ追いつけないな、頑張りたいなという思いでお芝居させていただいていますね」

■ドラマ放送もいよいよ後半戦に入っていきますが、ひとまず前半までで印象深かったシーンや、観るべきポイントを教えていただけますか?
渡部「一つ面白かったのが4話のラスト、水族館のチケットを多古井が塩野に渡すシーンですね。璃佑くんの胸元に俺がチケットを差し出すんだけど、カメラのアングルと距離感の問題で、絶対に無理な角度から手を出さなきゃいけなかったんです。なので、俺が“ジョジョ立ち”みたいな感じで身体を捻って、なんとかクリアしたという」
齋藤「あれは大爆笑でしたね! 監督も秀くんの格好を見た瞬間に“ガハハ!”と大笑いしてましたから」
渡部「そう。えげつない角度から手を出してたので」
■そんな爆笑ポーズを取っている渡部さんから、齋藤さんはチケットを受け取らないといけなかったわけですよね?
齋藤「だから僕、もうチケットしか見てないです。ああいうのに弱いんですよ!」
渡部「璃佑くん、ちょいちょい笑ってたもんね」
齋藤「ストーリー的なところで言うと、1話から4話にかけて、二人の関係性がいろいろと変わっていくんですよ。心の距離も含めて遠く見えていたのが、実はだんだんと近くなっていく二人の揺れ動く気持ちの変化を楽しんでいただきたいですし、周りのキャラクターも本当にいい味出しているんですよね。終始コメディチックなので、笑いあり、時には涙ありで観てほしいなと思ってます。6話には多古井のすごくいいシーンがあって、渡部さんのお芝居を見て監督が泣いてたそうですから」
渡部「その話、俺は後から聞いたんだよな」

■つまり5話以降の後半戦では、結構感動的な展開もあるのでしょうか? ジョージ(渋江譲二)や大前田(小方蒼介)といった、新たなキャラクターの参戦もあるようですし。
渡部「中盤から後半にかけて波乱の展開になっていく、その起爆剤になるシーンがお互いにあるので、特に5話から7話は注目ですね。それを経ての展開もすごいことになってくるので、二段階で“お楽しみに”って感じです。特に塩野は、大前田が加わることによって、感情がどんどん表れるようになってくるんですよ。そこは僕も映像で観るのがすごく楽しみです」
齋藤「演じていても楽しかったですよ。なかなか感情を発散できない役柄なので、感情を出していいシーンはもう、かなり楽しかったですね」
■逆に、大変なことは?
渡部「正直、特にないですね」
齋藤「あれじゃないですか? 2話ラストの走るシーンとか」
渡部「物理的には大変だったけど、そんなめちゃくちゃ長いシーンでもないので。楽しかったですよ」
齋藤「僕も、今のところ“これ”といった苦労はないかもしれないです。1日撮影が終わると、もちろん疲れているんですけど“今日も楽しかった”って言って帰れるので、楽しくお仕事させてもらってますね。身体がそんなに柔らかくないので、2話の告白シーンでの足ドンで股関節が痛かったくらい」
■楽しい現場で何よりです。では今回の出演も踏まえ、今後挑戦してみたい役柄だったり、役者としての目標は何でしょう?
齋藤「この2年で警察官役は3回目なので、ゆくゆくは警視総監を!ともファンの方には言われていますし、それは、ある種の目標としてありますね。あとは、警察に限らず消防士、自衛隊、教師とかの公務員を全制覇とか」
渡部「似合うだろうなぁ」
■動画インタビューでもご自身を“警察官顔”とおっしゃってましたが、公務員が似合うと言われるのはなぜなんでしょうね。
齋藤「僕のほうが聞きたいですね。きっと何かあるんでしょうけど」
渡部「やっぱりあれじゃないですか。嫌みのない顔であり、なおかつ堅さと信頼性があり、染まりきってない感じもあり、程よい茶目っ気があり。“この人に委ねたら、100点を取ってくれるだろう”っていう安心感があるんですよ」
齋藤「なんと。めっちゃ褒めてもらいましたね、嬉しいです! でも、僕は本当に経験もキャリアもまだまだなので、何でもござれ!ですね。逆に指名手配犯とか狂気的な人間とか、めちゃくちゃ悪いやつもやってみたいです」
渡部「三十代になって、僕は悪い役が増えてきた気はしますね。二十代の時は、それこそ璃佑くんみたいに好青年な役柄が多かったんですけど、最近はニコニコしながら人を痛めつけるみたいな役柄が多くなってきたんで、そういう闇のある役、陰のある役に今は比重を置いているというか。積極的にやっていきたいとは思っています」

■撮影も終盤とのことですが(取材時)、撮影前のインタビュー動画では夏の目標として「一緒にお酒飲みたいとか」とか「流しそうめんをしたい」とおっしゃっていましたよね。そちらは叶いました?
渡部「ご飯には行ってお酒も飲んだし、カラオケも行きました。それこそTHE BLUE HEARTSを歌ってたっけ?」
齋藤「尾崎(豊)歌いました」
渡部「そうだ、尾崎だ。璃佑くん、結構渋い歌を歌うんですよ。たしか『I LOVE YOU』だったよね?」
齋藤「はい。あとは『十七歳の地図』とか『Forget-me-not』とかも好きですね。やっぱり尾崎はカッコいいんですよ!」
渡部「話を戻すと、やっぱりインドアな二人なので、何かアクティブなことを撮影終わりにやってみたいですね。流しそうめんなのか、バーベキューなのか、何か夏っぽい思い出を1個作ったら楽しいんじゃないかな」
齋藤「ビアガーデンとか」
渡部「ああ、いいね。ビアガーデン、行きます!」


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■共通テーマ音楽コラム「MY FAVORITE MUSIC VIDEO」■
渡部秀/Saucy Dog「ゴーストバスター」
僕自身が出演しているMVで、夢をあきらめてくすぶっていた青年が、音楽をきっかけに奮起し、また夢を目指すようになる……という物語仕立てになっているんです。それが当時の僕にとっては等身大だったんですね。いろんな狭間で悩んでいた時期に彼らと出会えて、未だに仲良くさせていただいてますし、今や『NHK紅白歌合戦』にも出て有名になっていますが、僕の中ではずっと心に在るバンドです。
齋藤璃佑/Jamiroquai「Virtual Insanity」
全然世代ではないんですけど、お笑いか何かで「ジャミロクワイか!」っていうツッコミを見た時に「何だろう?」と疑問に思って調べたんです。そしたら、すごく面白い動きをしていて、あ、こういうのを知ってる人間ってカッコいいのかなと。ああいう動きを小ボケで入れて、誰かに突っ込まれたりしたら知的に見えるのかも?と思った……っていう、不純な理由です(笑)。
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■プロフィール■
渡部秀
わたなべしゅう。1991年10月26日生まれ。秋田県出身。2010年、「仮面ライダーオーズ/OOO」で連続テレビドラマ初主演。近年の出演作は、ドラマ「俺たちバッドバーバーズ」「バツコイ」「続・BLドラマの主演になりました」、映画『中山教頭の人生テスト』、舞台『はがきの王様』など。
齋藤璃佑
さいとうりゅう。2004年6月16日生まれ。秋田県出身。2023年、「ブラザー・トラップ」でドラマ初出演。近年の出演作は、ドラマ「爆上戦隊ブンブンジャー」「おいハンサム‼2」「新東京水上警察」「今から、親友やめようか。」など。今後は、10月期日本テレビ系ドラマ「俺たちの箱根駅伝」が控えている。
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■クレジット■
Photo 山下深礼(PROGRESS-M)
Text 清水素子
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■DRAMA INFORMATION■

ABCテレビ(関西ローカル)にて、毎週日曜 深夜0時10分~放送中
TVer・ABEMAで見逃し配信、FODでは独占見放題配信中
原作:すう『キスは捜査のあとで』 (Jパブリッシング)
脚本:村田こけし
演出:大内隆弘、浅見佳史
プロデューサー:藤田洋平、寺川真未、川西琢(ABCリブラ)
出演:渡部秀、齋藤璃佑、工藤遥、金井勇太、ドロンズ石本、矢柴俊博、菊川怜 他
主題歌:OCTPATH 「なつめき」(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)
オープニング曲:THE SUPER FRUIT「推し変禁止条例」(Polydor Records)
制作協力:ABCリブラ
制作著作:ABC
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